糸(絲)とは、繊維をよって作る細長いものである。
また以下のことを表す。
- 糸(シ) - 数字の0.0001(10-4)を表す漢数字
- 糸博(1933年 - ) - 日本の声優
- 小川糸(1973年 - ) - 日本の小説家
- 糸 - 中島みゆきの楽曲
- 糸 - 八音の一つで、弦楽器を指す
漢字として
糸(シ)の旧字は絲である。しかし、もともと糸(ベキ)という漢字が別にあり、絲はそれを二つ並べた字である。その後、絲を略して糸と書くようになった。ここではそれぞれについて解説する。
〔説文解字(小徐本)〕の糸(ベキ)の字の注に、「一蠶(蚕)の吐く所を忽と爲し、十忽を絲と爲す。糸は五忽なり」とある。
糸
糸
- Unicode
- U+7CF8
- JIS X 0213
- 1-27-69
- 部首
- 糸部
- 画数
- 6画
- 意味
- 細い「いと」、かすかな、わずかな、少量のという意味がある。
- 字形
- 細かい糸を束ねた物の象形。〔説文解字〕に「細き絲なり。束絲の形に象る」とある。
- 音訓
- 音読みはベキ、訓読みは、いと、かすか。
- 規格・区分
- 糸は、常用漢字であり、小学校1年で習う教育漢字である。糸(ベキ)の読みは常用漢字表外である。JIS X 0213第一水準。
- 部首
- 糸は、部首糸部を作る。糸に関する字が属する。主に偏に置かれ、その場合はいとへんと呼ばれる。
- 声符
- 糸を声符とする漢字に、繠がある。
異体字
- 𢆯は、〔説文解字〕にある古文。
互換文字
- ⽷は、Unicodeにおいて糸と互換とされる字で、部首としての糸を表す。
絲
- 意味
- 「いと」、とくに生糸、絹を表す。〔説文解字〕には「蠶の吐く所なり」とある。また細長い物、わずかな、つむぐ、という意味がある。
- 字形
- 糸+糸の会意字で、糸(ベキ)をよったものという意味である。
- 音訓
- 音読みはシ、訓読みは、いと、きいと。
- 規格・区分
- 常用漢字ではないが、糸の参考字体として常用漢字表に載っている。JIS X 0213第二水準。
- 部首
- 絲は〔説文解字〕では部首である。ほかに轡、𢇅が属する。
- 語彙
- 糸雨・糸管・糸毫・糸状・糸竹・糸目
- 異体字
関連商品
関連項目
- 赤い糸
- 編み物
- 数の一覧
- 一 - 分 - 厘 - 毛 - 糸 - 忽 - 微 - 繊 - 沙 - 塵 - 埃 - 渺 - 漠 - 模糊 - 逡巡 - 須臾 - 瞬息 - 弾指 - 刹那 - 六徳 - 虚空 - 清浄 - 阿頼耶 - 阿摩羅 - 涅槃寂静
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初版作成日: 10/12/25 17:39 ◆ 最終更新日: 11/09/20 22:37
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