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世の中の至る所に妖怪あり。
それは、給食の時間とて例外ではない。
給食……それは、授業やテストで忙しい小学生に与えられた、
最高の癒やしである…。
（「給食のグルメ」シリーズ冒頭ナレーションより）
給食のグルメとは、アニメ『妖怪ウォッチ』の短編シリーズのひとつである。
語らねばなるまい
アニメ『妖怪ウォッチ』は、基本的に一話につき2〜3本のエピソードが放送される、いわゆる「サザエさん方式」を採用しており、各エピソードは1話完結の話が多いが、中には「じんめん犬シリーズ」「コマさんシリーズ」のようにシリーズものも少なくない。
この「給食のグルメ」は第38話Cパートから登場し、「コマさんシリーズ」のようなシリーズものにあたる。
基本的な話の流れとしては、給食時間にケータ君が謎の妖怪に乗っ取られ、給食の人気定番メニューをどこかのグルメのように食べながら語るというものである。ただし、基本ギャグアニメである「妖怪ウォッチ」の性質上、ギャグオチになるのがお約束となっている。
…とここまで書くとお気づきの方は多いかと思うが、ドラマ化もされた人気漫画『孤独のグルメ』のパロディである。
謎の妖怪に乗っ取られたケータ君の顔は、完全に『孤独のグルメ』の主人公・井之頭五郎の原作風の顔になっており、語り口調も完全に彼を踏襲したものになっている……
…………っていうか、誰だお前。
シリーズ第1回は「カレーライス」から始まり、その後も「プリン」「揚げパン」「唐揚げ」と、学校給食の人気定番メニューを「孤独のグルメ」風にケータ君が紹介する様は、戸松遥嬢の怪演と相まって「お子様完全置いてけぼり状態」になっていた。
ただし大人のファン層からは大好評を得ており、「アニメでは、ギャグアニメであろうとお子様に一切媚びない」姿勢の「妖怪ウォッチ」の人気の幅広さを物語る短編シリーズであるといえよう。
なお冒頭のナレーションはコマさん・・・ではなく「遠藤綾」が担当している。
ちゃおオールカラーコミックス版でウィスパーも！？
少女漫画「ちゃお」で連載している「妖怪ウォッチ ～わくわく☆にゃんだふるデイズ～」をフルカラーにまとめた
コミックスの第3弾での付録「キラ☆ピカシール」にて、漫画には登場していない「ヒカリオロチ」や「ヤミキュウビ」などの描き下ろしシールがある中、ウィスパーが「～グルメ」のあの顔よろしく、白いご飯を「もぐ」「もぐ」とたべているシールがある。……やっぱり誰だお前。
関連動画を見るのは子どものすることだ・・・。
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ゴールデン・関連項目・イリュージョン！
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