超連射68kとは、よっしん氏によって1995年に製作されたX68000用縦スクロール型シューティングゲーム。
現在でも90年代の同人STGとして最高峰の1つに数えられ、Windows版も配布されている。
(下記リンク、吉田研究所でダウンロード可能)
概要(ゲームシステム)
操作方法はオーソドックスな十字キー+2ボタン(ショット・ボム)による初期東亜プランテイストな作りになっている。
アイテムはパワーアップ(4段階)とボム(最大ストック5発)とシールドの3つが輪になった状態で出現し、どれか一つを取ると残りの二つは消える。
尚、最大数取得しているとそれ以降は100~25600点の得点アイテムとなる(見た目は変わらない)。
全2週ENDでステージ構成は1週目は7面、2週目は7面+αになっている(1週目、2週目共に6面クリアで0面となる)。
2週目は難易度変化の為に敵が打ち返してくる。
スコア100万点毎にシールドがある状態でアイテムキャリアを破壊すると、シールドアイテムが1upに置き換わる仕組みになっている(尚、取り逃すと二度と出てこないので注意)。
その他(Tips等)
- BGMを担当しているのは「巫女みこナース・愛のテーマ」等でニコニコでも有名な柏木るざりん氏。
当時るざりん氏はこのクオリティの曲を2~3日に1曲作るほどのハイペースでリリースを行っていた。凄いの一言に尽きる。 - ネームエントリー時のデフォルトネーム(空欄でネーム入力したときの)一覧は東亜プラン作品名。
- ゲーム開始時の飛び散る破片は0面ボスのもの、かなり凝った演出である。
- キャラクターを置き換えた チョビ連射 というマイナーバージョンも存在する。
- X68000版では55fps、Windows版では60fpsでソフトを動かしているため、違和感を感じる人も多かったはず。
- X68000版発売当初は伏せられていたが、アイテムに触らぬよう隙間から輪の中に入ってしばらく滞在すると高速回転が始まり、やがて3つとも取れてしまう「同時取り」というテクニックがある。これが得点源の1つになるので練習しておいて損は無い。
- 2週目0面ボス撃破後の真ボス(おしおきボス)はVer1.00以降で登場するようになった。
また、おしおきボスの第三形態の発狂ぶりは火蜂に匹敵する(もしくはそれ以上の)激しさを持つため、ノーミスノーボムでのクリア達成は不可能と言われている。 - よっしん氏自身によるスプライトダブラー機能搭載のスプライト管理システム“XSP”が使用されており、X68000の限界を越えた数のオブジェクト(キャラや弾など)が表示可能となっている。
- 現在、Windows版にて「マルチコアCPUを積んだ環境で起動するとBGMが正常に再生されない」不具合が確認されている。現在修正中とのこと。一時的な対処としては、プログラム(LATEST.exe)を互換モードで動作させる、タスクマネージャから使用するCPUコア数を1に固定する、などの方法がある。
関連動画
関連項目
外部リンク
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