ギブソンのSGと赤いマッシュルームヘアーがトレードマーク。
若手ミュージシャンを中心に音楽活動を行う会社「Smash Room」の代表取締役も務める。
概要
多数のアーティストのサポートミュージシャンとして、演奏や編曲等の活動している。
一般的には椎名林檎や矢井田瞳のバックバンドでのギタリスト、ニコニコ的には、涼宮ハルヒの憂鬱の「God knows...」「Lost My Music」のギター演奏を担当していることで有名。
アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』第12話「ライブアライブ」でのバンド演奏シーンで長門が白のSGを使っている点、及びギターを低めに構え立てているスタイルは彼を模してのものである。
また白石涼子、堀江由衣、平野綾等の声優やKalafinaなどのアニソン歌手の曲の音源製作に携わることもあるため、彼のギターサウンドがアニメ視聴者の耳に入ることは多い。
新人開発に熱心で、ギタースクールの開催や教則本、教則DVDの販売など精力的に活動している。余談だが「西川進スケール」なるスケール(音階)を広めようとしている。が、なかなか広まってくれないらしい。気になる人は教則本等を買って確認してみよう。
インターネットを介した音楽活動も行う。定期的に自らのソロギター演奏動画やライブ映像をアップロードしたり、ustreamの配信を行ったりしている。過去には前述したGod knows...をセルフカバーした動画や、ソロミュージシャンとしての音源等をyoutubeにアップしたり、youtubeで活動するギタリストのHellman(現Hidenori)が主催する企画に参加したりしている。
演奏スタイル
「感情直結ギタリスト」の名の下、感情表現に重きを置いた演奏をする。
例として敢えてリズムをずらして演奏したり、ノイズを入れたり、メロディーとギターの音をぶつからせたりすることがある。中でもノイズに関しては独自の哲学を持っているようである。
また特殊な奏法を用いることが多く、それらを様々なエフェクターと組み合わせて独特のサウンドを形成する。
具体的には、譜面を逆から弾いてレコーディングのときに逆再生したり、弦を鉛筆で叩いて反動を利用し連続音を出したり、E-BOWを使ったり、ネックをチェーンで擦って音を出したり、そで奏法なる謎の奏法を編み出したりする。
アコースティックギターに関しては、カーターファミリーピッキングが得意技とのこと。ジャズやヘヴィメタルは専門外らしい。
使用機材
- ギター
ギブソン系ではSGが殆ど。かつては長門有希のギターとして有名な白いSG Specialのイメージが強かったが、最近はSG Custom with Maestroが主。フェンダー系では青いジャズマスターの使用頻度が高い。アコギはGibson J200等。
- エフェクター
歪みは主にMXR Distortion IIを使っており、Distortion IIが彼のサウンドキャラクターの核と言っても過言ではない。使用の際にはアンプ側で少し歪ませてその上にこの歪みを加える。現在は生産していないため市場には中古でのみ出回っているが、(恐らく)彼の影響で価格が高騰したことがある。
またワウペダルの使用頻度がとても高いが、クリーントーンのカッティングと組み合わせたいわゆる「チャカポコ」はせず、シンセでいうところのフィルター的な使い方をする。
マルチエフェクターは使わない。またエフェクトボード上ではセレクターを使わず、全て直列に繋ぐ漢使用(エフェクターを多用するギタリストとしては珍しい)。
ちなみに「God knows...」「Lost My Music」のレコーディングにはVOX AC-30とMXR Distortion IIの組み合わせを使用した。
関連動画
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関連項目
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