自然ループとは、自然な無限ループを実現しているということである。
概要
ニコニコ動画においては、閲覧者がループ再生を無効にしていても、ニコスクリプト「@ジャンプ」コマンドを用いて動画をループ再生させることが可能である。中でも、ループしていることに気がつかないほど自然な無限ループを実現していれば自然ループと呼ぶことが出来る。
しかし、実際にはタグとしては「無限ループ」が用いられることがほとんどである。
ループが無くなった場合はループ消失と言うタグが用いられる。
実現のためのメモ
動画の最後から最初にループさせるには「@ジャンプ #0:00」を投稿動画の末尾に投稿者コメントで入れればいいはずであるが、単純な無限ループでなく、自然な無限ループを実現するためには実は動画制作前から準備が必要な場合がある。
始点
ジャンプ先の位置は細かく指定しても、シークバーを移動できる位置にしかジャンプしない。シークバーの移動位置はキーフレームの設定で決まる。よって、ループ区間の始点にはキーフレームを設定しなければならない。
終点
ニコスクリプトの「@ジャンプ」コマンドは1秒に1回、下のシークバーの横にある秒数の表示が変わる時にしか発動のタイミングがない。つまり、動画再生の終点は~秒ジャストの位置になければならない。
2009年4月27日の新プレーヤー導入以降に挙動が変わったようで、1秒未満の単位でジャンプ開始のタイミングを指定できるようになったようである。そのことにより、ジャンプのタイミングを手動で正確に指定することが必要になり、自然なループ実現の難易度は上がったといえる。
また、この微妙な仕様変更により、これまで自然ループを実現していた動画でタイミングがずれている可能性がある。旧プレーヤーに変更しても、この仕様変更の影響はなくならない。(旧プレイヤーは現在廃止された。)
指摘されていない問題点
ニコニ広告導入に伴い、広告を受けた動画の末尾に広告主が表示される機能が実装されたが、プレーヤー側の設定でなく、「@ジャンプ」コマンドでループさせると広告主が表示されなくなる。
また逆に、プレーヤーのループ機能でループすることを想定している動画に広告が設定されると、ループがとぎれてしまう可能性がある。
ループ再生を想定していてかつニコニ広告を受け入れる場合にはこういった問題点にも留意する必要がでてくると考えられる。
関連動画
関連項目
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