詰将棋ワールド2.0とは、開拓流行れPのSW2.0のキャンペーンシナリオ、
『レーゼルドーンの開拓者たち』における(主に)戦闘シーンが最適解でないと勝利不能であることから生まれた言葉である。
概要
語源の一つである詰将棋は、駒が配置された将棋の局面から王手の連続で相手の玉将を詰めるパズルのことである(出展:wikipedia)
実際のこの卓においてはやっかいな敵がいやらしく配置されたり、
敵に手番(正確には敵が攻撃できる状況)を渡したら飽和火力で逆に即全滅ということがざらである。
だが、最適解を出すことによって基本的には敵に手番を一度も渡さず勝利出来るという実に綱渡りなパズルなのだ。
この方針は卓の一番最初の戦闘から続いており、既にセッションを20以上こなしている同キャンペーンだが、この傾向は『レベルが上がれば上がるほどやるかやられるか』のSW2.0の仕様も相俟ってより厳しさを増していると言っても良い。
ちなみに余談だが、PC側がどう足掻いても勝機ゼロで戦闘を避けざるを得なかったのは僅か1回。
さらに相手が攻撃できる状況になった戦闘もセッション15終了時ではたったの2回だけである。
(ただしダイス運次第では何回か危ない場面は存在したが……)
どう見てもおかしいと思える強敵相手でも必ず(ほぼ相手に攻撃させず)勝利できるバランスに作りあげる作者は見事と言わざるを得ない。
ちなみに詰将棋的な意味で一番酷かったのはラスボス扱いとなった魔神王であった。100%勝てる戦い方をPL側が提案した結果、フレーバーで倒されてしまった。この戦闘において「データさえあれば倒せる」という名言(迷言)が生まれてしまった。
GM真美の裏話
本卓は元々モンスターの出現をランダム処理している都合上、セッション1から明らかに戦力不相応の強敵が出現している。
が、PC側が様々な知略でこれを潜り抜けてしまった事、さらにはセッションを重ねるにつれてこうした強敵への対処に最適化した成長を繰り返した結果、既に真っ当なランダム出現モンスターをそのまま無策で出していては、妖星の知略だのサカロス神拳だのと言った世紀末な秒殺手段に対抗できなくなっているのである。
結果として、セッション12において、真美は「いっそ詰め将棋的な配置にした方が遊べる戦闘になると思って」こうした詰め将棋的な配置を多く取っていると語っている。
代表動画
そもそもこの卓の記念すべき一番最初の戦闘から始まった。
しかもランダムエンカウントであり、その後の1-4で行われたボス戦は更に殺意が高かった……
この後も綱渡りなバランスになろうとは誰が想像したであろうか?
タグの初出動画(2011年4月13日当時)
冒険者レベル9~10のPCに対し、
5部位の9Lvモンスター18体&12Lv魔法ジャミングモンスター2体の計20体、
しかも多部位モンスターの方は魔法技能持ちという題材に相応しい相手がこのセッションの初戦闘であった。
ちなみに出題編でもあり、この次の動画が解答編という、
視聴者に向けてのクイズっぽい構成にもなっているのが、タグの由来の一つになった。
ゆっくり石化していってね!(※ただし手順要)
番外編 詐称の相手は避けるに限る?
関連動画
関連項目
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