粟田口派とは、鎌倉時代初期~中期にわたり最も栄えた、京都の粟田口を拠点とした刀工集団である。
ニコニコ動画界隈ではほぼ、ブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場する粟田口派の刀工から作られた刀剣男士たちを指す呼称として使われている。
刀剣乱舞において
2017年11月時点で16名が該当する。
ゲーム内でもっとも人数の多い刀派である。
刀工・粟田口吉光の作である刀剣男士は公式で「藤四郎兄弟」と呼ばれている。
粟田口派には天下五剣の一つ、刀工・粟田口国綱作の鬼丸国綱も含まれており、実装が期待されている。
ちなみに、審神者(刀剣乱舞)のことを「大将」と呼ぶ厚藤四郎・後藤藤四郎・信濃藤四郎・薬研藤四郎は、非公式ではあるがユーザーからは「大将組」と呼ばれる。
後藤藤四郎は手合わせの際に、短刀の藤四郎兄弟と組み合わせた場合に特定のグループ分けで特殊台詞を発する。それを元に、ユーザー間では短刀の藤四郎兄弟のうち、乱藤四郎・厚藤四郎・後藤藤四郎・信濃藤四郎・薬研藤四郎を「年長組」、平野藤四郎・前田藤四郎・秋田藤四郎・博多藤四郎・五虎退・包丁藤四郎・毛利藤四郎を「年少組」とグループ呼びすることがある。
粟田口派の刀剣男士
粟田口国綱の作
鬼丸国綱
未実装
粟田口国吉の作
23番 鳴狐
お供の狐を連れており、好き以外の感情表現のほとんどを狐が行う。
それを見て周囲が驚くことを密かに喜んでいる。甲高い声でよく喋るのがお付きの狐。本体の青年はほとんど喋らない。
詳しくは→鳴狐(刀剣乱舞)
粟田口吉光の作
25番 一期一振
短刀作りの名手として知られる粟田口吉光の唯一の太刀。
藤四郎兄弟からは「いち兄」と呼ばれ慕われている。弟達を気遣う良き兄といった性格。手合わせで藤四郎兄弟と組むと特殊会話が発生する。
詳しくは→一期一振(刀剣乱舞)
27番 鯰尾藤四郎
元は小薙刀だったが脇差へと磨上げられた。
燃えたことで記憶の一部を失っているが、前向きに努める。近侍ボイスは全刀剣男士でも屈指のスキンシップ率。審神者に触られたら触り返す。内番では時にお茶目な面も。
詳しくは→鯰尾藤四郎(刀剣乱舞)
29番 骨喰藤四郎
元は薙刀だったが脇差へと磨上げられた。
記憶をほとんど失っており、感情に乏しく、口数も少ない。世話を焼いてくれる鯰尾のことは信頼しているらしい。審神者に対してもそっけないが、「極」になると…?
詳しくは→骨喰藤四郎(刀剣乱舞)
31番 平野藤四郎
非常に均整の取れた短刀で、刀派と個人の特徴を良く映している。
育ちの良さゆえに実戦に出るより警護やお付きとして使われる事が多く、主人である審神者を守ろうという気質も強い。前田藤四郎とは服装や装飾など以外は良く似ているという設定。
詳しくは→平野藤四郎(刀剣乱舞)
33番 厚藤四郎
刃が真っ直ぐで分厚い(一番厚い部分で1.1cm)「鎧通し」に分類される造りが特徴。
明るく快活で、竹を割ったような性格。審神者に頼られるのを良しとしている兄貴肌。短刀の兄弟のなかでは上の方らしく、五虎退から「兄さん」と呼ばれている。
詳しくは→厚藤四郎(刀剣乱舞)
35番 後藤藤四郎
後藤庄三郎光次が所持していたことから名づけられたとされ、後に尾張徳川家に伝わる。
藤四郎兄弟の中で身長は高めの部類に入るが、もっと大きくなりたいお年頃。弟達を「チビども」と呼んでおり、とても兄弟想い。
詳しくは→後藤藤四郎(刀剣乱舞)
37番 信濃藤四郎
永井信濃守尚政所持であったことが名の由来。後に、庄内藩酒井家に伝来。
甘え上手で、審神者の懐によく入りたがる。折り紙つきの秘蔵っ子で、他の兄弟のことはあんまり知らないらしい。魅惑のふとももの持ち主。FSS
詳しくは→信濃藤四郎(刀剣乱舞)
39番 前田藤四郎
前田利政が所持し、加賀前田家に伝来。
平野と同じく警護につくことが多く、女性の寝所にいたこともあって気遣いはかなりのもの。主人である審神者への忠誠心は篤く、紳士的に接する。
詳しくは→前田藤四郎(刀剣乱舞)
41番 秋田藤四郎
秋田実季に所有されていたのが名の由来。長年秘蔵されていたため、外界に疎く何にでも興味を示す。
好奇心旺盛で純粋無垢な性格。戦場では負けん気の強い戦士としての面も見せる。身長が判明している粟田口の兄弟の中では一番小さい。
詳しくは→秋田藤四郎(刀剣乱舞)
43番 博多藤四郎
多から出たため、博多藤四郎の異名がついたとされる。筑前福岡城主 黒田忠之から小笠原忠真に贈られ、以降小笠原家に伝来。博多の豪商から受け継いだ商売人魂を持つ。
ちょっと古めのパロディ台詞などユニークな言動が多い。大阪城イベントで小判獲得量が増す特殊能力を持っている。
詳しくは→博多藤四郎(刀剣乱舞)
45番 乱藤四郎
名の由来は、現存する粟田口吉光の作品としては珍しい波紋の乱れからとられている。
刀剣男士のなかでも貴重な男の娘キャラクター。普段は意味深な台詞や茶目っ気のある振る舞いだが、戦場では妖しくなる二面性を持つ。
詳しくは→乱藤四郎(刀剣乱舞)
47番 五虎退
上杉家に伝来。この短刀で五匹の虎を退けたことが名の由来。が、逆に五匹の子虎を連れているというツッコミ待ちの構え。戦場では好戦的な者の多い刀剣男士のなかでは珍しく戦いを嫌がり、気弱ですぐ内省する。
詳しくは→五虎退(刀剣乱舞)
49番 薬研藤四郎
名の由来は、石で出来た薬研を貫くほど切れ味抜群だが、主人の腹は切らないと評判になったことから。
戦場育ちのため、医術の心得が少々ある。審神者を守ろうとする気概があり、兄弟にも気を配る。
詳しくは→薬研藤四郎(刀剣乱舞)
51番 包丁藤四郎
お菓子と人妻が大好きで、目標は人妻の天国に行くこと。お前は何を言っているんだ。
その嗜好はかつての主・徳川家康譲りだそうだが…?同名の刀剣が二振り存在するが、刀剣破壊の台詞から明暦の大火で焼失した方の刀剣だとされる。性格は子供っぽく生意気。
詳しくは→包丁藤四郎(刀剣乱舞)
142番 毛利藤四郎
名の由来は、毛利家にあったことから。
小柄なことを利用した変則的な戦い方を得意とする。話を聞くことと、(自身の身長はさておき)小さい子が好き。普段は丁寧な物腰だが、内番で自分より背が小さい子を相手にすると奇声を発して荒ぶる。特に粟田口派の小さい子は「うちの子」と呼び可愛がっている。
詳しくは→毛利藤四郎(刀剣乱舞)
関連動画
関連項目
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