緋色月下、狂咲ノ絶とは、サークル「EastNewSound」による、東方ヴォーカルアレンジ楽曲の一つ。
概要
- 原曲:東方紅魔郷/U.N.オーエンは彼女なのか?
- サークル:EastNewSound
- アルバム:Lyrical Crimson、Blind Emotion他
- Vocal:葉月なの(nayuta)【初出】 紫咲ほたる 夕月椿 花咲あんな
- Lyric:いずみん(歌詞・セリフ全般)/葉月なの(サビ裏歌詞のみ)
- Arranger:黒鳥P
なお、上の公式動画ではタイトルの読みが「ひいろげっか、きょうさいのぜつ」となっているが、
間奏の語りパートにおける台詞「殺してあげる!!」が強烈なインパクトを残す、同サークルを象徴させるアレンジ曲であり、後に原曲が異なりタイトルの命名法で共通しているアレンジ曲のシリーズが手掛けられており、その第1弾でもある。
後述する歌唱違いやイントロ演奏・アレンジなどの細かい違いのバージョンが同サークルの頒布CDから出ており、2017年12月にはコミックマーケット93で18曲全てが「緋色月下、狂咲ノ絶」一色になった10th Aniniversaryアルバムが発売された
主なバージョンの相違点
- 初出版:電子音で、原曲に使われているフレーズの冒頭から始まる、最初の語り部分無し。
- 1st Anniversary Remix版:その名の通りアレンジ曲の登場1周年を記念して再アレンジしたもの。特にピアノの前奏が追加され、その部分に語りが加わっている。
- 2017版:初出版を歌ったnayutaが、再調整のアレンジがされたものを再び歌ったバージョン。1st Anniversary Remixのようなピアノソロから始まり、初出版のように前奏に語りが入らない構成。nayutaのサークルで2017年に出た同人CDに収録されたのが初出。
裏歌詞について
曲の一部には、俗に言う「裏歌詞」が通常の歌詞と同時に歌われている。
上の太字が表歌詞(作詞:いずみん)、下の斜線字が裏歌詞(作詞:葉月なの)
一番
あなたのその全てが欲しくて 欲しくて震えてる
この気持ち気付いて どうして気付いてくれないの
甘美のその鼓動を 穿ち尽くして止めようか
狂気満ちて行くわ どうすれば止まるの
その肌を穢し尽し 辱めるのは私だけ
この気持ち壊れて どこへ辿り着くのでしょうか
愛で撫でて揺さ振らせて この衝動を殺してよ
愛溢れて行くわ 止めることはできない…
二番
其ノ生を引き裂かれて 赤銀を吐き消し飛べ
どこにも本当の私なんていないのだから
其ノ生の華散らして 極彩に咲き我が糧に
儚い命だわ 美しく愛おしい
其ノ生がお前ならば 食らい尽くして血肉にす
永遠に私のものになるしかない
其ノ四肢を贄と捧げ 我が足元の死屍となれ
ずっと私の傍に もういかさないから…
三番
其ノ生を引き裂かれて 赤銀を吐き消し飛べ
私のセカイは 綺麗なままでいて欲しいから
其ノ生の華散らして 極彩に咲き我が糧に
思い出が舞うわ 私のものにさせて
其ノ生がお前ならば 食らい尽くして血肉にす
ごめんなさい これが最後の愛し方だったから
其ノ四肢を贄と捧げ 我が足元の死屍となれ
ずっと私の傍に あなたといきたいの…
関連動画
上記の裏歌詞部分のみを抽出した検証動画
Remix
PVなど
歌ってみた
Respect
Yonder Voiceが同じ原曲でこれをリスペクトしたアレンジ曲として、2015年に「蒼月の懺悔詩~Universal Nemesis」 を手掛けた(懺悔詩はコンフェッシオーと読む)。
リスペクトとあるように、4:10辺りに上記の表歌詞に相当するメロディラインを引用している部分がある。
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関連項目
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