74件
概要
この下、おおいたち展示中
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
| ち |
概要
見世物小屋とは、普段では見れない珍しいものを見せる興業のことである。江戸時代から昭和にかけて、縁日や祭りで興業がおこなれていた。現代ではほかの娯楽によってその役割を終え、衰退している。
見せる物は珍しい動物や芸などなんでもありだが、ダジャレでこじつけることも多く、「おおいたち展示中」という看板を出して、「大きな板に血糊を付けたもの」を展示していたという話は特に有名である。
また、障害者が芸をするのを見せていたこともあり、障害者が現金所得を得る手段となっていた側面もある。しかし、時代が下るにつれて障害者を見せものにするのは禁止されるようになっていった。
よく「人権団体が障害者の雇用を奪った」と言及される。しかし当時の障害者は、職業選択の自由を行使できなかった。また一般企業の就職口は極少なく、「働くなら見世物小屋ぐらいしかない」という状態も常であった。事実上、特定産業に押し込まれていた。また管理売春と同等、働かされていた場合も存在した。現在の社会福祉の発達したからこそ、言えることでもあろう。「永遠に障害者は見世物小屋で働き続ければ良い」「社会進出せず山奥などに隔離しておけば良い」とする考えに等しい、とも考えられる。
なおR2-D2を演じた俳優、ケニー・ベイカーのように本人の積極的意思で働いているなら、それはまた別の話である。彼は反論したことが有名だが、人権団体が本人の積極的意思を確認し、追求をやめたとも考えられる。
関連動画
関連項目
- 1
- 0pt
