通常の3倍とは、通常と比べて3倍という形容であるが、アニメ「機動戦士ガンダム」で使われた表現として有名である。
概要
機動戦士ガンダム第2話で、接近するシャア専用ザクについてホワイトベースのオペレーターが以下のような報告をする。
オスカ・ダブリン「で、でもブライトさん、このスピードで迫れるザクなんてありはしません」
マーカー・クラン「一機のザクは通常の3倍のスピードで接近します」
通常の3倍という表現が出てくるのは劇中でこの場面だけだがシャア専用ザクのすごさを表す表現として視聴者の心に実によく馴染み、赤い彗星と並んでシャア・アズナブルの代表的なフレーズとなった。
シャア専用ザクの推進性能は通常のザクIIに比べると30%増でしかなく(ガンダムセンチュリーによる後付設定)、3倍というのはシャアの操縦の素晴らしさによるもの、またはオペレーターが単に取り乱して計器を見誤ったなど諸説ある。Wikipediaで真面目に考察しているので参照。
また、このことから「赤い・角が付いている」=「通常の3倍」のネタはガンダム好きやアニメオタクの垣根を越えて広まっており、オタクやアニメの全く関係のない場所でポッと使われたりする。
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