脇謙二(わきけんじ)とは、将棋棋士である。大阪府大阪市出身。棋士番号138。高島一岐代門下。段位は八段。将棋栄誉賞基準の600勝を達成した棋士の一人。
棋戦優勝3回。2017年より連盟の常務理事、関西本部渉外部に選出される。
概要
プロ入りは18歳、以後はタイトル戦で何度もリーグ入りを果たしている。また、順位戦もB級2組まで上がったが、最高でもB級2組止まりであった。一方の竜王戦は1組を7期経験しており、更に1組のランキング戦で優勝経験もある。現在はC級2組。また、元は居飛車党だったが、晩年になって振り飛車を多用するようになった。
相矢倉で、後手6四角に対し4六角と対峙させる脇システムの考案者であり、三浦弘行九段が特に愛用し、研究を進めている。
若い頃は二枚目棋士としても名が売れており、特に関西では「パンチDEデート」という桂三枝司会の番組に登場したこともある(結局、結婚した相手は囲碁棋士の人だが)。
なお、2017年の順位戦で藤井聡太と対局したことで、多少名前が知られるようになった。
関連動画
関連項目
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