概要
220形の置き換え目的で登場。西武新101系を種車としていて、近江鉄道にとって15年ぶりの新型車両でもある。
「近江」の古い書き方である「淡海」にちなんで「淡海号」という愛称が付けられている。
2013年6月現在901Fの1編成のみ営業運転を開始しているが、今後も増備が続けられるものと思われる。
改造内容
700系や800系が側面を切り欠くなどの近江鉄道流の各種工事を受けたのに対し、本形式は改造箇所は少なめである。
- ワンマン運転用機器の設置
- ブレーキをHRD電気指令式に変更
- 車内をバリアフリー化
- 車端部にクロスシート(185系のお古で、700系のものと同じだが向きが固定されたため転換は不可)を設置
- 方向幕をLEDに交換
しかし、塗装はというと琵琶湖をイメージしたという濃い青色にピンクの帯、そしてドア部分にはなぜかイルカが描かれる…というかなり奇を衒ったものになった。琵琶湖にイルカなんているのか、と突っ込んではいけない。一部ではイルカではなくフナという噂も…
各編成ごとの主な特徴
本形式の名称について
本形式は700系・800系に倣い900系となるものと思われていたが、公式HPおよび記念きっぷなどでは900形と表記されているようで、おそらく後者が正式名称と思われる。
しかし、ニコニコ大百科での近江鉄道の車両の名称は単車(1両で運行可能な車両の事)は「形」、そうでない車両は「系」と区別しているため、本形式もこのニコニコ大百科では「900系」と表記することとする。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
近江鉄道の車両(引退車両は斜体で表記) |
旅客車両: LE10形 - 1系・131系 - 100形 - 200系・203形 - 500系 - 220形 - 700系 - 800系・820系 - 900系(今ここ) - 100系(2代) |
電気機関車: - ED31 - ED4000形 - |
- 1
- 0pt