- プロ野球選手一覧 > 西川龍馬
西川龍馬(にしかわ りょうま、1994年12月10日-)とは、大阪府出身のプロ野球選手(外野手)である。現在はオリックス・バファローズに所属。
概要
オリックス・バファローズ #7 | |
---|---|
西川龍馬 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府大阪市 |
生年月日 | 1994年12月10日 |
身長 体重 |
176cm 74kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投左打 |
守備位置 | 外野手、三塁手 |
プロ入り | 2015年ドラフト5位 |
経歴 | |
国際大会 | |
代表チーム | 日本 |
APBC | 2017年 |
プロ野球選手テンプレート |
敦賀気比高等学校では1年秋から遊撃手のレギュラーに定着。2年秋から主将を務める。3年春に選抜大会に出場したが、初戦で敗退。夏は県大会準決勝で敗退した。高校通算本塁打25本。
高校卒業後に就職した王子製紙では1年目から公式戦に出場し、3年目からレギュラーに定着し3番を担当。第27回BFAアジア選手権の日本代表に選出され、国際大会を経験した。
2015年ドラフト5位で広島東洋カープに入団した。背番号は63。スカウトからは「三拍子揃った東出輝裕タイプ」と評された。その東出を目標としている。
広島時代
2016年は開幕を一軍で迎え、3月26日の横浜DeNAベイスターズ戦で途中出場。27日の8回裏にプロ初安打、4月5日の東京ヤクルトスワローズ戦で初打点を記録。1年目は62試合の出場で打率.294、3打点をマークした。
2017年は95試合に出場した。オフにアジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)の日本代表に選出された。
2018年は開幕を一軍で迎えたが、打撃不振に陥り5月に二軍に降格。5月25日に復帰した後は打撃の復調と共に三塁手のレギュラーに定着した。107試合に出場し、打率.309、6本塁打、46打点。三塁の守備ではリーグワーストの17失策を喫した。
2019年は前年オフに丸佳浩がFA移籍したことや、前年の守備成績で送球難から失策が目立ったことから外野手にコンバート。オープン戦から主に左翼手、中堅手のポジション争いに名乗りを上げ、高い順応力で外野手のレギュラーを勝ち取った。同年5月から27試合連続安打を記録、これは高橋慶彦に次ぐ球団2位(歴代11位タイ)の記録となった。138試合に出場し、打率.297、16本塁打、64打点。
2020年も中堅手のレギュラーとして開幕から起用されたが、開幕直前に右足首を負傷し、その影響で脇腹を痛めて8月下旬に登録抹消。10月に復帰し、最終的に打率.304を記録したが、76試合の出場に留まり、規定打席にも届かなかった。閉幕直前に抹消され、右足首の手術を受ける。
2021年は137試合の出場で打率.286、12本塁打、60打点を記録した。契約更改では背番号変更の打診を受けたが、まだ早いと固辞した。
2022年は6月に下半身のコンディション不良で離脱した影響で97試合の出場に留まったが、打率.315、10本塁打、53打点を記録。オフに長野久義の移籍もあり、背番号を5に変更した。
2023年は7月上旬に右脇腹を負傷し1ヶ月離脱。オールスターゲームにも選出されていたが、治療中だったため辞退した。109試合の出場でリーグ2位の打率.305、9本塁打、56打点、7盗塁を記録した。
オリックス時代
2023年オフにFA宣言し、11月22日にオリックス・バファローズと4年契約を結んだ。背番号は7。
プレースタイル
バットコントロールの良さが売りで、身体とバットが一体になって鞭のようにしなる打撃は、同僚の鈴木誠也や多くのプロ野球関係者から天才的と評される。
打てる球を打つが如く、時にワンバウンドの球やストライクゾーンから遥かに外れた球にも手を出して、それをヒットにしてしまう悪球打ちが目立つことから、一部では天才改め変態とも称されている。
(無論、ボール球スイング率は両リーグ通じてワースト級である)
入団当時の本職は遊撃手だったが、2018年までは三塁手として主に出場。また、二塁手も守れる。
前述の送球難により2019年から外野手にコンバートされたが、外野手1年目にして広い守備範囲と打球判断の速さが評価されている。
応援歌
球団 | レス | No | プレイヤー |
---|---|---|---|
広島 | 応援歌のピコカキコ一覧#1414 | 14408 |
成績
- (2023年終了時点)
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016年 | 広島 | 62 | 58 | 51 | 8 | 15 | 3 | 1 | 0 | 3 | 0 | 2 | 1 | 4 | 0 | 9 | 0 | .294 | .339 |
2017年 | 95 | 220 | 204 | 23 | 56 | 10 | 2 | 5 | 27 | 4 | 3 | 2 | 10 | 1 | 35 | 4 | .275 | .309 | |
2018年 | 106 | 361 | 327 | 44 | 101 | 22 | 3 | 6 | 46 | 5 | 3 | 1 | 27 | 2 | 51 | 4 | .309 | .364 | |
2019年 | 138 | 585 | 535 | 70 | 159 | 23 | 3 | 16 | 64 | 6 | 11 | 5 | 32 | 2 | 81 | 9 | .297 | .336 | |
2020年 | 76 | 328 | 296 | 36 | 90 | 18 | 0 | 6 | 32 | 6 | 2 | 0 | 28 | 2 | 52 | 6 | .304 | .368 | |
2021年 | 137 | 551 | 504 | 57 | 144 | 19 | 0 | 12 | 60 | 3 | 4 | 4 | 37 | 2 | 70 | 14 | .286 | .335 | |
2022年 | 97 | 424 | 390 | 60 | 123 | 19 | 3 | 10 | 53 | 2 | 0 | 2 | 30 | 2 | 74 | 8 | .315 | .366 | |
2023年 | 109 | 443 | 416 | 48 | 127 | 20 | 1 | 9 | 56 | 7 | 1 | 4 | 21 | 1 | 52 | 10 | .305 | .337 | |
NPB:8年 | 821 | 2970 | 2723 | 346 | 815 | 134 | 14 | 64 | 341 | 43 | 27 | 19 | 189 | 12 | 424 | 55 | .299 | .345 |
通算守備成績
機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
NPB | 一塁手 | 9 | 62 | 1 | 0 | 7 | 1.000 |
二塁手 | 17 | 11 | 14 | 2 | 2 | .926 | |
三塁手 | 161 | 82 | 183 | 20 | 18 | .930 | |
外野手 | 534 | 1042 | 19 | 8 | 5 | .993 |
表彰・その他
表彰 | ||
---|---|---|
月間MVP | 1回 | 2019年8月 |
その他 | ||
オールスターゲーム選出 | 1回 | 2023年 |
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