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菅原浩治とは、ネット小説およびそれらを元としたメディア作品「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」に登場する、ニホン国の若き外交官である。
概要
ネット小説およびそれらを元としたメディア作品「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」に登場する、ニホン国の若きエリート官僚であり、世界の中心でとても格好いいロリコン宣言をしたニホン国の外交官である。初登場では、ピニャがニホンに来た際の捕虜返還交渉において、首相補佐官(のち副大臣)の白百合玲子とともに登場した。
その後はニホン国と特地の帝国との戦争を終結させるためニホン国から派遣され、帝国との講和を締結すべく白百合副大臣らの使節団と共に特地入りする。和平交渉のため帝国側の「話の判る」元老院議員とコンタクトをとり、謙遜とともにニホンの技術、戦力、情報を垣間見せることで講和派に引き込むなど、外交官として非凡な才を見せる。
しかし、帝国の皇宮においてニホンの一般市民が拉致され奴隷にされている姿を目の当りにして、随伴の伊丹が激昂にかられ皇子を殴打しさらに伊丹の部下である女オーガにフルボッコにさせるのを黙認したりするなど、悪く言えば外交官としてはまずく良く言えば人間味があるといえる、若い所もある人物である。[1]
以後は、自衛官や伊丹ら第三偵察隊が活躍する裏で、帝国への人質返還などの際に帝国の要人との講和交渉など重要な裏方を担ってゆく事となる。
なお、有力貴族の類縁の令嬢であるシェリー・テュエリ(12)(21)とは、講和会談初期からニホンと帝国の催しなどを通じて交流がある。とくにシェリーは、宮中での交流会では率先して自分を日本側に紹介させるだけでなく政略結婚も見据えてアプローチをかけておくなど、菅原への接触には積極的で、菅原は終始押され気味でやや避けているものの、関係は良好であった。[2]
~以下重大なネタバレにつき反転~
ここまで書いておきながらという感はあるが、彼の名誉のために付け加えておく。
上記要人との交渉の際、裏で帝国の主戦派の妨害(及び暗躍しているある亜人の工作)により帝国内部がクーデターにより分裂し主戦派が実権を握ることとなる。そのあおりを受けて、講和派であった先述の帝国外交官であるシェリーも一族郎党追われる身となる。
一家に刺客が現れそこから逃がされるも両親を亡くす事となり、菅原のいるニホン国公館へ向かい助けを求めるも、先述のクーデターにより外交関係がややこしい事となっていたため、現帝国のオブリーチニキ(帝国の子飼いの汚れ仕事のような物)に追われ捕縛される。
菅原はこの時シェリーを施設の中から見ていたが、同僚より「抑えろ」と制止されていた。しかし悩んだ末に制止を振り切り、「未来の嫁という将来の身内」を名目に施設の内側に引き入れ助けている。彼もこの時点で吹っ切れたらしく、元々政略結婚のつもりだったシェリー嬢も菅原に本気で惚れたらしい。
つまり仕方の無かった事である。
もう一度言う、仕方のなかった事なのである。
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脚注
- *皇帝や皇子たちに大見得をきって脱出した後、自分たちがとった対応と行動について、「どう報告しよう・・・」と伊丹とともに激しく後悔する様子も見せている。
- *しかしシェリーが、「殿方はその線を越えると途端そっけなくなる」「今夜も二人きりで色々教えてもらう約束」など、ことごとく意味深な発言を連発するため、白百合副大臣からも「菅原くん 問題になるようなことはしていないでしょうね」と確認される始末だった。
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