「超特急ヒカリアン」とは、トミー(現タカラトミー)プラレール企画室で企画された変形アクションロボット玩具のシリーズをキャラクターとするTVアニメーションシリーズである。 (1997~2000年)
概要
当初は「超ヒカリ変形ヒカリアン」と呼ばれていたが、タイアップ企画としてTVアニメ制作の進行に合わせて正式タイトルを「超特急ヒカリアン」と決定し、乗物王国ブーブーカンカン内で、番組内ドラマとして放映された。
一話完結(一部を除く)の全156話が制作(東京キッズ)された。
基本設定は、暗黒エネルギー生命体ブラッチャー達が、地球侵略の為に日本に降りたち、地球の乗り物と融合し、悪事を働こうとする。
それを追ってきた正義のヒカリ生命体ヒカリアンが、それぞれが地球上の乗り物と融合して阻止して戦う物語。
後に、東宝が制作権を獲得、続編「電光超特急ヒカリアン」として放映された。(全52話)
また、玩具の特別付録として作られたOVA版も存在する。
「シルバーエクスプレススペシャルビデオセット」、「ブラッチャー機関車セット」(全3話)
主人公のヒカリアンのぞみ(300系新幹線)はしばしばプラレールのセット同梱ビデオにも登場した。
商品展開は終了して久しいが、登場人物のテツユキ君、ミナヨちゃんの二人は、現在も鉄道模型TOMIXのイベントブースでポップなどに用いられている。
玩具としての「超特急ヒカリアン」(1995~1999年)
正式名称「超特急ヒカリアン JAPAN HIKARIAN RAILROAD」
プラレール上で遊ぶことを前提に設計され、その元は新幹線などのターゲット層の好きな乗り物が中心で、日本各地を走る電車、機関車等変形ロボット化したものが多数、製造販売された。
プラレールの線路に乗るように作られており、基地など発売された情景部品はプラレールのレールとつなげられるようにもなっていた。
中国にパクられる
キャラクターデザインだけでなく、キャラの動き、画面のレイアウトなど全て同じである。
ただし全てを真似してしまった結果、アニメ内の地図が日本に酷似している、時速が270km/h(これは日本の新幹線の物。中国は350km/h)、であるなどあまり宜しくないアニメの内容になっていると思われる。
ちなみに、日本での本放送からまもなく、正式に許諾を受けた輸出もなされている。
このときは、ヒロインのミナヨちゃんの宝石セットやプラモデル形式のヒカリアンなど、日本では見られない玩具商品展開がなされた。
関連動画
・主題歌
・挿入歌、ドラマCD
・玩具CM
・MAD(本作の曲を使った動画はそこそこあるが、やはり映像を使用したものはごく僅かしかない。)
関連コミュニティ
関連サイト
関連商品
関連項目
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