赤色立体地図とは、さまざまな地形を詳細に立体表現できる地図である。
概要
傾斜量を赤色の彩度で、尾根谷度を明度にして調整する地形の立体表現手法で作成された地図。
従来の地形表現手法にあった方向依存性などの欠点を克服し、1枚の画像でさまざまな地形を詳細に立体表現できる。
2018年6月6日、国土地理院がウェブ地図サービス「地理院地図」で、日本全国の「赤色立体地図」を公開した。
赤色立体地図を表示するには、地図画面左上にある「情報」ボタンから「起伏を示した地図」→「赤色立体地図」を選択する。
地図のスクロール、マウスホイールによるズームイン/アウトが可能なので、日本全国の見たいエリアをスムーズに表示できる。
赤色立体地図は基盤地図情報数値標高モデル10mメッシュデータを基に、アジア航測株式会社が保有する制作手法の特許を使用して作成された。
地理院地図の「起伏を示した地図」のコンテンツとして、「陰影起伏図(全球版)」も公開されている。
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