等身大バッシュ人形とは、ダルマスカ王国で名将とうたわれたバッシュ=フォン=ローゼンバーグ将軍を讃えて作られた、まるで本物であるかのような大きさやきめ細かい作りに匠の技がうかがわれる等身大の人形のことである。
概要
FF12の主要キャラであるバッシュは、やりこみプレイヤーの間では「活力が低い」と言う事に定評のあるキャラである。本来活力とは、有効ステータスの効き目の長さ、有害ステータスの効きにくさや治りやすさに影響するため、高ければ高いほどありがたいステータス値であるが、バッシュはその活力の「低さ」を逆に買われている。
その有効活用法で特に知られているのが、等身大バッシュ人形である。類義語に「等身大バッシュ像」と言う戦法も存在する。
等身大バッシュ人形は、単なるネタプレイとしてではなく、非常に有効な戦法の一つとして数々のプレイヤー達に貢献している。特にこの戦法は、FF12の中でも3強と名高いオメガmk.ⅩⅡでさえも通じる戦法である為、これからFF12をやりこむプレイヤーの方でも是非覚えておきたい戦法である(関連動画参照)。
作り方
- 作り方
1.バッシュ=フォン=ローゼンバーグ将軍にリバースをかけ(またはリバースの魔片を投げつけ)、「逆転」状態にする。
2.逆転状態の将軍にストップをかけ(またはニホパラオアを装備しクロノスの涙を投げつけ)、逆転状態を維持した状態のままで「ストップ」状態にする。
3.完成です。
解説
ストップという状態異常は、対象のキャラクターの時間が止まっている状態異常の事であり、全ての戦闘コマンドが使えない状態となってしまう為早期対処すべき状態異常と思われがちである。
しかし時間がとまるというのは、単に行動するのに要される時間が止まるだけではなく、有効ステータスであれ有害ステータスであれその効き目が切れる時間も止まっている。
つまり、一定時間がたてば効果が消えてしまうもの(有効ステータスならばプロテス、シェルなど。有害ステータスならドンムブ、ドンアクなど。)も、ストップも合わせてかかっている場合、ストップがかかり続けている間はずっとその効果が維持し続けるという事になる。
これを利用すると、長くても2、30秒程しか保てない逆転(ダメージが回復、回復がダメージへと逆転する効果)でも例外なく適用されるため、
逆転の効果が続く時間 ≒ ストップの効果が切れる時間 + 残りの逆転の効果の時間
と言う事になり、ストップが切れるまでの間はどれだけ殴り続けられても平気と言う事になる。(当然ポーションなどを投げつけられればダメージとして食らってしまうが)。したがって、逆転+ストップにかかったものが敵の全ターゲットを受け持てば、残りのメンバーが敵のターゲットの感知外から攻撃をしやすくなる状態が生まれる。
さらに、ストップはかけなおし(ストップ状態のターゲットに再度ストップ、またはニホパラオア+クロノスの涙をかけると、ストップが切れる時間が延長するという事)が出来る為、ガンビット設定によっては半永久的に逆転状態が続くということも可能である。
そして、バッシュ将軍はその活力の低さから、ストップ(一応逆転も)の効果が切れるのが一番遅いという事からパーティーの中で最も安定して逆転状態が続く為、よく彼が逆転+ストップのターゲット対象として採用されている。
ただし、当のバッシュ将軍本人はストップ状態の為、ストップかけなおしはおろか攻撃や移動さえもする事が出来ず、なおかつストップは副作用として「おとり」状態が無効になる効果もある為、必然的にチームプレイが要求される。特に、相手の攻撃の反動によってバッシュ将軍が後ろに下がる(ノックバック効果)こともしばしばあるので、ストップ維持役の他に等身大バッシュ人形を敵のターゲットとなりやすい目的地に設置したり、後ろに吹っ飛んでしまった場合その位置に運搬し直したりする役など、普段考えもしない役柄が必要となってくる事にも注意したい。
関連動画
作り方解説動画
実用例 長期戦を要求される戦闘で永久機関を作り出し敵をハメる状態にするためか、ストップ維持役にはハンディボム系武器+スタンボムを等身大バッシュ人形に向け使わせるケースもある。
関連商品
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関連コミュニティ
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関連項目
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