職業アイドルとは、ペデューサーPによる一連のNovelsM@ster作品である。
概要
ペデューサーPの新作シリーズであり、平均して1ヶ月に1話のペースで投稿されている。
作品中での設定と登場人物の人間模様からおまんPの「某動画」と並ぶ、胃が痛くなる動画である。
秋月律子、如月千早のED後ネタバレが多少含まれているが、こまけぇこたぁいいんだよ!!
詳しい概要
前作 ドタバタ紙芝居とは打って変わって、内容はかなりシリアスなものとなっている。
登場人物がぶっ壊れているのではなく、ギスギスした人間関係やそれぞれの「黒い」部分があからさまに表現されているため(特に千早が登場するシーンでは) 一触即発で見ているこっちがハラハラするような展開である。
各話5~10分程度で構成されており、サクサク視聴できる点は前作と変わっていない。
形式としてはシリーズを通しての続き物で、各話合わせて1つのストーリーとなっている。
そのためか序盤と題された第1話から第5話まで、非常に多くの伏線が張られている。
中盤と題された第6話からは伏線回収もされていく模様。
第1話は2009年3月13日に投稿された。
発表された当初はP名が発表されていなかった。
その優れた文章構成力と斬新な設定から期待の新人の登場かと思われていた。
また、P名が発表されてからは再生数、コメント数、マイリスト数が更に増加していった。
これら一連の流れは再生数増加要因を排除してみようというPの狙いがあった為であり、この点についてはペデューサーPのblogに解説が記載されている。(以下、ペデューサーPのblogより引用)
(再生数増加要素の排除について)
作る当初から狙っていたわけではないのですが、後になって気づいて面白いなーと思いました。エロなし、非コメディ、サムネ釣り皆無、他作品とのコラボ無し、P名無し、挿絵等無し、特別な動画テクニック無し、と正にないない尽くしの動画です。恐らく、巷で一般的に言われている「伸びる要素」をほとんど全て持っていないのではないかと思います。今はP名を出してしまったので(ありがたいこと に)少し伸びましたけれど。参考までに、P名出す前までは一ヶ月程度で第1話が再生約2000、コメ約60、マイリス約100くらいだった気がおぼろげながらします。これ、割と面白い数値な気もしますがどうなんでしょう。
あらすじ
※注意 これ以下は作品のネタバレを含みます。
主人公は如月千早で、作品の設定は秋月律子、如月千早(、三浦あずさ?)のED後である。
如月千早は天海春香とのユニットでトップアイドルの地位を築いていた。
そして2年前にユニットは解散し、米国に活動拠点を移し活動を続けていた。
順調にアイドル活動を続けていたが、1年前に突然活動を中止。アイドル界から姿を消していた。
ところが2週間前に芸能事務所 AutuMooN と電撃契約をし、活動を再開することとなった。
どうやら彼女は米国での活動中、その価値観が激変する出来事と遭遇したらしい。
プロデューサーや他のアイドルに対しての態度、取材への応対は以前と全く変わってしまっていた。
彼女が変貌した理由は? 突然活動を再開したのは?
謎が謎を呼ぶ展開の中、"ある人"による"プロジェクト"は不気味にも着々と進行していくのであった。
主な登場人物(登場順)
如月千早
当作品での主人公。
他作品に見られない「黒い」設定であり、真面目で一途な印象が強い千早からは想像もできないような言葉を放つ。
この様子に度肝を抜かれた視聴者は多い。
2年前、天海春香とユニット「JELLY FISH」を結成していた。
現在は「キサラギ チハヤ」として活動を再開している。
プロデューサー(作品中ではP)
如月千早のプロデューサー。
米国活動中のプロデュース業も担当し、「JELLY FISH」時代から長く連れ添った存在である。
千早がAutuMooNと契約した際に同じく移籍しAutuMooN 社員となったが、それ以前(千早の活動再開直前まで)は765プロで天海春香のプロデューサーをしていた模様。(第1話より)
マスコミ業界ではかなりの大物であるようだ。(第3話より)
どうやら"プロジェクト"について知っているだが、詳しくは語られていない。
小鳥
AutuMooN 社員。
AutuMooNの事務作業を一手に引き受けているらしい。(第4話参照)
亜美と真美が日本で活動していた際にはプロデューサーとして第一線で活躍していた模様。
現在ではプロデュース業から引退している。
"プロジェクト"の裏側を知るこのシリーズにおける重要人物である。
天海春香
765プロ所属のアイドル。
「JELLY FISH」時代からトップアイドルであり、その人気は今も顕在している。
現在は千早とはの間に深い溝がある模様。
お互いがお互いをかなり嫌っている様子が作品中から窺える。
辺土那美子(作品中では765P)
765プロの社員。現在、天海春香のプロデューサーを担当している。
千早と春香の対談が決まった時から春香に元気がないことを不安に思っている。(第2話参照)
プロデューサーを慕っており、春香のプロデュースを任された事に責任を感じている。
"プロジェクト"については何も知らないが、「自分の知らないところで何かが動いている」ことを察知しており、それに不安と興味を持っている。
・・・あふれ出るフラグ臭
三浦あずさ
765プロに所属していた元アイドル。現在は引退。
3年前まではプロデューサーが担当しており、当時はAランクまで昇格していた(引退直前のランクは不明)
プロデューサーに3年前ある「お願い」をしたようだが・・・返事は無いようだ。
"プロジェクト"とその裏側を深く知る人物で、作品中ではその為に動いている様子が明確に描かれている人物である。
秋月律子
芸能事務所 AutuMooN 社長。
亜美真美の日本でのプロデューサーとなる。
"プロジェクト"の首謀者・・・かもしれない。
亜美、真美
AutuMooN に移籍してきたアイドル。
米国で成功したメジャーアイドルである。
渡米前は日本で活動し、小鳥のプロデュースを受けていた。
米国で千早と出会い、何か重要な出来事があったようだが本人たちは覚えていない様子。
その他の登場人物(登場順)
萩原雪歩
千早が出演した歌番組に同じく出演していた。
真とユニットを組んでいる様子。
「JELLY FISH」時代から千早のファンで、千早に「お話がしたい」と申し出るが無碍にされてしまう。(第1話参照)
真
雪歩と同じく、千早が出演した歌番組に出演していた。
雪歩の申し出を断った千早の態度が目に付いたのか猛抗議する。
ところがそれを千早に軽く流された上、歌唱力不足を指摘され唖然とさせられる。
やよい
AutuMooN所属のアイドル。
伊織とユニットを組んでいる。
伊織とのやり取りは、この動画唯一の清涼剤と思われていたが・・・(第5話参照)
伊織
AutuMooN所属のアイドル。
やよいとユニットを組んでいる。
善永記者
千早と春香の対談を取材した記者。
千早が米国で活動を停止した理由について質問すること はNGと事前に連絡を受けていた模様。
悪徳記者
千早の単独インタビューを取材した記者。
千早から「ある言葉」を聞き出すが、このネタを記事にするべきかどうかプロデューサーに相談した。
高木社長
765プロ社長。
あずさが765プロを久しぶりに訪れ、話をしたときからどうも様子がおかしくなっているらしい。(765Pより)
どうやら"プロジェクト"にしっかり関わっているようだが、どのような位置にいるのかは不明。
マイク記者
アメリカの雑誌記者。
今回の"プロジェクト"についても関わっている。
多くの伏線
このシリーズでは多くの伏線が張られている。
これが作品の展開に奥深さを持たせており、魅力のひとつになっている。
なお、この記事は 第6話 が公開された時点で書かれており、
シリーズ通してのネタバレが大いにあります。閲覧注意。
反転してみる?
如月千早の謎
・ 千早がアメリカでの活動を中止した理由
・ 千早がここへきて日本で活動を再開した理由 [※回収済み] (今回のプロジェクトに参加するため)
・ 千早がアメリカで亜美真美から言われた言葉 (ライブの集客の少なさを笑われた?)
・ 春香と対立した理由 (渡米中にも連絡を取り合っていたと思われる)
・ 千早が一人に拘った理由 [※回収済み](プロジェクトに参加するために律子に隙を見せていた?)
・ 3つの約束について(そのうち2つはもう果たせないらしい) (春香、P、弟?)
プロジェクトの謎
・ 表向きはアイドル同士の対決。内容はかなりシビアなものらしい。
・ プロジェクトについて知っている人が限られている。(律子、小鳥、P、千早、あずさ、高木社長、マイク記者)
・ そしてその裏側で動いている出来事や思惑。
・ 天海春香 移籍契約書の意味 (律子にとっての唯一の弱点? 律子と小鳥の言っている『保険』がこれか?)
その他の登場人物の謎
・ 小鳥とPの関係 (小鳥がP業を引退した理由?) (小鳥「彼を叩き落すのは私」)
・ やよいが伊織の誘いをばっさり断った理由
・ 律子が言う『勝利の女神』、小鳥が言う『彼女』について
・ マイク記者について
関連マイリスト・関連動画
関連項目
- 4
- 0pt