起亜・キャピタルとは、起亜自動車が1989年から1996年まで生産していた準中型車である。
概要
1989年3月3日発売。
同社の中型車であるコンコードをベースに開発されており、現代・ステラー、大宇・プリンス1500などをライバルとしていた。
エンジンは1500cc SOHC(マツダ B5型)のみの設定。
1990年5月26日には韓国初のDOHCエンジンとなる1500cc DOHC(マツダベース、 B5-DE型)を搭載。
このモデルではファミリア用の1600cc(B6-D)をダウンサイジングして開発されているという。
同年にはライバル会社から続々と新型の準中型セダン(現代・エラントラ/大宇・エスペロなど)が発売され、苦戦を強いられることとなる。
1992年には後継モデルとなるセフィアが発売されたが継続販売された。
1994年にはフェイスリフトを実施、車名を「ニューキャピタル」とした。
最終年度となる1996年モデルでは、運転席エアバッグの標準化など主に安全面での改良が加えられた。
関連項目
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