週刊タグランキングとは、一週間毎に人気のタグを発表するランキング動画である(現在はリリースが停止している)。
これまでのランキング |
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概要
タグという括りでポイントを計算し、タグをランキングする。つまり「もっと評価されるべき」とか「VOCALOID」とかいったタグ自体に順位が付く。
ニコニコ動画では何か共通のテーマやネタを持った動画群には固定的なタグが付けられるものなので、ニコニコ動画全体で『いま活発なジャンル』は何かを知るのにいいランキングなんじゃないかと思う。
1週間ごとに下記の集計を行い、タグをランキングするとともに、そのタグの中で最もポイントの高い動画を紹介してくれる。集計範囲は最近うpされた全ての動画であり、総合ランキングの性格を持つと言える。
集計方法
例を挙げて説明する。
ある動画 A に「ぬこ」というタグが付いているとすると、まず動画 A のポイントを次の式で計算する。
タグ順位用のポイント計算式 |
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ただし最高100,000までとする |
これを「ぬこ」タグのポイントとして集計する。別の動画 B, C, D, ... にも「ぬこ」タグが付いていれば、同様に計算して「ぬこ」タグのポイントに加算してゆく。
これをあらゆるタグに対して行う。終わったらタグ毎のポイントを比較してタグのランキングを作る。(計算式に値の上限があるのは、アクセスが集中した1つの動画がタグを上位に押し上げてしまうのを防ぐためである。)
さて、この結果別のタグ「もふもふ」が上位にランクインしたとする。次に「もふもふ」タグに属する動画 E のポイントを次の式で計算する。
動画順位用のポイント計算式 |
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同タグに属する別の動画 F, G, H, ... についても同様に計算し、このポイントを比較して「もふもふ」タグ内の動画ランキングを作る。この結果上位にランクインした動画が「もふもふ」タグの代表として紹介されることになる。
なお、一連の集計手順において次のような仕様がある。
- 上記2種類の計算において計算対象となる動画は、集計日の前日から10日前までの期間(計10日間)にうpされた新着動画のみである。
- カテゴリタグなどはタグの順位付けから除外される。
- 上述のように「タグ順位用のポイント計算式」には上限値を設けている。これを設けずに計算すると、特にアクセス数の多かった1つの動画だけが持つどーでもいいタグが結構いい順位になってしまう。タグとは元々多数の動画を色分けするためのものなので、タグのポイントは多くの動画の総合力によって計算すべきだ、という考え方を週刊タグランキングは採っている。
- 「動画順位用のポイント計算式」は補正値の計算を含んでいる。これは最近うpされた動画ほどユーザの目に触れる時間が短いためにポイントが低くなる傾向を補うためである。
これまでの経緯
計5回のプレリリースを経て、2009年1月25日に正式版第1回目(#1)をリリース。#17にてトップ絵(サムネ)を変更。この#17を最後にリリースが停止した。
作者
日刊タグランキングというWebサイトを運営しており、毎週のプレイリストはそちらに掲載されている。なおこのサイトはランキング方法、集計方法は上記と同様であるが、加えて次の特徴がある。
関連項目
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