単語記事: 製作委員会

編集

製作委員会とは、映画アニメを作る上で必要な資を出資した企業(あるいは個人)の集団である。各出資者はその作品に対して様々な権利を有する。

概要

以下の業種が製作委員会に名を連ねることが多い。

実際は複数事業を兼ねていたり委託される企業も多いので、出資者は少なくなる。

メリット/デメリット

メリット

何よりリスクの分散と回避が最大のメリットである。娯楽商品はその売れ行きの予測が非常に難しいことが挙げられる。作品自体は良質でも全く浸透せず売れないなんてことはよくあるし、そもそもその作品の良し悪しは観によるところが大きい。制作側が売れると思っても売れなかったときの負債の大きさは計り知れないものがある。

しかし複数の企業が出資することでそのリスクが分散され、常に一定量のコンテンツ提供しやすくなるわけだ。
また、タイアップによる関連グッズの売り上げ増加が大いに期待できるし、場合によってはそれが的となる。

デメリット

もちろんいいことばかりではない。デメリットは出資者はもちろんのことユーザー側が被ることも多い。以下羅列。

  • 責任の所在がはっきりしない
  • 権利関係が非常に複雑になり、ちょっと何かするにも基本的に全ての権利者許可が必要である
  • 出資者の利益が分散される
  • 分散される利益を回収しやすいように、コンテンツの価格が高くなりやすい
  • 作品の内容に複数の権利者の息がかかりやすくなり、結果としてつまらない作品となりやすい
  • 短期間で確実な利益を得るために製作期間が短くなり、結果として作品の質が落ちることがある

製作委員会方式でなくても起こりうるものも含まれるが、発言者(=出資者)が多くなることはそのデメリットの発生確率を高めるのは確実だ。

名称について

大抵の場合、「○○製作委員会などといった作品名を冠する形が多いが、原作タイトルをもじったり、劇中に登場する(あるいは、登場しそうな)団体名を創作して付ける例も見られる。以下はその一例。

関連項目

脚注

  1. *このProjectEVAだけはちょっと特殊で、プロデューサー大月俊倫が後にったところによると「庵野秀明と大の二名だけで結成された半ば落のようなもの」とのことであり「二人製作委員会」とも称している。ゆえにエヴァンゲリオン劇場版(旧世紀版)においては「EVA製作委員会」だったが、ヱヴァンゲリヲン新劇場版では株式会社カラー単独製作となっている。

【スポンサーリンク】

携帯版URL:
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E8%A3%BD%E4%BD%9C%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
ページ番号: 4144607 リビジョン番号: 2351688
読み:セイサクイインカイ
初版作成日: 09/08/21 15:24 ◆ 最終更新日: 16/04/19 07:48
編集内容についての説明/コメント: 項目の追加、ProjectEvaの説明の脚注化
記事編集 / 編集履歴を閲覧

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

製作委員会について語るスレ

37 : ななしのよっしん :2016/06/26(日) 15:50:46 ID: gS5/+Q7/qu
製作委員会制度の弊アニメOPEDは常にボーカルが付いている事が多い。
インストを使用しているのは最近だとブリュンヒルデくらいか
38 : ななしのよっしん :2016/06/26(日) 16:02:45 ID: MV07mMlW8M
最近じゃないけど灰羽連盟インスト形式だな
wikipediaだとオープニングテーマfree bird〜真昼へと〜」 でボーカル曲になってるけど実際に本編に収録
されてるのはインスト
詳しくは調べてないけどイメージソングらしいし曲調的にも後付ボーカルだな
39 : ななしのよっしん :2016/08/20(土) 21:59:22 ID: 1HosyPwj3b
クラウドファンディングのほうが優秀だと思うんだけどね
40 : ななしのよっしん :2016/08/20(土) 23:54:05 ID: FJTA4f3Gkl
その方式で充分なカネを集められるのは相当限られたコンテンツだけだね
41 : ななしのよっしん :2016/10/09(日) 19:09:22 ID: XUHefctH9c
3月のライオン原作者は新房監督じゃないとアニメ化理って言ってたらしいけど
原作者のネームバリューが高いと割と注文できるもんなのか
42 : ななしのよっしん :2017/01/10(火) 17:59:37 ID: FUMsKP6vh+
君の名はも初めてこの方法をとって成功した
43 : ななしのよっしん :2017/04/05(水) 10:47:18 ID: uEsRwuPBbc
ぶっちゃけこの形式ってここに書いてるメリットデメリットより一部のアニメビジネス会社がアニメと言う利権を手放さいよう仕向ける為のシステム
参加社は名前だけ変わったモノの実はK社やD社のような古の小会社やその資本で建てられた会社がほどんど
アニメと言う食い種を外の資本から奪われるのを守れる役割が本音って所

論それはアニメになるって言うより自分達の持ち場守りで自分達の影が縮まると会社が潰れるくらいの経営条件で縄りが荒れるのを恐れるからだけどな
44 : ななしのよっしん :2017/04/18(火) 18:33:19 ID: W9OHAd6Gw8
>>45
この話も良く聞くけどさ、結局製作委員会に変わる集システムが生まれれば、自然淘汰されていくだけなんだよ
実際アニメ業界が独占されてるって意見も同感だけど、じゃあ外の資本って何があるんだよって感じもする
アニメヒットしてけが出る業界ってそんなに多いわけではなくて、出版、配給、玩具なんかがメインで、あとはコンビニなんかの小売とかが諸々
急に自動車会社が出資してくれたりしないし、結局毎回変わりばえしない会社が名を連ねるのは当然。
もしそういう意味ではなくて、新規資本の参入自体をK社なんかが何らかの方法で阻んでいるなら、それは確かにダンピング以外の何物でもないから、独占禁止法で取り締まられるべきだが…
単純に新しい企業が全然スポンサーに入ってこないじゃないかという意味なら、そもそもアニメ制作にはがかかりすぎて、新規参入を阻んでいるとかじゃないか?それはそれで大問題だが。

ところで製作委員会方式のまま、スポンサーが口出ししにくいような方法って何かないものかな
むしろもっと出資者
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
45 : ななしのよっしん :2017/04/18(火) 19:04:26 ID: DLIesA1I6S
むしろ近年は製作委員会の幹事となる会社が新規参入してきてる方なんだけどな(東宝エイベックス等)

経営リスクを避ける=利権を守るって認識の時点でおかしい
委員会方式くらいじゃカルテルとかと違って新規参入を妨げる要因にはなりえない
46 : ななしのよっしん :2017/05/07(日) 18:44:04 ID: LPnDfAL0pb
 >>10で既に言われてるように、ビジネス、経営関連に敏い人材が製作側に居ない、クリエイターの意見が強いってのは割と致命的な気がする。
 アニメ自体が安定したビジネスモデルではいからよりそういう方面にはセンシティブにならないといけないのに。
  JASRAC許諾番号: 9011622001Y31015