綺堂さくら単語

キドウサクラ

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綺堂さくら（きどう　さくら）とは、JANIS発売のアダルトゲーム『とらいあんぐるハート』シリーズの登場人物である。

概要

誕生日　 3月22日
 身長　152cm
血液型　不明
3サイズ　 72/57/78

シリーズ初作『とらいあんぐるハート』（以下とらハ1）においてヒロインとして登場した。主人公の相川真一郎達が通う「私立風芽丘学園」の1年生。ウェーブがかったピンクの髪の毛と黄色いヘアバンドが特徴の小柄な少女。といってももっと小さい（144 cm）野々村小鳥のお陰で小ささは目立たない。
貧血気味で、真一郎と知り合ったのも廊下で倒れた彼女を介抱したのが縁。図書委員であり、本の虫であるのと体が弱いこともあってよく図書室にいる。
無口で近寄りがたい雰囲気を持っているが、一方で動物類には優しい表情をみせる。また容姿と大人しいことからよく男子に言い寄られているが殆ど完全無視。
真一郎に対しても当初は無視と行かずまでも無口を通していたが、だんだん打ち解けていく。
何度も言い寄られていることと、（詳細は不明だが）かつて一目惚れで失敗したせいで恋愛についてはかなり慎重なのだが、その反動か一度誰かを好きになると止まらなくなる。
止まらないさくらは基本的に独り者の目には毒。本編ヒロインの中では唯一カップルとしてクリスマスを過ごすのだが萌え死ぬ。

家族構成は兄と歳の離れた姉2人、姉の片方がもうけた姪、そのほか多くの親類がいる（両親についての言及なし）。しかし姪の方に家族一同の注意が向いていてわりとほったらかしだったようだ。また姉のうち片方は事故で死亡している。
声は鳥居花音があてている。同氏は『とらハ3』のファンブックにおいて「さくらがゲーム声優デビュー作だった」と述べていた。

（以下、ネタバレにつき自己責任）

実は人より優れている代わりに人の生き血を吸わなければ生きていけない吸血種の末裔（後のシリーズで「夜の一族」と命名された）である。といってもいわゆる吸血鬼のように日光を浴びて灰になったり流水を苦手としたりはせず、遺伝子上は人間と大きく変わらないとされている。
ただし人より相当長生きで自然治癒能力が高く、他者の記憶を書き換えることも出来る（吸血の証拠隠滅に役立てるためか）。さくらはその一族の中でも人狼の血が混じっているため実は狼の耳と尻尾があり、普段は隠している。さくらの体が弱いのもこれまでほとんど血を吸ってこなかったため。ついでに体の成長も止まっている。
真一郎と付き合い始めてしばらくの間は秘密にしていたのだが、相川家に泊まったときに寝ぼけて真一郎の血を吸ったことでバレてしまう。だが結果として真一郎に「さくらはさくらだよ」と受け入れられ、二人の愛がより深まることになった（ただし、この場でさくらの事実について受け入れられない素振を見せるとバッドエンドになってしまう）。

なお、一族の発祥地は吸血鬼と聞いて連想する東欧圏ではなく、ドイツなど中央ヨーロッパ圏であるらしい。

つまり狼耳キャラということなのであるが、真一郎に対してはまるっきりクーデレなのでキャラで言うとむしろ犬に近いのだろうか。

ちなみに人狼の血を引いているために年に数回発情してしまう。その状態のさくらは普段とは打って変わってえっちいことしか考えられなくなっている困ったチャンとなる。この体質が設定改変のお陰で姪にも引き継がれてしまう。

とらハ1のヒロイン中でも屈指の人気キャラとなり、それ以後も「ラブラブおもちゃ箱内シナリオ『五月の雪』」『とらハ3』「リリカルおもちゃ箱内シナリオ『魔法少女リリカルなのは』」に脇役として出演。
DVD版に収録されたとらハ1のアフターエピソードでは幽霊少女の春原七瀬とともにメインヒロインを張った。