綿棒とは、細い軸の先端に脱脂綿などを巻きつけたものである。英名(cotton swab)から「(コットン)スワブ」とも呼ばれる。
概要
日本では衛生材料として、耳掃除に用いられるのがもっとも一般的な用途である。耳垢の掃除に特化した凹凸つきのもの、黒色のもの、吸水性の高い綿を用いたものなどバリエーションも多い。その他、衛生材料としては臍や口腔など奥まった部分の清掃、幼児の便秘に対する肛門の刺激(綿棒浣腸)などに用いられる。日用品として身近に存在するため、ペットの玩具として使われることもある。
業務用としては医療機関や検査機関における試料・標本の採取、薬品や塗料の塗布、精密機械の清掃などに用いられる。このような業務用の綿棒は片側にだけ綿球部分があることが多く、綿球部にもレーヨンなど脱脂綿以外の素材が用いられることもある。
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