近ぐねPとは、NovelsM@ster(ノベルゲー風アイマスMAD)のプロデューサー(動画投稿者)である。
概要
NovelsM@ster『女性恐怖症Pの挑戦』で動画初投稿&ニコマスデビュー。
初投稿段階から既にエンコードテクニックは完成の域にあり、紙芝居クリエーターでの演出も、驚くような派手さはないまでも、高い水準で安定している。投稿動画のほとんどはNovelsm@sterであるがまれにノーマルPVや旅m@sなど畑違いの動画も投稿する事がある。
第23話後編においては、自身初のノベルパートとダンスPVパートのミックスを行い、その際の動画編集をAfterEffectで行った事を明かした。その後は回を追う毎にノベルパートの演出も徐々に強化されつつあり、コミュ抜きの動く立ち絵や、視点のズームイン&アウトによるキャラの立ち位置の変化などの演出も行うなど、めざましい進歩を遂げている。
デビュー作は、タイトルからややネタ臭がするが、内容自体は設定も文章も丁寧に作られており、陰のある繊細な、そして前向きに頑張ろうとするプロデューサーを上手く演出している。第1話の開始から5分以上、アイドルどころか女性キャラが一人も登場しないという始まりは非常に斬新であり、またそれが本作の方向性を何よりも雄弁に物語っている。
P名の由来
P名は募集という形で、2話までは名無しでの投稿であった。
作中、主人公が担当アイドル相手に狼狽し「ぐねぐね」する様から、コメントより「ぐねぐねP」を提案され、P自身もそれに決定しかけた。が、妹より「近いP」を勧められ(タグでも(仮)付きで設定されていた)、ミックスして現在のP名となった。「近くない?」の訛りではない。念のため。
ノベマス以外の投稿動画
連載中『女性恐怖症Pの挑戦』
あらすじ
主人公(大学2年生)は過去の体験が原因の女性恐怖症。
若い女性が近くにいると、激しい動悸・冷や汗など、会話もままならなくなってしまう。
ある日の昼食時、たるき亭で高木社長と相席になる主人公。
手持ちぶさたに始めた会話に花が咲き、その後も何度か会話の機会を
持つようになる内、女性恐怖症の克服のためにも、将来のためにも、
プロデューサーをやってみないかと誘われる。
最初はためらう主人公だったが、熟考の末、スカウトを受けることにした。
美しい女性ひしめく芸能界
女性恐怖症の新人プロデューサー
明らかに前途多難な彼の、担当アイドルは?
そして彼は、女性恐怖症を克服できるのか?
続きは本編で!
◆第1話(2009年6月30日投稿)
◆マイリスト [NEW!]:第26話(2010年7月12日)
ここから下は、全話視聴者向けのネタバレ項目となっています。 閲覧は自己責任において行って下さい |
『女性恐怖症Pの挑戦』のネタバレ概要
原作ゲーム版「アイドルマスター」を基本にしつつ(アイドルランク、レッスン、メールチェック、BGM等)、本作ならではの味付けが独自色を出している。
BGM
女性恐怖症だけあって、突発的なタイミングで女性キャラ(亜美真美を除く)を前にするとPの狼狽を表すような曲調の激しいBGM(sentaku、thinking、bright、matching等)が流れたり、どうしても女性と対面したり会話・接触を持たなければならない状況だと物悲しい曲(ED_MORNING、dark等)が流れたりと、原作とのテンションの違いがギャップ効果を生んでいる
立ち絵サイズ
Pが女性恐怖症のため、アイドル達の立ち絵の大きさは概して他のNovelsM@ster動画のそれと比べて小さく表示される。Pとの慣れ具合によって、多少大きくなる(近づく)ので、好感度のバロメータとして見ることもできる。
キャラ相関
本作に登場するアイドル達は、本編初登場時点では互いに面識のない設定となっており、社長またはPがスカウトする形でメンバーが増えていく。第1話の事務所立ち上げ時点での初期メンバーは、高木社長、音無小鳥の他は、アイドルは萩原雪歩1人だけである。
キャラ名表記の切り替え
基本的にPの一人称視点で物語は進行するが、場合によってはアイドル視点を挟むこともある。各自の視点で、その時に名前が判明していればその名前を、まだ知り合う前であれば ”??” などの表記となる。Pにとってその時点で ”??” であるアイドルの名前も、視点切り替えにより表示されるシーンもある。
学業優先アイドル
Pの主義により、アイドルたちは基本的に学業優先で、放課後や土日祝日、休校などの理由がない限り活動していない。そのため待機アイドルがほとんどおらず、事務所の場面では社長・小鳥・Pのみという状況が割合多い。
また、春香のように物理的に事務所日参が困難だとまさに土日祝日しか活動できないなど、時間や年齢設定に関してのリアリティを意識した描写が特徴的である。
『アイドル』という職業の位置づけ
『アイドルマスター』におけるアイドル業界は、個々のアイドルの明確なランク付け等を代表に、我々が現実世界で認識しているものとは少なからず異なっている。本作においても同様で、本作のアイドル業界は、国からの出資も受けており、アイドルは立派な職業として成立しているようである。堅実そうで資格取得が趣味の律子が自発的に関わろうとする職業であることからもそれが伺える。
『女性恐怖症Pの挑戦』の登場人物
※記事更新時点で作中に名前が表示されたキャラのみ名前を表記しています(例外あり)
765プロ
P(主人公)
本編の主人公。物語開始時点では大学2年生。17話にて21歳であることを発言。
一人暮らしで、学費はアルバイトで捻出している苦学生。大学は765プロ事務所の近くにあり、昼食にはしばしばたるき亭を利用している。きつねそばがお気に入り。
高木社長に見いだされ、プロデューサーとしてスカウトされる。
その後紆余曲折を経て順調にPとしての業界内での信頼度を上げてゆき、16話時点で初担当ユニットをCランクまで育成している。
住まいは当初学生向けの安い部屋だったが、担当アイドルのランク昇格に伴い昇給、11話時点で、社長の所有するマンションへ引っ越している。
年齢や立場で相手への評価にバイアスをかけることをしない。
女性恐怖症
中学生時代、クラスメートのとある理不尽な発想が原因で濡れ衣を着せられて以来、極度の女性恐怖症に陥っており、中学生以上の女性を前にすると激しい動悸、手の震えなどの発作が起きる。その様子は作中では「ぐねぐね」と表現される。カウンセリングも受けてはいるが完治はしておらず、日頃から女性との接近を極限まで避ける生活・行動パターンになっている。
発症後はそれをネタに生徒・教師を問わずいじめやからかいの対象となり、精神的・肉体的に辛い日々を送る。Pには弁明の機会も汚名返上の機会も与えられることもなく、その状況に絶望したPは他者との、特に女子との接触を完全に遮断し、また、自身の一挙手一投足が物笑いの種になる状況を怖れ、弱音泣き言涙といった他人に付けいられる感情を表に出さないようにもつとめた。
多感な思春期を以上のような極限状態で過ごした結果、相当歪な精神構造になってしまっている。
スペック
女子は言うまでもなく男子も含め、他者を信じる事に恐怖を覚えたPは、自衛のために体力を付け、いつの日からか鍛錬が日課となり、今では大の男複数を相手にしても圧倒するほどの力を持つに至る。長身で痩躯ながら深層筋が人間離れしており、更に持久力も非常に高い。普通の建物であれば3階からでも脱出できるらしい。更に、追いかけてくる真の足を振り切れるほどの俊足でもある。25話の千早の発言から、少なくとも早朝ジョギングは1時間半走っている事が明かされた。
勤勉で読書家(読書は女性を視界・意識から遠ざける手段でもあった)。プロデュースに役立つと渡された本の内容を短期間で暗記してしまうなど記憶力も高い。女性が視界に入らないようにするため教室では常に一番前に陣取り、集中して授業を受けるため、副次効果的に学力もそれなりに高くなっているものと思われる。
小中高のアイドルらの宿題の面倒をまとめて見ている点から、しっかりとした基礎学力を持っていることが伺える。
指導者としての素養も高く、悪い箇所を具体的に指摘し、良い箇所は積極的に褒めるなど、人の手綱の引き方を心得ている。そこに関連して、他人の感情の機微を敏感に察知し(千早の心の陰を歌声から察する、真の乙女コンプレックスを口ぶりから間接的に察する、など)、即、臨機応変な対応を取ることができる。ただし恋愛的感情は除く。
恐怖症の克服とアイドルプロデュース
斯様にオーバースペック気味の体力・知力・行動力を持ってはいるが、時に女性恐怖症が全てを台無しにする場面が多々あり、その情けなさはやよい相手に平謝りするほどである。女性にアクティブに迫られると恐慌状態(パニック)に陥り本来の実力の数%も発揮できなくなってしまう。
また前項にて「恋愛的感情は除く」としたのは、女性恐怖症により”女性からの恋愛的な好意”に関して、自分とそれとを関連付ける思考が前提からして存在していないという理由によるもの。ギャルゲ主人公にありがちな無意味な鈍感設定のために恋愛感情に疎いという訳ではない。そもそも恋愛以外で他者の感情の機微に敏感になっているのは、自身への迫害の口実を作らせないための危機回避的な意味合いが強い。自分に恋愛感情が向かないのは当たり前で、どれだけ自分に悪感情を抱かせないようにやり過ごすか、これがPの処世術だったのである。
アイドルプロデュースは、女性との「仕事」の関係から、上述のようなP的前提を解きほぐしていくための手段のようなものである。
自己犠牲とサポーター精神
大学は休まず、通いながら空き時間を利用してプロデュースをしており、アイドル達にも可能な限り通学することを奨励している。この事は、Pが女性恐怖症にまつわるいじめやからかいによって、決して楽しいといえない中高生時代を送った事に起因しており、アイドル達には、「アイドルだから」という理由で特別扱い(休みや課題免除など)をさせたりされたりしないようにという、若過ぎる親心でもある。
常にアイドルの事を優先するが故に、自分の体調の変化にも気づけず過労で倒れても、それでも気にするのは自分のことではなくアイドルの仕事の心配という、筋金入りの自己犠牲・サポート精神の持ち主。
プロデュースを始めた頃は学生でありアルバイトPである事から業界関係者から嘗められ、ぞんざいな対応をされることも少なくなかったが、幸か不幸か疎まれる事に慣れているPはそういった状況にも耐えて信頼を勝ち取った。
P自身、いずれアイドル達のランクが上位に上がった時に自身の学業続行が難しくなることも理解しており、プロデューサーか、一般人か、どちらの道を選択するのかという葛藤もまた本作の見所の一つといえよう。そして第18話にて、ついに一つの決断を下す。
変化
15話にて雪歩から告白を受け、恋愛感情を受容しないPの精神に変化が起こっている。これまではあらゆる女性の好意をすべてノイズとして処理していたが、P自身もあくまでその変化をノイズと割り切ろうと思いつつも、真意では雪歩を想うようになっている。
また女性全般への対応、会話に関しては、「仕事」として割り切っていれば、恐怖症をある程度は緩和できるようになった(22話)。目下の目標は、プライベートでも不自由なく対応できるようにすることだが、彼にとってこれこそが最大の試練でもある。
萩原雪歩
Pの最初の担当アイドル。765プロ立ち上げ時からの候補生で、主人公のプロデューサー就任が決定したことでようやくデビューとなった。 アイドルへの志望動機は、「男性が苦手」「気が弱い」などの欠点を克服し、新しい自分に生まれ変わること。女性恐怖症を克服するためにプロデューサーとなった主人公とは、共通の動機・目的を持つ者同士として親近感を抱いており、好感度も登場アイドル中最も高く、やよいよりもPへの精神的依存度が高い。Pの入院の件があってからは、やよいを励ましたり、常にPの体調に気を配るなどの心境の変化が起きている。そのため、もう少しPに構ってもらいたいと思いつつも積極的になりきれなくなっている。つぶさにPのことを気にしているためか、Pの感情の変化は敏感に察知する。が、引っ込み思案のため言葉には出せない事が多い。
異性への対処能力が自分よりよほど低いPが近くにいるおかげか、話が進むにつれて、ご褒美をねだったり、自分から手を繋いだり、お茶の誘いをするようになるなど、順調に男性への苦手意識は薄れている模様(対P専用の可能性が高いが)。Pの恐怖症が緩和する前からの付き合いであるため、千早(や亜美真美)のような、Pが能動的に接触しているアイドルが羨ましくてしょうがないらしい。
余談であるが実家はそこそこ名のある茶道の家(家元?)。時折、黒塗りの車が停まり、黒スーツで決めた「お弟子さん」達が集まったりしている・・・らしい。
やよい、千早とユニットを組んでおり、アイドルランクは16話にてランクCへ昇格。
15話にてついにPに一世一代級の告白を敢行。残念ながら彼女自身が望む解りやすい形での想いの結実とはならなかったものの、確実にPの心を動かしている。
高木順一朗
アイドル事務所・765プロダクションの社長。主人公にプロデューサーとしての適性を見いだしスカウトする。
女性恐怖症の克服の手段としてアイドルプロデュースを持ちかけた張本人で、Pの事を案じ、また深く理解している。Pにとって、事務所関係者の中で最も信頼している人物。社長自身も、しばしば含蓄深い言葉をPに与え、Pもそれに感銘して奮起するなど、まさに師匠と弟子の関係になっている。
Pの悩みや体調の把握、必要なときに最適の言葉と決断を下せる等々、地味にPに負けず劣らずのオーバースペックな人物。第16話のモノローグにて、Pの抱える問題に共感する何らかの過去を持っていることがほのめかされた。
幅広い人脈があり、双海父、水瀬氏とは同期の間柄。
マンションを所有しており、社宅として利用している。小鳥のほか、12話からはP、その後千早も入居している。
皆勤ではないがほぼ毎回登場しており、その際はたいてい朝礼・訓辞が行われる。この朝礼タイムは本作においてはほぼ絶対的な「安心感」と同義であり、「おはよう弾幕」なるものが発生するのもひとえに社長の徳の高さの賜物であろう。
サマフェス編以降出番が減っていたが、事務所移転の手続きに奔走していたのが理由であると22話にて明かされた。
音無小鳥
765プロの事務員。Pから、初対面時にアイドルと間違われるほど可憐な容姿をしている。容姿だけでなく仕事も家事もハイレベルにこなす。趣味はゲームなど。
少々お茶目な性格で、Pに気付かれないようにこっそり近づこうとしたり、仮眠中のPの寝顔を見ようとしたりして逆にPから避けられてしまったりすることもあった。
Pについては当初から優しく見守る姿勢で接していたが、過労で倒れる寸前でも無茶しようとするPを涙ながらに平手打ちして止めようとするなど、家族のように気にかけている。
早すぎる出社時間を遅らせるように言ったり、765プロ社宅(自身も入居)への引越しをPに提案するなど、突っ走り気味のPのブレーキ役になろうとしている。
Pの引っ越し後は隣室の一人暮らし同士として協力のためか、朝食及び夕食を一緒に摂っている。作るのは当番制で、レパートリーも基本的なところは抑えており、またP曰く「(お嫁さんとして)引く手数多だろう」と表現する程に味も良いらしい。
Pとしばらく食事を共にしてきたことで状況に酔っているのか気持ちが移ってしまったのか、Pとの新婚妄想を展開するようになっている。おまけに脳内で完結せずうっかり口に出すようになってしまっている。
自分のPへの感情の変化は自覚しており、また雪歩、千早らのPへの恋愛感情にも気付いている。その上で、第21話において、当面の間のPの独占禁止を主目的とする淑女協定を締結。これらは、Pに恋愛感情を抱く者たちを牽制するという点は当然として、Pがいずれ出すであろう答え(誰を選ぶのか)を尊重するため、「女性恐怖症」である彼の意志を無視した行動を取らない様に、という彼女なりのPへの配慮もあるものと思われる。
彼女自身にもまたPへの浅からぬ想いはあるはずだが、協定の提唱者として、特定個人への肩入れはしないと決めており、時には千早の後押しをしたりもする。
高槻やよい
Pの二人目の担当アイドル。
チンピラに絡まれそうになっていたところをPに助けられた事で出会い、直後、高木社長からスカウトされアイドル候補生となり、事務所にて再会を果たす。
Pに対しては危ないところを助けて貰った恩義から、好感度自体は非常に高いものの、肝心の女性恐怖症について理解が追いついておらず、Pとの適度な距離感を無視して積極的な接触(ハイタッチ)を強要してしまうため、Pにとっては作中において最も危険な存在になってしまっている。
時折何を考えているのか想像する事も憚られる表情をすることがあるが、基本的には甘え上手で、何も言わなくてもPがなでてくれるスキルを装備している。滑舌はお世辞にも良くはなく、早口言葉は大の苦手。
色気より食い気で、食べ物に釣られやすく、Pにとってはある意味御しやすいアイドルの一人。
スーパーの特売情報をPと共有しており、レッスン時間の調整や限定品目の確保などで協力し合っている。
アイドルランクは16話にてユニットを組む雪歩、千早らと共にランクCへ昇格。しかし弟妹達の世話のため、あまりアイドル活動に時間が取れない。
如月千早
Pの三人目の担当アイドル。雪歩・やよいと異なり、Pが自分でスカウトした初めてのアイドル。雪歩、やよいらとトリオ、またはソロで活動している。
公園で、一人で歌の練習をしていた所をPが目撃、その歌声と容姿にアイドル適性を見いだし、社長の了承を貰ってスカウトした。原作同様、家庭内に不和を抱えており、終局の気配を感じ取っている。最初はスカウトを断るも、この状況を何とか変えたいという想いの方が勝り、翻意してスカウトを受けることにした。
Pがスカウトした理由として、前述の他に、歌声に「歌を楽しむ」感情が足りないと感じ、プロデュースや他のアイドルとの交流を通じて楽しみ方を覚えてほしいという意図もある。
基本的に原作通りの性格で、アイドルとしての仕事を受け入れがたい気持ちの方が強かったが、女性恐怖症のPが自分をスカウトした事の意味を考慮してか、Pの言うことには割と素直に従っている。Pの事は女性恐怖症である点について不安視しつつも、人間としてはそれなりの信頼を置いているようだ。
雪歩、やよいらとのユニット扱いになっており、16話にてそろってランクCへ昇格。自身もアイドル活動が楽しいと思えてきた矢先に、両親の離婚が決定。親権を得た母親の経済的事情から強制引退の危機もあったが社長とPの説得によってアイドル継続が決定する。
元々プロデューサーとアイドルの関係以外の感情は無かったが、先述の恐怖症を圧して自分をスカウトした事実や活動を必死にサポートするPの姿、離婚騒ぎの時の必死の説得などを通してついに恋愛感情を自覚する。しかし今まで色恋にまったく無頓着だったためかどのように恋慕の情を表せばいいのか解らず、子供じみた態度になることも多々。
雪歩のP攻略進捗度を気にしており、抜け駆けを感じ取れば修羅の顔をして嫉妬の炎を燃やす。
両親の離婚騒動後に社長のマンションに引越して一人暮らしを始めた。部屋はPの隣。このことにより、千早もP、小鳥らと朝食・夕食を一緒にとるようになった。
双海亜美・真美
巣からおちた雛鳥を救った際の、Pの超人的体力に興味を持ち、以降、Pをヒーローごっこの敵役としてじゃれ合うようになる。実に子供である。
父は双海総合病院の院長をしている。何かしら父の弱みを握っているらしく、わがまま要求を呑ませる為の材料に使ったりしている。実に悪魔子供である。
中学生を境界として女性と女の子を区別しているPにとって、発症せずまともに触れあえる性別上女性のキャラクターはこの子らだけである。
Pのお見舞いに雪歩らが訪れた時、Pとの話を横で聞きながらアイドルに興味を持ち、アイドル志望を父に訴えた。しかし過労騒ぎの直後だけにデビューは保留となり、ひとまず候補生扱いとなった。デビューの際はPが担当することが内定している。
アイドルの仕事をしたいとは思っているが、Pの仕事を知った場所とタイミング(過労で入院中)のこともあって自重していた。765プロ単独開催のライブにて秘めていた希望を小鳥の後押しもあって吐露し、Pはそれを快諾。めでたくデビューが決まった。
秋月律子
765プロのプロデューサー募集に応募してきた女性。Pが春香と会っていた日(13話)に事務所に訪れ即内定を取る。趣味は資格取得で、765プロへの志望動機は、アイドルのプロデュースに興味があったため。当面はPの助手役となることが決定しているが、将来的にプロデュースする側になるとしても、される側の気持ちも知っておくと糧になるだろうということで、プロデューサー助手兼アイドル候補生という肩書きになった。
Pの事は当初、若干ながら不安視していたが、これまでのPの経験談と実績から信頼できる人間と判断した。
事務所で仕事はしているが一応まだ受験生。
天海春香
アイドル候補生の募集に関する質問と間違えてPの携帯に誤送信されたメール(P曰く”わっほいメール”)がきっかけで、日々の世間話や相談事などをメールでやり取りする関係になった、いわゆるメル友。お菓子作りとカラオケが趣味の高校1年生。
元々アイドルに対する憧れがあり、雪歩の出演番組を見て志望の決意を固める。その後、募集に関する質問メールを送る際に上記のような流れとなった。
しょっちゅう何かしら転んでおり、あるときは転んだ弾みにコークスクリューブローをヒットさせてしまったりしている。
第16話にて無事に765プロへ入社。Pから社長への口利きなどはなく、完全に実力と運で選考を勝ち抜いたことがPのモノローグで明かされた。現時点では候補生扱いとなり、デビューに向けてのレッスンに入ることとなった。
若干雰囲気ブレイカーなところはあるが、雪歩の態度からPへの思慕を感じ取るなど、読むべき空気は読める人でもある。Pには恋心ほどではないものの淡い憧れのような想いを抱いていたが、先輩アイドル二人(雪・千)の醸し出す修羅場の空気を読んで中立に徹している。
通勤に電車で片道2時間通勤のため、学業優先なこともあって土日祝日しか活動できない。
菊地真
雪歩・やよいの基礎体力トレーニングのためにおとずれたスポーツジムにて初めて出会う。本人は男っぽい性格や特技、女の子にもててしまう自分にコンプレックスを抱いていたが、本能で女性を嗅ぎ分けるPにとっては彼女も普通に可愛い女の子(天敵)である。
初対面後はしばらく出番が無かったが、早朝ロードワーク中のPと偶然に再会、追いかけるもPの俊足に追いつけず逃げられてしまう。それでもめげることなく、アイドルへの道を拓くためにPの待ち伏せを敢行。1ヶ月ほぼ毎朝の待ち伏せが実り、2学期開始目前にして再遭遇に成功。Pのお墨付きを得て、765プロへの応募を決意する。
TVで765プロ単独ライブ中継を試聴し、ステージで可憐に舞う雪歩の姿に憧れながら、夢の実現に胸を躍らせた。
ライブ2日後に社長から直々に合格を貰い、765プロへの加入が決定。本人の希望はVi型アイドルだったが、Pの説得により、Da型でいくことを決意する。
水瀬伊織
高木社長と双海父の同期生で共通の友人である水瀬氏が溺愛する愛娘。765プロ単独ライブのテレビ中継を視聴中、やよいが歌う姿を観てアイドルに興味を持つ。
父の主催するパーティーにて高木社長に、自身の765プロ入社を要求し、PにOKをもらえればの条件で許可される。活動にあたっては父の財力やコネは使わず、全て独力でやると宣言している。
その他
三浦あずさ
中学生時代、濡れ衣を着せられていたPの事を最初から疑うことなく信じてくれていた人。
残念ながら引っ越してしまい今まで音沙汰が無かったが、Pの母からの連絡により、現在東京にいるらしいことが伝えられた。
第4話にてPに道を尋ねた通りすがりの女性が、その彼女に似ていたらしいが、本人か、それとも……?
美希
児童公園で昼寝していたところをPが目撃、おにぎりに反応して起床するというお約束な出会い方をする。
その正体は、Pの通う大学の友人の従妹。
何でも平均以上にこなせる才能や思春期的感性などもあって世の中を退屈がっており、本気になれない自分を他人事のようにとらえていたが、Pのスカウトによって自分を変えてくれるかもしれないと感じアイドルになることを決めるが実際にはまだ何も行動を起こしていない。
従兄からの電話で765プロ単独ライブのテレビ放映を視聴し、その時に映っていた千早の歌に心を動かされる。
友人
Pの通う、大学の同級生。いつでも眠そうに、気怠そうにしており、受講態度も余り真面目とは言えないが、人を見る目の確かなPが認めるように、潜在能力自体は計り知れないものを持っているらしい。
Pの女性恐怖症を理解し、奇異な目で見るでもなく腫れ物に触るでもなく、普通の友人として接してくれる、Pにとって得難い友人。心の友。美希との会話の際にはやたらと自身をおじいさん呼ばわりする。
善永
サマフェス直前に765プロへ取材の申し入れをしてきた雑誌記者。原作ではイメージLvに+補正をしてくれるとてもありがたいお方であるが女性(※非公式設定)なのでやはりPにとって苦手な人物である。
時系列
※下記は第10話後編にて入れられた解説そのままではなく、記事掲載用に筆者(≠近ぐねP)が若干の書き足し・表現の書き換えをしています。ご了承下さい※
その1 雪歩と対面
↓ 翌日
その2 挨拶回り。雪歩用ジャージ購入。やよいと遭遇
↓ 翌日
その3 雪歩とダンスレッスン。トラウマ過去回想。スーパーでやよいから逃亡
↓ 翌日
その4 胸の大きな女性と遭遇。やよい765プロ入り
↓ 2週間後
その5 雪歩の初オーディション。千早を発見
↓ 翌日
その6 日常編1 やよいと表現力レッスン。亜美真美と雛鳥救助。千早遭遇
↓ その1から通算して約2ヶ月経過
その7 日常編2 トレーニングジムで腹筋とジョギング。真と遭遇。雪歩とお茶の約束
↓ 約1ヶ月後
その8 千早登場編1 美希と遭遇。謎のわっほいメール受信。千早スカウト
↓ 翌日
その9 千早登場編2 千早765プロ入り。わっほいメールの主とのやり取り開始
↓ 千早加入から約3週間後
その10前 わっほいメールの主の名前判明(春香)。P過労により入院。病室に亜美真美襲来。
↓ 翌日
その10後 入院の暇つぶしにEDFプレイ。雪歩・やよい・千早のお見舞い
↓ 1週間後
その11 ユニットの1stアルバムコンセプトミーティング。亜美真美候補生に。
↓ 数日後
その12 夏休み突入。春香にケーキ無料券進呈の約束。アイドルたちと××(夏休みの宿題)
↓ 数日後
その13 オフ日。早朝ジョグ中に真と遭遇。春香とケーキ屋でデート。春香、765プロへの応募を決意
↓ 数時間後~翌日
その14 P増員のお知らせ。(翌日) 真を華麗にスルー。サマフェスに向け体力強化Daレッスン
↓ 数日後
その15前 サマフェス編1:サマフェス開幕。ストーカーと間違われトラウマ再発。
その15後 サマフェス編2:無事にサマフェス閉幕。Pの癇癪。雪歩、Pに告白。
↓ 翌日
その16 日常?編:雪・や・千それぞれランクCへ昇格。春香、律子入社ミーティング
↓ 翌日
その17 新体制準備編:雪歩ら、春香・律子と顔合わせ。律子、Pとともに業界挨拶回り
↓ 約1ヶ月後
その18 夏休み終了。千早両親離婚。Pの進路決断
↓ 約1週間後
その19 P休学、プロデュースに専念を決定。小鳥らとの食卓同席が雪歩バレ。千早、雪歩へ静かに宣戦布告
↓ 約1週間後
その20 友人に休学の報告。美希と再会、勢いで765プロへスカウト
↓ 約1週間後
その21 小鳥がP独占禁止淑女協定を提唱、締結される。やよい→Pのお兄ちゃん呼称フラグ
↓ 約1週間後?
その22 真、Pとの再遭遇、765プロへの応募決意。事務所移転決定
↓ 約1週間後?
その23前 ライブを控え、地獄の特別メニュー敢行。雪歩、大胆攻勢に
↓ 約1週間後?
その23後 765プロ単独ライブ開催。亜美真美デビュー時期内定、真・美希・伊織ら視聴者組、始動
↓ 2日後
その24 新事務所への引越作業開始。真、社長面接に合格し765プロ加入決定
↓ 3日後
その25 新事務所移行完了。真・765メンバーとの初対面。新事務所営業開始
↓ 数日後
その26 伊織父主催のパーティーに社長・Pで出席。伊織765プロ入り内定
関連項目
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