赤末有人(あかまつ あるんど)は、かませ犬以下のかませ犬である。
テレビアニメ版では中田和宏、2023年度の新アニメでは竹内良太がCVを担当。
俺は赤末有人。お前の命を頂戴する男さ
漫画「るろうに剣心」の登場人物。
元・維新志士、現・元老院議官書記たる渋海が運営する、政治屋御用達の暗殺組織に席を置く暗殺者で、かつての黒笠こと鵜堂刃衛の元仲間でもあった存在。
額と、口周りの両側の頬が紐で縫合されている、いかつい顔が特徴。獲物は鎖鎌(鎖分銅)で、さらに両腕には仕込分銅を隠し武器として忍ばせているという万全の武装を備えており、いかなる相手をも暗殺するのである。
彼の作品中の活躍は後述するとして、渋海より本来「剣心の暗殺」の任務を担当するはずだったのが、後からやってきて剣心暗殺の任務を奪われた経緯から、斎藤の事を毛嫌いしている。
また暗殺者として向こう見ず過剰なまでに自信に満ち溢れた性格で、同時に強い功名心も持っているようだ。
そのため暗殺対象である元・人斬り抜刀斎こと剣心はもちろんのこと、その気になれば元新撰組三番隊組長を務めた斎藤すらも上回る使い手であると信じてやまないという思い込みの激しい一面がある。しかし渋海の抱く壮大な野望に付いていけなくなると雇い主たる渋海の元を離れるなど、自身の安全を優先する臆病者したたかな一面も併せ持っている。
モチーフは作者・和月伸宏が愛好するアメコミ「X-MEN」の登場人物・オメガレッドより。
名前は「レッド(赤)」「オメガ(ギリシャ文字の最後の言葉(=末))」という言葉遊びからきている。
容姿や使用武器なども同キャラクターのそれとよく似ているが、作者自身も単行本の中でオメガレッドをモチーフにした事を発言しており、「このような遊びを見たら『ああ和月のヤロー、最近疲れているんだな』と苦笑してやってください」といった旨のコメントを残している。
もっともこれをパクリと呼ぶか、オマージュと呼ぶかは読者によって評価が分かれるかもしれないが。
赤末のかませ犬伝説
- 初登場時には渋海に好かれる斎藤に対し「暗殺組織の一番の使い手は俺だ」と告げ睨みを利かせるも、斎藤からは終始まるで相手にされていなかった。(斎藤に曰く、「井の中の蛙の一番争いなど眼中に無い」)
- その後、斎藤の提案もあり手柄欲しさに斎藤から横取り同然の形で剣心暗殺の任務を奪い、偽の手紙で剣心を誘い出す。
- しかし剣心にあっさりと武器を破壊され倒された。ように見えたが、「まだ大したダメージも受けていないのに降参し土下座して謝り、主人公が立ち去ろうと背中を向けた瞬間襲い掛かる」という卑怯者のテンプレのような戦法で剣心を一時は手こずらせた。
- その後剣心が赤末を倒して神谷道場へ帰ると、剣心を待っていた斎藤に「その様子だと、赤末ごときに随分手こずったみたいだな。お前も随分、弱くなったもんだ」と一言、返される。
- しかもその後、剣心に「かませ犬」と呼ばれたばかりか斎藤に至っては「あんな小物、かませ犬にすらならない」などと、散々にこき下ろされていた。
- そして「斎藤が大久保利通に仕える密偵である」という驚愕の事実を知り、その件を渋海へ報告すると「斎藤に金を掴ませて大久保の弱みを掴み、自身が次期内務卿となる」という渋海の新たな野望を前に尻込みし、上海へ単身逃亡を図ろうとする。
- 最期は逃亡しようとした直後に渋海共々、斎藤に首を刎ねられザコキャラ同然にあっさり斬り殺された。
- トドメには単行本7巻(人物紹介・其ノ20)にて作者にまで「ただのかませ犬」と断言される。作品中の人物達のみならず、作者にまでかませ犬と言い切られたかませ犬キャラが、果たして他にどれほどいるであろうか?
ちなみに言うと、作者も他のキャラクターと違い紹介する内容にあまりにも乏しかったのか、赤末の紹介コーナーは内容が後半から和月自身の趣味の話に変わってしまっているなど、どこまでも散々な扱いであった。
見えてる見えてるって、お前のサムネの残像でも見えたか
お前に関する動画をここに載せられるほど、そんなにたくさん見かけたつもりはないんだがな
(2014年現在、キーワード検索、タグ検索、共に0件)
う・・・おのれ、おのれッ!!
動画の数じゃ分が悪かろうと、市場の内容なら俺様の勝ちよ!
ニコニコ市場… こいつ六個すべて商品終了してやがった…!
そんな危ない橋を渡るのはゴメンだぜ!
俺は安全なコミュニティへとトンズラさせてもらう、いいな!
コミュニティよりももっと安全な逃げ場があるぜ、関連項目という逃げ場がな
もしかして
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