終末なにしてますか?もう一度だけ、会えますか?とは、枯野瑛著作のライトノベル。イラストはue。略称は、すかもか、終末も(略)。
単行本は全11巻。
概要
角川スニーカー文庫より刊行されている、前作「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」の新シリーズである。
略称は作者が初期に明らかにしなかったため、ファンの間で「すかもか」と流行ったが、後にあとがきにて「長すぎますね!」ということから「終末も(略)」と発表したため呼び方が終末な(略)含め2分化している。
前作の5年後という明確な舞台背景を持ったもので、前作で終わった伏線や登場人物が折り込められ、どうしようもなく終わりへ近づいていく滅亡際の世界を群像劇を展開しつつ、その心象風景をメインに描かれている。
前作では人間で唯一生き残ったヴィレムと死に行く妖精兵であるクトリの悲恋な愛が描かれていたが、今回は舞台の浮遊島も変わり、さらに主人公も変わるため作品のテーマが1つの浮遊島に留まらない、大きく広がったものになっている。策謀が大きく描かれ、そこに軍や商人といった多種の要素が入ってくる作風で描かれる。
また物語の始めから前作までの5年間の間に何があったのか、また前作の登場人物が合流していくという作風をとっている。
前作が世界が終わりに向かう話であれば、近作は世界を終わらせる話と言えよう。
4巻、5巻のコリナディルーチェ編での表紙イラストで初めて女の子の泣かされがなかった。
あらすじ
竜を倒し、神すらも倒した<人間>は規格外の<獣>によって滅ぼされた。<獣>を倒しうるのは、<聖剣>を振るう黄金妖精のみ。浮遊島に出現した<獣>が打倒され、<人間>の唯一の生き残りも眠りについた5年後の浮遊大陸群。
<獣>に唯一対抗できる護翼軍に在籍する武官フェオドールは、ある日廃劇場にて若草色の妖精と出会う。先輩の為に、後輩達の為に、存在意義の為に、散ろうとする妖精兵たち。そんな妖精兵達と真っ向から対立するも分かり合っていくフェオドール。世界を壊そうとする若者と世界を護ろうと散る妖精兵の話。
それでも世界は薄氷の上で、滅亡に向かっている。
主な登場人物
主要人物
- フェオドール・ジェスマン
- 本作の主人公。護翼軍第五師団四位武官。堕鬼種(インプ)の17歳の青年。知識だけではなく体術や剣技にも長けた優秀な軍人。眼鏡を掛け、誠実で真っ直ぐで、人当たりも良い好青年であるが、眼鏡を取ると素の自分である皮肉屋で粗野な言葉遣いの捻くれた面が現れる。自分で眼鏡が心理的スイッチとしている。
身内の為に散ろうとする妖精兵の前に自身の矜持と世界を壊すとある作戦計画のことから対立する。 - ティアット・シバ・イグナレオ
- 「成体妖精兵」で<聖剣>イグナレオ適合者。発生から15年。若草色の髪が特徴的な少女。
護翼軍第五師団所属上等相当兵。憧れの先輩のように、恋愛をして剣技を修めて、後輩の為に散ろうとしたがうまくいかず、現在の浮遊大陸群の現状から妖精兵の価値を示そうと焦っている。
フェオドールとはとある価値観の違いから犬猿の仲にあるがその実は互いに救いあっているという複雑な関係。 - ラキシュ・ニクス・セニオリス
- 「成体妖精兵」で<聖剣>セニオリス適合者。橙色の髪を持つ。発生からは14年。
護翼軍第五師団所属上等相当兵。妖精兵4人組の引きとめ役。おっとりしていて誰にでも優しくパンを焼くのが好き。4人の中でも常識的で、今回の自分たちの目的についても行き急ぐティアットを諌めることが多い。
セニオリスに適合してしまうほどの資質を持っているが故に「家族」への深い愛情と葛藤を持つ。 - コロン・リン・プルガトリオ
- 「成体妖精兵」で<聖剣>プルガトリオ適合者。発生からは14年。桜色の髪を持つ。
護翼軍第五師団所属上等相当兵。底抜けに快活であまり難しいことを考えない性格。4人の中では一番力が強く、それによって友人になろうとするなど幼年期と同じように事を荒立てる。しかし「家族」の将来を考えたり、実は要領もよく知識も豊富でその外見からは判別できない面がある。だがそれによって脆い面もある。 - パニバル・ノク・カテナ
- 「成体妖精兵」で<聖剣>カテナ適合者。発生から14年。紫の髪を持つ少女。
護翼軍第五師団所属上等相当兵。4人の中では一番剣技が強く、それを誇りに思っている節がある。物事を「家族」を前提にして見極めようとするところがあり、思慮深くまた容赦がない性格。何を考えているのかわかり難いが人懐こく、言葉の揶揄や隠語を駆使して話すために何を言っているのかわからないことがある。
妖精関係者
- アイセア・マイゼ・ヴァルガリス(Ithea=Myse=Valguliou)
- 「成体妖精兵」で<聖剣>ヴァルガリス適合者。褪せた金色の髪を持つ。発生からは19年。
護翼軍第五師団所属2位武官待遇。年を経て美しい女性へと成長するも口調は子供の頃とかわらない。すでに魔力を熾す事も出来なく、日常生活程度に歩けるが、侵食によって車椅子での行動を余儀なくされている。
幼年時代から培った浮遊大陸群に作ったコネクションであらゆる情報を集める事ができ、護翼軍の上層部にも多くの友人知人が存在する。 - リンゴ
- 護翼軍第五師団基地がある38番浮遊島にてマシュマロと同時発生していた所をフェオドール達に捕獲された。
2歳程度の赤子で、赤茶色の髪に赤色の瞳を持つ。名前が決まり、68番浮遊島に送られるまでフェオドール・ティアットらが世話をする事になる。フェオドールに非常に懐いている。 - リィエル(Ryehl) (マシュマロ)
- 護翼軍第五師団基地がある38番浮遊島にてリンゴと同時発生していた所をフェオドール達に捕獲された。
2歳程度の赤子で、青い色の髪と瞳を持つ。マシュマロと暫定で名前が決定後にラーントルクによって正式に名前が決まった。フェオドールに非常に懐いている。 - ノフト・カロ・オラシオン
- 「成体妖精兵」で<聖剣>オラシオン適合者。発生から19年。朱色の髪にそれを濃くした瞳の色の容姿。一度<聖剣>ディスペラテオと適合していたが喪失、再調整されオラシオンと適合した。ラーントルクに言われ髪を伸ばしている。
護翼軍第二師団所属上等相当兵。主に高度零地帯(グランドレベルセロ)、地上と浮遊大陸群を往復する任務についており、めったに会えないが、今回とある任務でコリナディルーチェ市に配属された。
粗暴で喧嘩っぱやいが後輩の妖精兵を自分の妹のように可愛く思っている。実際魔力なしでの素手でも喧嘩が強い。 - ラーントルク・イツリ・ヒストリア(Rhantolk=Ytri=Historia)
- 「成体妖精兵」で遺跡兵装ヒストリア適合者。発生から19年。藍色髪にそれを薄くした瞳を持つ。通称「ラーン」。
4年前にオルランドリ商会へ出向すると嘘の経歴を作り、裏に潜みながら大賢者を師として死霊術(ネクロマンシー)を修め、妖精を武器にして戦う。しかしとある事件からある<聖剣>を追っている。
性格も成熟したのか、冷静な思考と判断に磨きがかかり、その思考はこの世界の在り方まで及ぶ。 - マルゴメダリ・ブロントン
- 単眼鬼(キクロベ)の医者で11番浮遊島にあるコリナディルーチェ市の総合施療院で妖精兵の成体調整を行っている。長命な種のためか、学問への知識欲が貪欲で工学、言語学、神秘学、医学など修めている。
大きな体格に似合わず、気が優しくおだやかで荒事は苦手。
護翼軍上層部も絡んだ連続殺人事件の最後の標的とされ、今回のあらゆる勢力が確保したいと思われている人物。またナイグラートの学術院時代の先輩。
妖精倉庫の人々
- ナイグラート(Nygglatho)
- 喰人種(トロール)の二十台の女性で、オルランドリ商会から派遣されている民間側の管理人。赤い長髪の髪をみつあみにして背中に流している。幼年期の性はアスタルトス。
68番浮遊島の妖精倉庫の30人前後の妖精たちを自分の娘にように可愛がっており、また彼女らの悲痛な運命を知っていながら気丈に振舞っている。妖精に対する世界の現状を憂いており、旧友を訪ねる決心をする。 - アルミタ(Almita)
- 「幼体妖精」で檸檬色の髪と琥珀色の瞳を持つ少女。12歳。成体へとなる時のきっかけである「兆しの夢」は1年前に見ており、成体妖精兵の調整は受けられないままで現在投薬治療のまま寝ている。
- マシャ
- 「幼体妖精」。とても頭がいいが読書嫌いの12歳の少女。物語開始時に「兆しの夢」を見ており、まだ元気ではあるが調整が出来なければアルミタと同様になる運命にある。
- ユーディア
- 「幼体妖精」で男性言葉で喋る10歳前後の少女。すでに「兆しの夢」を見ている。
- カーナ、イルストート、ディルフェイ、サリャ、エクルエクラ
- 「幼体妖精」の少女たち。夢はまだ見ていない。
護翼軍関係者
- スウォン・カンデル(Souwong=Kandel)
- 護翼軍最高相談役。通称大賢者と呼ばれ浮遊大陸群(レグル・エレ)を創造しと人々を導き壊れやすい世界を現在まで維持し、獣と空に暮らす獣人間の諍いから守ってきたとされる「生きる伝説」と呼ばれる人物。蓬髪の金髪に髭、皺の刻まれた厳しい顔とがたいのいい体を純白のローブで覆って引きずっている。
3年前、ある物が2番浮遊島に運び込まれ検分するために訪れたがそれ以降連絡が取れなくなっている。 - 一位武官の被甲人(アルマド)
- 護翼軍第五師団総団長の一位武官。全体を硬い甲羅で覆われ、眠そうな愛らしい黒い瞳を持つ。
基本的に適当かつめんどくさがりのような性格だが、その実は人物の有能性や物事の真意を見抜くためわざとそういう態度をしているのではと思わされる。ただ本人のやる気の無さとは比例しない。
アイセアとは旧知で今回の事件の深いところまで知っている様子。 - ナックス・セルゼル
- 護翼軍第五師団所属上等兵。鷹翼種(フォーコーン)の青年。フェオドールの友人。
気の抜けたやる気のない性格だが、副業である情報屋の顔を隠すためのもの。作戦で仲間と行動するも、高く売れる情報があれば敵も味方も関係なく渡り歩く。 - ポートリック
- 護翼軍第五師団所属上等兵。狼徴人(リュカントロボス)。第五師団内で一,二を争うとされる膂力の持ち主で“頬傷”の通称で呼ばれている。類まれない武人であるが、性格はおおらかで徴無しでも普通に接する。
過去第三師団にいた時「黄金の子」と呼ばれていた妖精兵の少女と会っている。 - バロニ・マキシ
- 兎徴人(ハレサントロポス)の護翼軍憲兵科の一位武官。針のように線が細く人間族のような顔立ちをし黒い日よけメガネに白い髪と細長い耳を持つ。私情を挟まず軍務に忠実で且つ有能な人物。
「大賢者の失踪」当初から世界の危機に気づき、維持の為に関係各所を訪れている。 - カゲラ・ザバタルアルエット
- 護翼軍第一師団総団長の一位武官。筋骨隆々とした巨漢にいかつい黒山羊頭を持った人物。大陸群を害する護翼軍軍人を処する立場にあるため、例え事情があろうとも処断対象になれば躊躇無く殺害する。
ライムスキン、バロニ・マキシとは旧友で今回の事件の真相を知ろうととある<聖剣>の情報を集めている。 - グリック・グレイクラック(Grick=Graycrack)
- 護翼軍第二師団所属の三位機甲武官。緑鬼族(ボーグル)の20歳の男性。地上捜査部隊の指揮監督。短命な種族な為、年寄り臭い発言が多い。
鷹揚でくだけた性格は変わらず、情に厚い。今回の連続殺人では真相よりも友人たちの為に動く。 - “石灰岩ノ肌”ライムスキン(limeskin)
- 護翼軍第二師団総団長の第一位機甲武官。爬虫族(レプトレイス)の男性。山のような巨漢に乳白色の鱗に覆われた容姿。哲学めいた考えに難しい言い回しをするため何を言っているのかよく理解されない。
今回はどこかで行動を起こしているそうだが詳しくは不明。 - “桃玉の鉤爪”(ロージイクロウ)岩将補佐
- 護翼軍トップ五将官の1人、岩将の補佐。今回の渦中にある「黒塗りの短剣」を冠する連続殺人事件の最初の被害者。しかしその殺害にはなにかの事情があるらしい。
その他
- マルグリット・メディシス(マルゴ)
- 猫徴人(アイラントロポス)に近い小柄な少女。元は徴無しの家系に生まれたが中途半端に先祖返りを起こしたらしい。七歳のときにフェオドールと出会い許婚となった。フェオドールの姉、オデットからは「リッタ」と呼ばれる。
- オデット・グンダカール
- 堕鬼種(インプ)の女性でフェオドールの姉。義兄と結婚するはずだったが先立たれた。巧みな話術で嘘を信用さ、真実を都合よく曲げるために周囲からは信用できないと言われる。「堕鬼種の瞳」という力を操る。
- ギギル・モゼク
- 豚面種(オーク)の商人でスペサルンティ広域商会代表。フェオドールと志を同じにする同士。
粗野で粗雑な風貌に似合わず落ち着いた対応に知的な考え方と商人として商談の先を見る目は確かな物。また、種族柄一度仲間と認めたフェオドールを家族として扱う。
- ヴィレム・クメシュ(Willem=Kmetsch)
- 前編の主人公で人間種(エムネトワイト)の最後の生き残り。前編からのとある事情で眠りについている。
- ネフレン・ルク・インサニア(Nephren=Ruq=Insania)
- 元妖精兵の灰色の髪をもつ小柄な少女。とある事情でヴィレムといたが、2番浮遊島にて紅湖伯とともに生活をしていた。3年前、発掘された翠釘候の解呪作業中より連絡が取れなくなる。
星神(ヴィジトルス)達
- エルク・ハルクステン
- 外見は15歳程度の赤い髪と瞳をもつ少女、であるがこの星の創造主である一柱。過去に正規勇者リーリア・アスプレイに打倒されたが、その後閉じ込められた結界より解き放たれ受肉、2番浮遊島にて他の地神と暮らしていた。
3年前、発掘された翠釘候の解呪作業中より連絡が取れなくなる。 - 黒燭公(イーボンキャンドル)
- 星神を守護する従属神、三地神の1柱。500年前にヴィレムと相打ちとなったが、どういうわけか現在は大賢者とともに2番浮遊島から浮遊大陸群(レグル・エレ)の創造し維持している。
3年前、発掘された翠釘候の解呪作業中より連絡が取れなくなる。 - 紅湖伯(カーマインレイク)
- 星神を守護する従属神、三地神の1柱。500年前に打倒されたらしいが、とある出来事によりネフレンと行動をともにする事になる。
3年前、発掘された翠釘候の解呪作業中より連絡が取れなくなる。 - 翠釘候(ジェイドネイル)
- 星神を守護する従属神、三地神の1柱。500年前に打倒されたらしいが詳細は不明だったが、打倒された後に多重の呪詛を掛けられていた。
過去の人々
- フェオドールの義兄
- エルピス集商国国防空軍副団長。額目種(スタラー)の男性。誠実で誰からも好かれ期待されるような人柄だった。義弟のフェオドールを可愛がり、後の彼の人生に大きな影響を与えた。
- ナサニア・ウィル・パーチェム
- 約30年ほど前に妖精郷の門を開いて散った妖精兵。エルバの親友。妖精兵が後輩の為に散り妖精倉庫を守る現状を維持しようとしていた。容姿がコロンに似ている。
- エルバ・アフェ・ムルスムアウレア
- 約30年ほど前に妖精郷の門を開いて散った妖精兵。ナサニアの親友。妖精兵が兵器として使われる現状を変えようとしていた。
用語
世界設定
- 浮遊大陸群(レグル・エレ)
- 大小100からなる空に浮かぶ島で構成されている。2番浮遊島~など中心から渦を巻くように番号が割り振られている。番号が大きくなるほど島の間隔が大きくなるため辺境となりやすい。
多くは人類種に近い獣人が多く占めているが多種多様な種族が暮らしている。また獣人は世界を創造した星神の眷属であるとされている。
だが種族が決定的なまでに違うために思想、文化などで軋轢を生み、幾度と無く争い島が堕ちた歴史もある。現在も少数の国家とどこにも属さない護翼軍が存在する。また地上を滅ぼした人間種に似ているとして牙も毛皮もない種は徴無し(シルシナシ)とよばれ忌み嫌われる。言葉は大陸共用語。 - 魔力(ヴェネノム)
- 死者の力を無理やり生者が使う概念。体のうちに魔を呼び入れて精神を糧にし、熾すことで世界の在り方を強引に捻じ曲げる力のこと。この世界からかけ離れている者、つまり生命の力が弱まっているほど激しい力を熾してより強い力を行使できるとされている。しかしだからこそ強い力を使い続ける事は自分の生命の力を投げ出すことでもある。
主に人間種(エムネトワイト)で盛んに開発され、これを軽視していた種を超えるべく編み出された魔力の使用法は容易く彼らを凌駕する。<聖剣>もまたその1つである。 - 聖剣(カリヨン)
- 現在では遺跡兵装(ダグウェポン)と呼称されるかつては人間種の勇者(ブレイブ)が使用していたとされる魔力用いた兵器。聖剣は何十という数の雑多な護符(タリスマン)を集め、呪力線で繋ぎ合わせ、複雑怪奇な相互干渉を引き起こしたうえで安定させ、武器としての形に凝縮さえたもの。その奇蹟的なバランスは神がかり的に正確な構成の上のみ成立する。護符の位置、呪力線の配列など、戦いなどで何かがほんの少し狂っただけでその力は大きく、または完全に損なわれる。調整は専属の工房と整備呪士がいないと本来不可能。
そのため現在は過去に人間種が製造したものを、地上からサルベージして妖精が使用している。調整の技術も失伝しているので最悪の状態で戦いに使用されている。調整時は呪力線と護符が空中に浮かび、配列を変える際に出す音が「組み鐘(カリヨン)」のように見える事から名づけられた。
聖剣は使用者を選び、使用者は聖剣を熾すに値する魔力を持っていなくてはならない。また適合していない聖剣は使用できない。
ニコニコチャンネル
関連動画
関連項目
外部リンク
- シリーズ公式サイト(角川スニーカー文庫公式サイト内、特設ページ)
- akira.html(著者の公式サイト)
- 枯野 瑛(@a_kareno)さん | Twitter(著者Twitter)
- [スニーカー文庫公式サイト]ザ・スニーカーWEB (スニーカー文庫の専用サイト)
- 1
- 0pt