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単語記事: 脱構築

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フランス哲学ジャック・デリダの仕事において脱構築とは、二項対立を暗黙の前提とした近代西欧的な形上学における諸言説の階層的構造を解明し、形上学の再構成を図る試みである。

概要

 ジャック・デリダの初期の仕事の中にプラトンの著した「ソクラテスの弁明」について論じた「プラトンのパルマケイア」というテクストが存在する。その中でデリダは、ソクラテスのる「書かれたもの」のもつ魔、そしてそれを祓おうとする所為の不可能性を論じている。詳述は避けるが、そこではソクラテスがった「発音されたもの」の中に潜む「記述性」に注し、「書かれたもの」を批判するために較的に導入された「発音されたもの」の根底に潜む「書かれたもの」性を暴くことにより、「書かれたもの」に対して「発音されたもの」を優位におこうとする、形上学的な階級序列的二項対立を文字通り「脱構築」している。 

既存の二項対立の図式から、もれ出てしまったものに対する「まなざし」に視座を据えることにより、の意味の形上学を追しよう、とするのである。(デリダ的意味で)

 しかし、上記されたようなものは「脱構築」というテクスト読解の方法論によって出される一つの結果に過ぎず、脱構築的読解によってもたらされる結果とはさらに多岐に渡る(上記のような形上学的な二項対立を内破させる試みは、特に初期のデリダが好んで行なっていた仕事である)。

 一般化すれば「脱構築」とは、既存の論理構造の中に潜り込み、その論理構造に忠実に従いながら、本来は意図されていなかった結果を出するようなテクスト読解の方法論である。このように書き換えれば、日本オタクカルチャーの想像・生成る上で欠かせない「二次創作」という創作技法も、既存の論理構造(原典の設定)に従いながら、本来は意図されていなかった結末(原典とは別の結末)に至る、という脱構築的読解という理論に従ったものであることがわかる。

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読み:ダツコウチク
初版作成日: 09/05/16 12:56 ◆ 最終更新日: 11/10/09 15:12
編集内容についての説明/コメント: ちょっと
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脱構築について語るスレ

17 : ななしのよっしん :2012/01/31(火) 17:27:45 ID: NrMjQN5fcE
>>16
なるほどおもしろいなー
なんかそういう暗黙的に共有されている前提条件をどんどん突き崩して理論展開するあたりラノベ読んでる気分になったわ
18 : ななしのよっしん :2012/02/01(水) 15:05:15 ID: kHWGj3dH8l
>>17
ラノベ、ね
なるほど

それでラノベにはSFミステリが多いわけだ
アリバイ崩しで面くできるから

あと東浩紀が何でデリダルールをお宅に持ち込みたがるがるかもなんとなーく出てくるなw
19 : ななしのよっしん :2012/02/01(水) 18:21:10 ID: NrMjQN5fcE
>>18
ハイレベルな前提知識や大掛かりなインフラを共有したり保持したりする必要があるハイソサエティな文化よりも
荒唐無稽なルサンチマン的なものであっても新な閃きを面さの起点とすることが多いラノベ漫画のほうが近いというのはわかる気がする
ラノベ漫画主人公に「特別なは持たないが相手の特殊や異を無効化するを持つ」のが多いのなんかまさにそれだよね
ポストモダンがどうのこうのって話にもなりそうだけど
20 : ななしのよっしん :2012/02/01(水) 21:39:11 ID: LKH+hAVTwe
http://lucy.ukc.ac.uk/Simulate/Derrida_deconstruction.html

これはデリダが日本の友人(井筒俊)に宛てて書いた、脱構築についてに述べてある手紙らしい。なんと英語なのである。やったねたえちゃん!

まぁは読めないけど、翻訳サイトに手伝ってもらったら、脱構築は方法論ではないとか非人称的だとか「脱構築とは~である」と定義する事自体がすでに誤りだとか書いてあるのはわかった。そして最後に「をどうやって翻訳するのか…?…?」うはwww
21 : ななしのよっしん :2012/02/02(木) 10:52:06 ID: kHWGj3dH8l
>>19
とはいいつつラノベはそれで評論どもに「ハイコンテクスト」だの言われてるわけですけどな。

要は(純文学だろうがラノベだろうが)理解しようという接近をあきらめてるだけだろ、と。
そう評論に言ってやりたいよな
22 : ななしのよっしん :2012/02/08(水) 01:20:06 ID: kHWGj3dH8l
>>20
最近英語やってないんでは落ちたけど、まぁ言わんとしていることはその通りだ
脱構築する」とかいう。今までの「好き嫌い」でもなんでもそうなんだが、
じゃ「脱構築」しなかったら好きと嫌いはハッキリ別れたのか?
違う。「もともと分けられないから」こそ、その事実を辿るために「脱構築(?)」という「辿り方」をやってるにすぎず、世の中はとっくに脱構築という作用を起こしている。つまり非人称だわ。
で、脱構築を定義…て、その地点で脱構築を一定の決めつけに閉じ込める事(反脱構築的)なことやってるわけだから。
定義することも間違い。

…て、動画記事から行ける「まさかのデリダ」ってやつでちょうど同じこと彼が自分の口で言ってるけどな。
23 : ななしのよっしん :2012/02/10(金) 11:38:32 ID: uTkKGep2GD
デリダのレヴィ=ストロー批判レヴィ=ストロースがなんでも二項対立で説明しようとした事に対する批判が根底にあったのかね?
まあレヴィ=ストロース自身は二項対立は未開社会の文化の分析にしか役に立たないと言ってるしそもそもデリダのレヴィ=ストロー批判はかなりトンチンカンではあるのだが。
24 : ななしのよっしん :2012/02/11(土) 18:02:19 ID: kHWGj3dH8l
デリたんは人を批判するとき(ガダマーの時もそうだけど)妙な批判するからなぁwww
直接批判したというより、思考の外側をし示そうとしたとか、そんなところではなかろーか

レヴィさん自身,未開文化がどうこうって言ってるけど自分たちフランス人だって相対的で、異邦人であることを免れないって、文化相対義を徹底してるからデリダとそう違わないと思う。
レヴィく「私の著作は、私の死らぬ間に、私の中で考えだされている」とのこと。こんなセリフ、デリダも…ていうかラカンとかこの辺の人たちみんな揃って言いそうな気がするけどね。
25 : ななしのよっしん :2012/02/17(金) 21:45:17 ID: kHWGj3dH8l
趣味半分に「方法序説」を脱構築してみるテスト
デカ「明晰かつ判明に確かめられたことは決定的に明らか正しい」
デカ「で、夢がそれくらいリアルな時あるけど、完全であるの存在を前提すれば夢が偽なことがわかる」
デカ「だいたい"コギトエルゴスム"自体の存在前提だし すべては由来」
デカ「我々が混乱するのは、観念を抱く我々が不完全だから」
デカ「そんな混乱を直して確かめるための反省には俺ら理性があればおk
(第4章末部~五章序盤あたり要約)

人「はこんな不完全な理性をくれた」
「そりゃお前らが不完全なだけだ」
人「でもって完全で存在を含むんだろ?完全に作ってくれりゃいいじゃねーか!」
「…^^; でもちゃんと確かめればいいんじゃない?理性的に」
人「こんな欠陥品の理性でかよ?!」
26 : ななしのよっしん :2012/03/11(日) 00:14:22 ID: LKH+hAVTwe
脱構築可能性を踏まえない理論ってどうなんだろう。
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