起亜・コンコード単語

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起亜・コンコードとは、起亜自動車（旧：起亜産業）が1987年から1995年まで生産していた中型車である。

概要

当時提携関係にあったマツダの4代目カペラをベースに開発された中型セダン。
現代自動車のグレンジャー、大宇自動車のローヤルプリンス等が主なライバルであった。
（当時の韓国車としては）性能の高さから、別名「高速道路の帝王」と呼ばれていた。

1989年には当車をベースとした準中型セダンのキャピタルが発売された。

歴史

コンコード（1987年-1991年）

1987年10月16日発売。
外装デザインはリアに若干面影を残すものの、全面的に変更が加えられている。

搭載エンジンはマツダ製をベースとする2000cc SOHCエンジンを設定。
1988年4月には2000ccディーゼルを追加、同年5月には1800cc SOHCエンジンを追加した。

1988年7月には実質的な最上級モデルとなる「DGT」を追加。

1988年8月にはタクシー向けモデルとして1800cc SOHC LPGエンジンを追加した。

1991年にはフェイスリフトを実施、ニューコンコードとなる。

ニューコンコード（1991年-1995年）

1991年3月発売。

外装デザインが変更され、リアナンバーの位置がコンビランプの間からバンパー中央に移動された。

1992年3月には2000cc DOHCエンジンを追加。

1993年には韓国初の運転席エアバッグが設定された。

1995年には後継モデルのクレドスが登場、生産を終了した。

関連項目

• 起亜自動車
• 起亜・キャピタル
• 起亜・クレドス
• マツダ・カペラ