華牌とは、奥村遊機から販売されたパチンコシリーズの総称・略称である。
第一作目は【CR華牌・井出洋介の華麗なる麻雀】(2005年7月より稼動開始)
第二作目は【CR華牌II~「ミスター麻雀」小島武夫の戦略~】(2010年3月より稼動開始)
特性
前作でもおなじみの「1回転(変動)=3ツモ」変動を採用(※リーチ・テンパイ後や電サポ中は除く)。更に「ミスター麻雀」
小島武夫プロ監修の元、本物のプロ雀士の打ち筋をほぼ完全再現。非常にリアルな対局が画面上で展開される。
②.「和了役が出玉に直結」
通常、麻雀系パチンコでは「和了=大当り」の図式が大半だが、華牌は更に「和了役≒出玉数」の図式と「親・子」(※)の概念を追加。成立役が高ければ高いほど、親上がりになるほど大当り出玉が多くなる。なお役満以上の和了なら16R確変大当りが確定。
※プレイヤーはヘソ(スタート)消化時は子、電チュー消化時は親扱いとなる。
③.「確変継続抽選」
確率変動突入後は、毎回転一定の確率で確変→通常の転落抽選を行っている。転落告知が無く、画面上では確変か通常か見分けがつかないため、プレイヤーのイライラドキドキ感は倍増。
スペック
スペックに関してはFK(1/293),MK(1/169.7),PK(1/97.3)の三種類が存在。前述のとおり、全てのスペックにおいて「確変継続抽選」が採用されており、転落率はスペックによって異なる。
以下、スペック紹介。より詳しい振り分けや出玉を知りたい方は、各種攻略サイトを参照されたし。
CR華牌II「ミスター麻雀」小島武夫の戦略 FK (ミドルタイプ)
大当り確率:1/293 確変中:1/29.3 確変突入率:100%(※毎回転1/54.3で転落) 電サポ:100回転
大当りの種類は4,8,12,16R当りの計4種類。小当りや突然確変・通常は一切なく、全て出玉のある確変大当りとなる。なお大当りがヘソ当選なら下アタッカーが開放され、電チュー当選なら右アタッカーが開放となる。基本はどのスペックでも、右アタッカー消化の方が出玉が多い。
CR華牌II「ミスター麻雀」小島武夫の戦略 MK (ライトミドルタイプ)
大当り確率:1/169.7 確変中:1/26.8 確変突入率:72%(※毎回転1/60.3で転落) 電サポ:32-100回転
大当りの種類はPK版と変わらないが、16R当り以外は通常大当りが存在する。また電サポについては、32-100回転の中から、ランダムで選択される仕様になっている。打ち方やモードに関してはPK版と同じ。
CR華牌II「ミスター麻雀」小島武夫の戦略 PK (甘デジタイプ)
大当り確率:1/97.3 確変中:1/19.5 確変突入率:69%(※毎回転1/40.2で転落) 電サポ:23-100回転
大当りの種類は3,5,10,16R当りの計4種類。こちらもMK版同様、16R当り以外は通常大当りが存在し、電サポも23-100回転の中から、ランダム選択となる。打ち方やモードに関してはPK版と同じ。
ストーリー紹介
『最高の好敵手』と『最高の舞台』を求め、熱い男-翔-は新宿の雀士たちと、日々麻雀対決を繰り広げていた。
戦いは熾烈を極め、時にはプロと呼ばれる雀士たちを巻き込むこともあった。
あの激闘から5年・・・
各地を転々とし麻雀道を極め、空虚な気持ちで新宿に戻ってきた翔。
そこで彼を待ち受けていたのは、かつて翔に苦杯を喫したライバルたちだった。
「高校時代の大先輩-健-」
「高飛車な和服女-紅華-」
「ベテラン雀士-権蔵-」
そして新たに加わった最強のプロ雀士たち。
2010年某月、新宿の麻雀界を再び揺るがす大激闘が、今 始まる・・・!!
登場人物
プレイヤーキャラクターは翔。対局者は健、紅華、権蔵の3人から好きなキャラクターを選択可能。
アニメキャラクター
かつて新宿の麻雀界を席巻した凄腕の雀士。各地を渡り歩き、麻雀道を極めた彼に最早敵はない・・・はずなのだが、対戦相手に何かと言いがかりをつけたり、突然脱ぎだしたり、安手の和了にいきなり人生を賭けだしたり、失敗をごまかすために放火したり・・・と、その挙動は相変わらずである。雀荘の店長は早く出入り禁止にした方がいい。
得意技は「ドラ爆」(しかも平打ち)。欠点は白の盲牌がロクに出来ないこと。
翔のライバルの一人であり、翔に麻雀を教えた恩師。高校時代の先輩でもある。「冷静沈着」を心情としている向きがあり、対局中は元より地震が起きても殆ど慌てない様子は圧巻。ウィスキー(ロック)と自前の櫛と携帯が、お気に入り。
翔のライバルの一人であり、スタイル抜群の和服女。高飛車な態度を常にとるのは、自分の心の弱さを隠すためだとか。翔に気があるようでちょくちょくアプローチをしかけるのだが、肝心の当人がまったく気づいていないため、対局中に怒り出すこともしばしば・・・。
- 権蔵(ごんぞう) 「なんや、この程度かい」
翔のライバルの一人であり、麻雀歴20年を超えるベテラン雀士。そのいかつい風貌や対局中の言動からは、どう見てもその手の人にしか見えないが、5年経ち孫が出来て性格的に少しはマシになった様子。しかし対局中熱くなってくると、言動が激しくなる。汗っかきなのか、よくハンカチで体をぬぐっている。
前作では盲牌がまったく出来ないという設定があったが、本作はそういった描写はなく、ある程度克服できた模様。
プロ雀士
登場するプロは以下の5名。プレイヤー(翔)に、対局のアドバイス等を与えてくれる。
主要リーチ紹介
基本的には(一部演出を除き)プレイヤーが和了すれば大当り、流局or相手が和了ならハズレとなる。
- ノーマルリーチ・・・基本となるロングリーチ。ここから様々なリーチへ派生していく。
- 激闘リーチ・・・炎系リーチ、炎に包まれる雀荘。
- 盲牌リーチ・・・水系リーチ、通称「はごろもフーズ」。
- 強打リーチ・・・引いた牌を卓上にたたきつける、誰にでも出来る簡単なお仕事です。
- 対戦リーチ・・・風系リーチ、「このツモに俺の人生をかける!」→流局、の流れは圧巻の一言。
- 龍神リーチ・・・何故脱いだし。
- 看破系リーチ ・・・ツバメ返し、握り込み、積み込み、いずれかのイカサマを看破できれば大当り。♪で~ん
- プロ光臨リーチ・・・激アツリーチ。プロの魂を宿して相手に挑む。
- 復活リーチ・・・ちゅドーン。発生した時点で大当り確定。
- 役満全回転・・・超激アツリーチ。発生した時点で16R大当りが確定する。
リーチ演出中にプロ雀士が登場すればチャンスアップ、小島武夫なら大チャンスとなる。
関連動画
「公式PV」 「ハンターキャッツ氏による実機配信(FK版)」
「懐かしの初代華牌」
関連商品
関連リンク
関連項目
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- 0pt