虫姫さまとは、株式会社CAVEが制作したアーケード用シューティングゲーム(以下、STG)。およびそのシリーズである。
概要
巨大な昆虫(作品中では“甲獣”と呼ばれる)を始めとした生物たちが跋扈する、現在とは異なる地球を舞台としたファンタジーSTG。主人公は天真爛漫な少女“レコ”で、カブトムシをモチーフとした金色の甲獣(その名も“キンイロ”)の背に乗って、行く手を阻む甲獣たちと戦っていく。
「CAVEと言えば弾幕STG」というイメージを固めた同社であったが、本ゲームには旧来のSTGと同様のスタイルをしたものを含む、複数のモードが用意されている。これによって、初心者や「弾幕STG」を忌避するシューターにもプレイしやすいものとなっている。しかしその一方、「上級者向け」を免罪符とした超ド級な弾幕量を誇るモードも搭載されており、この点でも話題を呼んだ。
各モードの説明は後述する。ニコニコでプレイ動画を視聴する際は、それがどのモードのプレイであるかも注意されたい。
また、主人公のレコは様々な点から人気を博し、非STGのスピンオフ作品『パズル! 虫姫たま』の稼動や、CAVE作品として初めてキャラクターフィギュアが公式発売されるなど、「CAVEのキャラクター路線の起点」として挙げられるタイトルでもある。
シリーズ作品
『虫姫さま』
2004年稼動開始。2005年にはタイトーよりPS2へ移植された。
疫病に倒れる人々を救うべく、姫であるレコ(15歳)が森の奥にいるという“甲獣神”へ会いに行く、というストーリー。
プレイヤーキャラ(自機)はレコ一人であるが、ショットタイプは3種類から選択可能。さらにプレイヤーは以下のモードの中から一つ選択できる。
- オリジナルモード
- 敵弾の量は少ないが速度が速い、いわゆる「非弾幕・本来のSTG」モード。
- STG初心者はまずこちらから。もちろん「これしかやらない」というのもOKなので、「CAVE=弾幕」という固定観念に囚われずプレイしてみよう。
- マニアックモード
- CAVEらしい「弾幕STG」モード。
- 名前の通りマニア(CAVEファン及び弾幕STGファン)向けのモードであるが、これから弾幕STGを始めたいという人ならこちらからプレイしよう。
- ウルトラモード
- 超弾幕モード。
- まずこのモードにカーソルを合わせると、「弩極難易度のモードです。自己責任でお願いします。」という説明文が表示され、選択すると更に「警告 絶望に挑戦してみますか? (やめる/上等)」という選択肢が登場する。
- プレイ中の難易度については最早言うまでも無いが、ゲームの最後には当時「史上最凶」と呼ばれた真ボスが登場する。→CAVE真ボスリンク
- とにかく一般人がプレイしてよいモードではないし、またその必要もない。
- アレンジモード
- PS2版のみに搭載されているモード。
- 弾量・難易度は「マニアック」と「ウルトラ」の間ぐらいで、他にショットタイプの任意切り替えなどの様々なアレンジが施されている。
『虫姫さま ふたり』
2006年稼動開始。
前作で甲獣神と邂逅を果たしたレコ。しかし彼女に対し、異国の女王“ラーサ”の魔の手が迫る。ラーサはアキの母親で、「息子の命を奪った」レコを恨んでいたのだ。
プレイヤーキャラとして、ラーサの息子“パルム”(9歳)が追加。タイトルの「ふたり」は、2作目であることと自機が2人であることのダブルミーニングである。
さらに、2人の自機には「ノーマル」と、ややテクニカルな「アブノーマル」という2種類のショットタイプが用意されている。
本作品は稼動開始から2ヵ月後、バージョンアップが施された。このバージョンアップは基盤の無償交換という形で行われたため、現在ゲームセンターでプレイできるものは大抵が新バージョンである。
新バージョンはタイトルに「Ver.1.5」と書かれたアイコンがあるので見分けがつく。このため新バージョンは「Ver.1.5」と呼ばれ、それに対して旧バージョン(無印)は慣習的に「Ver.1.0」と呼ばれる。
モードは前作と同じく、「オリジナル」・「マニアック」・「ウルトラ」の3つが搭載されている。
ちなみにウルトラモードの説明文は、「絶望すら無駄になる、空気の読めない難易度にご注意下さい。」
同じく警告文は、「秒殺の覚悟はできていますか? (いいえ/玉砕上等)」
ウルトラモードの難易度は、前作のそれを遥かに上回り、クリアした人数も非常に少ない。特に、2009年3月時点で「ノーマルパルム」「アブノーマルレコ」の2機体については、クリアした人間が存在していない(8000万エブリ設定では存在する)。
『虫姫さま ふたり ブラックレーベル』
2007年稼動開始。
台数限定で生産された。『虫姫さま ふたり』の別バージョンであるため、厳密には続編ではない。略称は「虫ふたBL」。
ショットタイプの「ノーマル」・「アブノーマル」が廃止され、両者の利点を併せ持った1つのタイプに集約された。
また、「ウルトラモード」の代わりに「極弩(ゴッド)モード」が搭載されている。
- 極弩(ゴッド)モード
- ウルトラモードと同じく大量の弾幕が押し寄せてくるモード。
- 敵配置や細かなシステムが変更されている他、真のラスボスが追加されている。
- カーソルを合わせると出る説明文は、「極めて激しく!かつ派手に!弩級のハッタリにご期待下さい。」
Xbox 360版 虫姫さま ふたり
●開発スタッフ一問一答
Q、アーケード版の『虫姫さま ふたり』には“1.0ver”と”1.5ver”というふたつのバージョンがありましたが、Xbox 360版はどちらがベースになっていますか?
A、“1.5Ver”を収録しています。Q、Xbox 360版用にゲームバランスの調整は行われているのでしょうか?
A、はい。調整を入れることを現在検討しております。Q、家庭用で強化された点はありますか?
A、『デススマイルズ』と同様に高画質にグラフィックを強化します。Q、オンラインには対応するのでしょうか?
A、はい。オンラインランキングに対応したスコアアタックを搭載する予定です。Qダウンロードコンテンツの予定はありますか?
A、予定しておりますが、どのような形の配信になるのかは、現在検討中です。Q、現在の開発状況は何パーセントですか?
A、まだ開発が始まったばかりですので、20~30パーセントといったところです。Q、プレイヤーに注目してほしいポイントはどこですか?
A、美麗に生まれ変わったグラフィックでの弾幕に注目してほしいです。Qファンへのメッセージをお願いします。
A、『デススマイルズ』に続くケイブのXbox 360用ソフト第2弾として、『虫姫さま ふたりVer1.5』の発売を発表させていただきました。これが開発着手できたのも、シューティングというジャンルへのXbox 360ユーザーの方々のご声援のがあったからこそだと思います。その期待を裏切らないように開発を進めていきますので、今後ともよろしくお願いします。
関連動画
『虫姫さま』
『虫姫さま ふたり』&ゴッドモード(BL)
その他、関連動画
関連商品
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E8%99%AB%E5%A7%AB%E3%81%95%E3%81%BE


ページ番号: 867357
リビジョン番号: 988130
読み:ムシヒメサマ
初版作成日: 09/01/09 21:51 ◆ 最終更新日: 10/11/27 02:53
編集内容についての説明/コメント: 関連動画を追加。
記事編集 / 編集履歴を閲覧 / Twitterで紹介







JASRAC許諾番号: 9011622001Y31015
ヘッダー:固定
ヘッダー:追従