「若松俊秀」(わかまつ としひで)とは、とは、東映のスーパー戦隊トレンディドラマ「鳥人戦隊ジェットマン」の「結城凱/ブラックコンドル」役で知られる俳優である。
概要
教師を目指して東海大学に入る為に上京したが、演技の道に魅せられて在学中に劇団に所属して俳優活動を開始し、1990年放映のドラマ「家族の幻影」の「倉本哲夫」で初レギュラーを果たした。
1991年には、「鳥人戦隊ジェットマン」にて「結城凱(ゆうき がい)/ブラックコンドル」役に抜擢され、一匹狼で女好きの遊び人ながら偶然バードニックウェーブを浴びた事からジェットマンに勧誘されるようになるも断り続けたが、秘めていた正義感からジェットマンに加わり、リーダーの「天童竜/レッドホーク」不在時には、皆をまとめてリーダーシップを発揮し、グレイと死闘を繰り広げた果てに戦士として認め合うナイスガイを演じ、最終回では衝撃の結末を好演した。
「空が目に染みやがる・・・綺麗な空だぁ・・・」
ジェットマン視聴者からの人気は凄まじく、キャラクターにあわせたジッポライターやウイスキーの他、オーダーメイドのスーツのプレゼントが届いたといわれている。
ジェットマン出演時には、役者としての顔の他に、結城凱のキャラクターイメージソング「炎のコンドル」を歌い、「ブルースワロー/早坂アコ」を演じた「内田さゆり」と「ホワイトスワン/鹿鳴館香」を演じた「岸田里佳」が歌った「陽気なアコちゃん」の作編曲も手掛ける等、音楽面にもその才能を見せている。
また「鳥人戦隊ジェットマン」での演技に悩みをかかえていた際に、脚本を担当した「井上敏樹」からの助言でふっきれた事から、井上敏樹とは長いつきあいを続けており、2005年に上演された井上敏樹脚本の舞台「H~i!Jack!! -やあ!ジャックさん!!-」に出演している。
その後も俳優活動を続け、「暴れん坊将軍」シリーズに出演する等、TVドラマに映画に舞台に俳優活動を続けている。
2011年には、東映から「海賊戦隊ゴーカイジャー」の脚本のオファーをうけた井上敏樹から、
俺が脚本書くから、お前は結城凱として出ろ
との突然の電話が入ったものの、ジェットマン本放送当時に井上敏樹とのミーティングと言う飲み会を重ねて結城凱の終焉をつくりあげた自負があったことから、すぐに承諾する事が出来なかったが、東日本大震災を経験した事や若松俊秀が結城凱として出演しないなら脚本は書かないという井上敏樹にすべてを任せ、20年ぶりに結城凱として出演することを決めた。
※若松俊秀やスタッフの要望もあり、結城凱が変身したブラックコンドルは大藤直樹が演じた。
2ヶ月程の間に6キロ絞って挑んだ撮影では、生身のアクションで自分の顔と同じ高さまでまっすぐ蹴り上げるアクションシーンやトランポリンを用いた飛び蹴りを披露する等、春頃にヘルニアに悩まされていたとは思えない動きを見せ、目に滲みるほどきれいな青空をみながらベンチに座って消えていくと言う伝説の男を好演した。
※結城凱については、ジェットマンの最終回で終わっている事と考えており、その後の小説版や漫画版そして今回のゴーカイジャー出演はすべて番外編だと語っている。
主な出演作品
特撮作品
TVドラマ映画 |
※その他の出演作品についてはWikipediaの該当項目参照
関連動画
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関連項目
関連人物 |
鳥人戦隊ジェットマン |
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