必ず帰るから…
ジャンル | サバイバル・アクションアドベンチャー |
---|---|
開発元 | グランゼーラ |
開発協力 | 神戸市消防局 ゼンリン |
発売元 | グランゼーラ |
発売日 | PS4版:2018年11月22日 Nintendo Switch版:2019年9月26日 |
プレイ人数 | 1人 |
シリーズ統括P デザイナー |
九条一馬 |
対応機種 | PS4、PSVR、Nintendo Switch |
絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-とは、
グランゼーラから発売のPlayStation 4用ソフト(PlayStation VR対応)として2018年11月22日に発売された、震災で崩壊した都市から脱出するアクションアドベンチャーゲーム「絶体絶命都市シリーズ」4作目である。
略称:絶体絶命都市4Plus、絶体絶命都市4
概要
当初はアイレムソフトウェアエンジニアリング株式会社から『絶体絶命都市4 -Summer Memories-』として発売される予定であった。PS3用ソフトとして2010年に発表され、2010年冬発売予定となっていたが、発売延期を繰り返した後に2011年3月14日に発売中止となった。開発が遅れ気味だったことと、東日本大震災への配慮を理由としている。
なお、当初主題歌として発表されていた『約束の日』については2012年6月17日に挿入歌・エンディング曲を含めたミニアルバムとして発売されている。
その後、2014年12月になって株式会社グランゼーラが絶体絶命都市の販売権、知的財産権を取得したことを発表。同時に今作に関する発表は、2015年秋頃を予定していることも発表された(2015年9月に11月下旬発表と修正)。最終的に11月27日12時に動画を公開された。
その後、11月24日にファミ通による先行発表によって、タイトルに『Plus』をつけることが発表された。なお、今作はPS4用ソフトに変更となる。
2018年8月11日に公開されたPV第3弾では、OLの格好をした女性が、崩壊しかけている街を散策している様子が映し出されており、その中に飯田舞の『涙のかわりに』という歌が挿入されている。
本作の開発協力に神戸市消防局とゼンリンが加わっている。神戸市消防局からは防災マニュアル(一部本作の監修も担当)、ゼンリンからは3D都市のモデルデータがそれぞれ提供されている。
本作では日清食品とradiko.jpがタイアップ。ゲーム本編に実在するカップヌードルやradikoが登場し、リアリティが一層高まるものとなっている。
2019年6月7日にDLCが追加され、前編は無料、後編は有料となっている。ソフトウェアの更新も行われ、えにしだ団地の後に商店街へ進む事が出来るようになった。
体験版
タイトル名 | 絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-体験版 |
---|---|
対応機種 | PS4 |
ジャンル | サバイバル・アクションアドベンチャー |
配信日 | 2018年8月16日 ダウンロード配信 |
Nintendo Switch版
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/zz_granzella/status/1149592225040351233
本作の特徴
ストーリー
従来からバカゲーと言われている本シリーズだが、本作では前作以上に、全体的にリアリティな要素を多く入れてきている。本作はCERO:Dだが、それが頷ける内容となっている。シリーズお馴染みの『奇抜な選択肢』は本作においても健在である。
本作はPlayStation VR対応で、VRモードが実装されている。災害の様子をVRで疑似体験できる。
システム
- 善行、悪行ポイント
- (社会的に)良い選択をすれば善行ポイントが、悪い選択をすれば悪行ポイントが付く。プレイしてる時は善行ポイントのみを獲得し、悪行ポイントを取らないようにしがちだが、それを行うと、あるトロフィーが獲得出来なくなる。善行、悪行ポイントを並行して獲得していこう。(2周目以降推奨。)
防災シミュレーションとしての側面
本作は神戸市消防局が開発協力に加わっており、防災マニュアルについては極めて信頼性の高いものとなっている。ゲームを通じて防災に関する学習をするのもアリだろう。本作が、テレビの情報番組等で防災知識を養うゲームであるとして、何度か取り上げられている。
あらすじ
学生である主人公は、入社試験の面接に向かう途中、未曾有の大地震に遭遇した。オフィスビルが次々に倒壊していき、道路は寸断される。主人公は他の被災者同様行き場をなくしていく。 容赦なく降り注ぐ夏の日差し、不足する水・食料は主人公たちの体力を奪っていく。
いつ、どこにいても街の崩壊によって命を奪われるかも知れない恐怖と、悪化する環境に主人公や周囲の人間のストレスは蓄積していく…
主な登場人物
- 市川結子 / (CV:水野理沙) 武田正人 / (CV:景浦大輔)
- 本作の主人公で大学生の22歳。バスに乗車して就職活動をしている最中に震災の被災者となる。プレイヤーによって名前、性別、容姿は変更が可能。自分だけのオリジナルキャラクターを作成して崩壊都市からの脱出を図ろう。
- 前田 / (CV:七海入歌)
- ゲーム開始時に主人公がバスの座席を譲った老婆。風間智也とは顔見知りで、被災後の睡蓮公園で智也と再会する。智也と佳苗の婚約を喜んでいた。一見温和そうな老婆に見えるが・・・?
- 比嘉夏海 / (CV:立野香奈子)
- 初作から今作まで登場している女性キャラクター。今作のみ登場の仕方が異なり、生徒を探している様子が伺える。ひすい学院高校に勤務している新人教員。被災慣れしていることもあり、よく考えて落ち着いて行動している。面倒見が良く、責任感が強い。(何か嫌な予感がする・・・。)
- 赤坂絵里 / (CV:川崎芽衣子)
- ひすい学院高校の生徒の一人。クラスメイトの秀美と行動を共にしている。秀美とは対照的な性格をしており、品があるお嬢様風。容姿端麗だがどこか陰湿さを感じさせる。いじめっ子グループのリーダーのような存在で、秀美と一緒になって浩子をいじめている。教員である比嘉夏海を嫌っている。
- 清水秀美 / (CV:倉富ルツ)
- ひすい学院高校の生徒の一人。クラスメイトの絵里と行動を共にしている。髪を赤く染め、ギャルのような容姿をしている。絵里の子分のような存在でいつも絵里を慕っている。絵里と同じく比嘉夏海を嫌い、浩子をいじめている。
- 山内浩子 / (CV:佐々実ほの花)
- ひすい学院高校の生徒の一人。クラスメイトの絵里と秀美からいじめを受けている。容姿はメガネを掛けており、性格は大人しい。絵里と秀美からのいじめを苦に学校から逃げ出した。
- 熊沢正義 / (CV:高宮武郎)
- 朝顔交差点のコンビニで自らを店長と偽り、客に対して悪態をつけながら店内の商品を高い値段で売りつける小太りの男性。店長が偽者と発覚すると、何事もなかったかのように立ち去り、罪悪感を抱いていないようだ。さらに被災した民家に侵入し、金品も盗む。(まさにその立ち振る舞いは火事場泥棒。)正義(まさよし)という名前だが、明らかにこれでもかと言わんばかりに名前負けしている。
絶体絶命都市防災マニュアル
2018年12月25日に『絶体絶命都市防災マニュアル』のAndroid版の配信が開始され、2019年1月4日にはios版での配信も開始された。防災マニュアルの執筆は、防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏と神戸市消防局が行っている。ちなみに当アプリはPS4版と連動している。
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/zz_granzella/status/1113386249379667969
体験会
2017年4月15、16日に、ベルサール秋葉原で開催されたI-ODATAフェアにおいてPSVR対応のデモが出展された。
後日談
関連動画
関連生放送
関連項目
外部リンク
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 6
- 0pt