羽根物は、パチンコのジャンルの一つである。ぱちんこ遊技機における区分としては「第2種」にあたる。
他にも「ヒコーキ台」、「平台」と呼ばれている。
大当たりまでのプロセスがデジタルではなく玉が役物内で移動して当たりに入るか否かのアナログな方式であるほか、台の特徴や釘調整がキモとなり、まったり遊べるのが特徴。その単純明快さから「パチンコの真髄」「これぞ本当のパチンコ」と評価も多い。
ちなみにラウンド数は複数あるのも特徴だが、最低ラウンド当選時の出玉は大体タバコ一箱と交換できるくらいの出玉となっていた。
遊び方
ここでは一般的な羽根物の遊び方について説明する。
- 盤面下部左右にある「1」チャッカーに玉が入ると羽根が一回開放する。
- 盤面下部中央にある「2」チャッカーに玉が入ると羽根が二回開放する。
- 開いた羽根に玉が拾われ、役物を通った後、Vゾーンに玉が入ると大当たり。
- 大当たり中も羽根が一定間隔で開閉し、役物内に規定数(10個または9個)の玉が入るか18回の羽根開閉で大当たり終了となる。但し大当たり中にVゾーンに玉が入ると個数と開閉数がリセットされ次のラウンドに移行する。
- 規定ラウンド数消化で大当たり終了。(これを完走と呼ぶ)
規定ラウンド数、もしくは継続サポートラウンド数がデジタル抽選によって決定される機種もある。
- 大当たり中Vゾーンに玉が入らなくても継続
- 長時間開放や3回開放ができるようになった
- 継続ラウンド数をランプで察知できるようになった
- 大当たり消化を別に用意したアタッカーで消化
- デジタル抽選で羽根開放数や大当たりそのものを決定できる
- 保留玉機能により羽根開放中や大当たり中のチャッカー入賞が記憶されるようになった
- 電チューサポート機能により次の大当たりを容易に狙える
等の素晴らしい機能が追加されている(台によっては上記機能が付かない物もある)
羽根物とは少々異なるが、デジパチに羽根が付き、V入賞による大当たりが追加されている機種(アラジンデスティニー、蒼穹のファフナー、牙狼等)もある。
関連動画
ふるいの
関連項目
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