舞い降りる剣とはTVアニメ「機動戦士ガンダム SEED」の第35話のタイトルである。
概要
前話ラストでベールを脱いだ新主人公機「フリーダムガンダム」の初戦闘が描かれるエピソード。
機動力、火力、格闘能力を兼ね備えたフリーダムの圧倒的な性能、無数の敵機をマルチロックオンして全火器を掃射する必殺技「ハイマット・フルバースト」の描写が話題になった。
また、幾多の悲劇を経験した主人公キラ・ヤマトが敵兵の命を奪うことを避け、武器やメインカメラのみを破壊する不殺主義戦術に移行。更に当初から提示されていた「軍の命令に従って戦い続ける事に意味はあるのか?」という疑問にも一つの答えが出される為、ストーリー的にも重要なエピソードと言える。
あらすじ
ザフト軍は「オペレーション・スピットブレイク」を発動。地球連合軍本部・アラスカ基地を攻略すべく大規模部隊による侵攻を開始する。しかし、連合軍上層部は本部守備隊を囮にして広域破壊兵器「サイクロプス」を起動し、味方もろともザフト軍を殲滅しようと目論んでいた。
ムウ・ラ・フラガは自分たちが囮にされた事実を母艦アークエンジェルに伝えたが、艦載機も搭乗員も欠けたアークエンジェルには戦線離脱もままならない。事情を知らないザフト軍モビルスーツはアークエンジェルに容赦なく襲い掛かり、そのうちの一機が艦橋を破壊しようとした。
しかし、そのとき未知のモビルスーツが大気圏外から舞い降り、瞬く間に敵機を無力化する。雄々しく翼を広げたその機体「フリーダムガンダム」のパイロットは、行方不明になっていたキラ・ヤマトだった。
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関連項目
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