起動戦士ウィンダムXP単語

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この記事は無料版に関する記事です
製品版については「Ultimate Knight ウィンダムXP」を参照してください

起動戦士ウィンダムXPとは、某情報系学校教諭の手によって開発された、3D ロボット対戦アクションゲームである。

正式名称は「起動戦士ウィンダムXP sp-2 .NET」だが、タグでは「起動戦士ウィンダムXP」またはさらに略した「ウィンダムXP」が使われる。

概要

「起動戦士ウィンダムXP sp-2 .NET」は、人型の高機動ロボットを操り、次々と出現する敵を撃破してゆく3D ロボットアクションゲーム。ゲームシステム自体は、現在ゲームセンターで稼動している某VS シリーズに似ているが、アーケードゲームとは違い、オンライン対戦も行えるのが魅力のひとつとなっている。

遠距離攻撃、格闘攻撃、数種類のサブウェポン攻撃、さらに機体によっては飛行形態への変形や解除などもあり、
ロボットアニメさながらの戦闘を楽しめる。

使用できる機体は、標準的な汎用機体の「ウィンダムXP」、量産機体「ミレニアム」、支援砲撃主体の「ウィンダムXP type-B」、白兵戦主体の「ライナクスシンビジューム」など、全部で12機種。
搭載された武器や射程距離、攻撃力、耐久力、飛行形態への変形の可否、サバイバルモードでの残機数などは機種ごとに異なり、得意とする戦法や使い勝手も大きく異なる。

また、最大10人までのプレイヤーが参加できるオンライン対戦モード、比較的簡単に製作可能なオリジナルパイロットなどの要素もこのゲームの大きな魅力と言えるだろう。

作者であるYSK氏はVer1.030でフリー版の開発を凍結することを決定。よりグレードアップした内容で、同人ゲームとして販売することを発表し、2008年12月29日、コミックマーケット75にて「Ultimate Knight ウィンダムXP」のパッケージ版が販売された。今後は製品版初期ロットで見つかった不具合の修正とDL販売への移行が行われる。

最近までは無料版が主としてプレイされていたが、コミックマーケット75にて有料版が頒布されたため、無料版をプレイしていた者達はそちらへ流れていく形となった。ただし、更新こそ停止しているものの無料版の配信は今後も継続する予定。
それなりにPC スペックを要求するゲームなので興味がある人は、先ずこちらで十分動くかどうか確認してみたほうがいいだろう。

ネット対戦の見所

ウィンダム最大の特徴とも言えるのが、多人数ネット対戦である。ネット対戦は基本的にNonNの多人数戦で行われる（動画の場合は撮影者がいるので最多で4on4）。UK以降はシステムの変更に伴って個人の技能差も大きく響くようになったため、初心者にとっては残念ながら敷居が高いゲームになっているが、個人技だけでなく戦況を見て動くことも勝敗に大きく影響する要素であり、腕の差を動きで補うことはある程度可能である。

個人技能: 各種キャンセルを利用した格闘コンボ、BDの移動速度を保持したまま通常ブーストに移行する慣性移動といった基本テクニックが多数ある。中でも頻繁に利用されるのが、BR→BDC→格闘を軸としたコンボ。ほとんど安定して格闘を入れることができるので、BRの刺し合いというジリジリした展開から格闘によるダメージの取り合いという工程が見られる。; 比較的コスト間での機体の性能差が大きいゲームであるが、上記のテクニック次第で低中コスト帯の機体が高超コスト帯の機体と渡り合うことも可能である。
集団戦の立ち回り: 人数が多くなるほどに、相手に行動を妨害される「カット」が発生するため、集団戦ではダメージ効率もさることながら、各自が自分の役割を認識して動くことが大切である。積極的にダメージを取りに行くアタッカーや味方の補助を行う遊撃、相手を引きつけて味方を動きやすくする囮とその防衛など、戦術面で味方と協調が取れないと勝つことは難しい。; 編成によってはあちこちでタイマンが発生したり、照準ロックが飛び交う乱戦になるなど、多くの状況が見られる。機体性能が劣っていてもそのような立ち回りで勝つことは可能であり（限度はあるが）、如何に自分たちが有利な状況に持ち込めるかが鍵となる。