漢字として
- 意味
- 渡る、二隻の舟を並べ水を渡る、船、船橋、という意味がある。
- 〔説文解字〕には𣃚の字を載せ〔説文・巻八〕に「方舟なり」とあり、徐鉉の注に俗に航に作るとある。航は〔集韻〕に載っていて同じく「方舟なり」とある。方舟は舫(もや)い舟のことで、古くは船橋のことをいい、渡るという意味がある。
- 字形
- 形声。声符は亢。
- 音訓
- 音読みはコウ(漢音)、訓読みは、ふね。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 航海・航空・航行・航進・航宙・航程・航路
異体字
- 𣃚は、〔説文〕の本字。
関連項目
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