花咲舞が黙ってない単語

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ハナサキマイガダマッテナイ
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花咲舞が黙ってないとは、日本テレビ系列で放送されたテレビドラマ作品、および池井戸潤小説である。

概要

池井戸潤作の小説不祥事』『銀行総務特命』などを原作としたテレビドラマ作品。演は
前年に放送された池井戸原作ドラマの代表作である『半沢直樹』と同様に銀行舞台とした作品であり、「女性版・半沢直樹」と言える主人公咲舞が臨店班(問題を起こした支店に直接出向き、業務導を行う部署)として銀行内のトラブルに立ち向かうストーリーを描いている。

2014年1月原作者・池井戸本人からドラマ製作が発表され、同年4月6月に放送(第1シリーズ)。
さらにその後2015年3月に続編の製作が決定され、同年7月から第2シリーズが放送された。どちらも水曜10時で放送されている。
また、第1シリーズ終了後、2014年7月から六多いくみ作画により雑誌『Kiss』にて漫画版が連載された。

主要登場人物

咲 舞(はなさき まい) 演:
東京第一銀行本部・支店統括部臨店班。
かつては明るい切なテラー窓口担当者)として顧客や同僚から人気があったが、突然本部の臨店班への異動を命じられる。一度スイッチが入ると手が付けられない猪突猛進な性質で、支店長等の業務方針に口出しをしては顰蹙を買うことが多く、相馬の手を焼かせる。
異動直後は行員の粗探しを行う臨店の仕事に思い悩むことも多かったが、正義感が非常に強く、間違っていると思ったことは底的に追及する。納得がいかないことに対しては「お言葉を返すようですが~」と反論し、不正を追及され逆上した相手に「黙れ!」と言われれば「黙りません!」と切り返す。
ラーとしては非常に優秀で、そのスキルを活かした事務処理を駆使して事件の解決を行うことも多い。
相馬 健(そうま けん) 演:上川隆也
支店統括部臨店班調役。舞とコンビを組む。バツイチ
かつては優秀な融資マンだったが、上に融資焦げ付きの責任を押し付けられたことをきっかけに出世コースから外れ、閑職の臨店班に回されてしまった。以来諦めがついてしまい、臨店の際にもできる限り波を立てないように心がけている。
舞とはかつて中野支店に勤務していた頃からの上でもあるが、に衣着せぬ物言いをする舞を苦手としている(原作では「狂咲(くるいざき)」というあだ名を付けている)。臨店においても言いたいことをすぐ口にする舞に振り回されっぱなしだが、根は熱い男であるため、徐々に自らの考えをめ、積極的に事件の解決に乗り出すようになる。
食べ歩きが趣味で、臨店に出向く際にはグルメガイドを持ち歩く。また、舞の・幸三の料理にはまり、「咲」の常連となる。
芝崎 太一(しばさき たいち) 演;塚地武雅
支店統括部次長。舞と相馬の直属の上
トラブルが発生するとすぐ「大変だー」と慌てて臨店班に仕事を持ち込んでくる。
伸二朗(からししんじろう) 演:榎木孝明
支店統括部部長
が柔らかい人物で人望も厚い。銀行の旧弊な体質を変えることを期待し、舞を臨店班に抜した本人。
児玉 直樹こだま なおき) 演:甲本
第1シリーズでは経営企画本部次長。第2シリーズからは秘書室次長に就任する。
の忠実な部下で、臨店班の監視を命じられる。相馬とは同期入社。
毅(しんどう たけし) 演:生瀬勝久
第1シリーズでは経営企画本部常務執行役員。第2シリーズでは常務取締役に昇格する。
将来の頭取補の1人。銀行の利益を第1に考え、そのためには行員の犠牲もやむなしという冷な精を持つ。
次々と不祥事を暴く臨店班を快く思っていない。中でも自身の閥に所属する行員の首を飛ばした際には昂する。
(どうじま しょうご) 演:石橋
専務取締役。第2シリーズから登場する。
ニューヨーク支社から本部へと復帰し、と頭取争いを繰り広げる。
咲 幸三(はなさき こうぞう) 演:大杉
舞の原作には登場しないドラマオリジナルキャラクター
妻をくに亡くし、男手ひとつで舞を育ててきた。舞の一番の理解者であり、頼れる父親
門前仲町にある自宅で飲食店「咲」を営んでいる。

原作について

このドラマ原作ドラマの関係がいささかややこしい。

原作クレジットでは第1シーズンが『不祥事』『銀行総務特命』、第2シーズンが『不祥事』ということになっているが、原作咲舞が登場するのは『不祥事』のみで、『銀行総務特命』の原作主人公宿修平という別のキャラである。さらに第2シーズンでは実際には『不祥事』の収録作は使われておらず、『銀行総務特命』のほか『銀行仕置人』『銀行』『敵』『かばん屋の相続』に収録された、池井戸潤のさまざまな銀行ものの短編を咲舞主人公の話に変して使用している。

さらにドラマヒットを受けて、2016年讀賣新聞上で原作者の池井戸潤による同題の新作小説『花咲舞が黙ってない』が連載され、2017年に中公文庫から刊行された。というわけでややこしいのだが、小説『花咲舞が黙ってない』はドラマ原作やノベライズではなく、ドラマの後に書かれた『不祥事』の続編である。

ちなみに小説『花咲舞が黙ってない』には、まだ東京第一銀行と産業中央銀行が合併する前の、若き日の半沢直樹も登場している。

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花咲舞が黙ってない

1 ななしのよっしん
2016/09/19(月) 10:21:29 ID: C4mWqCcaTv
この記事は造りが良いな...ドラマ見たくなってきたよ
借りてみるかな。面いといいけど
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2 ななしのよっしん
2016/10/16(日) 03:08:55 ID: uHajjyI5A4
読売新聞でもこの前まで連載されてた
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