遊☆戯☆王デュエルモンスターズ最強カードバトル！単語

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遊☆戯☆王デュエルモンスターズ最強カードバトル！とは、2016年 7月6日より配信されたニンテンドー3DS用のゲームである。
基本無料のアイテム課金形式。通信対戦が可能。
タイトルが長いため、ニコニコ動画では「最強カードバトル！」のタグが用いられる。

概要

遊戯王では3作目となるダウンロード専用ゲーム。
タイトルが最新アニメシリーズではなく「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」だが、これは世界観が「遊☆戯☆王」のバトルシティ編後王の記憶編前であるため。故に原作キャラクターもシナリオに大きく関わっている。
一方で過去のゲームに倣ってか、「遊☆戯☆王」の世界観でありながらシンクロ召喚・エクシーズ召喚・ペンデュラム召喚のいずれも使用可能である。

本作は今までの「ファングッズ」や「OCG経験者向けゲーム」ではなく、「遊戯王ARC-V オフィシャルカードゲームかんたんマスター！ペンデュラム召喚！」同様低年齢層をターゲットにしたような「遊戯王入門用ゲーム」であり、当時の現行ルール「マスタールール3」ではなく、独自の簡略デュエル「スピードルール」を以て行われる。
名称がややこしいが、デュエルターミナルで使われていた「スピードデュエル」とはまた違うルールである。
「スピードルール」と「マスタールール3」のルール相違点は以下の通り。

デッキ：20枚
エクストラデッキ：最大5枚
モンスターゾーン：3枚
魔法・罠ゾーン：3枚
メインフェイズ2：なし。バトルフェイズ終了後はそのままエンドフェイズに移行

この上、今までのゲームと違い盤面の操作ではなく、下画面の大きなボタンに従い各種操作をすることになるため、過去のゲームをプレイした人間には慣れが必要な場面もある。

また、特筆すべき大きな仕様として、ストーリークリア後に条件を満たすまで、自力でデッキを構築することができない。
デッキは既に構築されているものを集める形式となり、対戦相手を倒すことで素材カードとDPを集め、それにより使用できるデッキをアンロックしていく形となる。所謂ソシャゲ形式
これもデッキ構築ルールの把握もしていない初心者の子供の為のルールと思われ、難易度もそれを前提に調整されている。
デッキ説明文が当たり前のように「最強」を多用するのはご愛嬌。
なお、課金することで課金専用デッキをアンロックすることができる。

本作のクリア画面を特定の店舗に見せることで、本物の《青眼の白龍》が無料でもらえるキャンペーンが7月16日から開催。同キャンペーンをクリアした証明のチケットを持って、遊戯王OCG商品を1000円以上購入した場合、特製ストックケースが貰える。
ただしいずれも対象は小～中学生限定。

ストーリー

デュエルモンスターズ…
ソリッドビジョンでモンスターが現れる
大人気のカードゲームだ
このデュエルモンスターズの特別大会の開催が
海馬コーポレーション社長海馬瀬人から発表された

次世代のデュエリスト達よ
諸君らにデュエルモンスターズの素晴らしさを
知ってもらうため特別な大会を開催しよう
その名も…
「レジェンド・チャレンジ！」

前大会バトルシティで活躍した
伝説のデュエリスト達に挑戦できる大会だ！
さあ少年少女達よカードの剣を持ち
デュエリストを目指せ！

キャラクター紹介

キャラクター名	CV	紹介
主人公	武藤真子	今までのゲームとは違い、主人公が一人の確立されたキャラとして登場する。一人称は「ボク」。初期デッキのカードや、なんと《青眼の白龍》にも専用ボイスが収録されている。
ガイドさん	大地葉	一言で言えばナビゲーター役。容姿は《魔界発現世行きデスガイド》を意識したもの。瀬人と同年代。本作の隠しボスを務め、彼女を倒すことでデッキの構築が可能となる。
ストロング十九	室元気	ガキ大将のような少年。【X-セイバー】を使用しているが、構築が通常と異なる。
サイキック天道	村瀬迪与	出っ歯が特徴的な小柄な少年。語尾は「～なのだ」。通り名通り【サイキック族】を使用。
ライト月子	清都ありさ	いつも「ポータン」を抱いている、一見おとなしめな少女。しかし使用デッキは【ワーム】であり…。
ダーク黒田	古川慎	シスコン厨二病言動がイタい少年。使用デッキは【ヴェルズ】。
武藤遊戯	風間俊介	原作主人公。主人公と出会い、新たな戦術を教える。本作では所謂「表遊戯」にもボイスが復活。
闇遊戯	風間俊介	遊戯の中に眠るもう一つの人格にして、バトルシティを制した名もなきファラオ。王の記憶編前なのでまだ現世に居る。幾年ぶりにか、ゲームでも声優が風間俊介に戻った。「レジェンド・チャレンジ」の最後に立ちはだかる、本作の表向きのラスボス。
海馬瀬人	津田健次郎	海馬コーポレーション社長にして「レジェンド・チャレンジ」主催者。本作では何と《青眼の亜白龍》を賞品と掲げている。
城之内克也	高橋広樹	遊戯の親友。本作のデッキは【レッドアイズ】にやや偏っており、アニメGXで天上院吹雪の使用した《レッドアイズ・バーン》が投入されているデッキも。
真崎杏子	齋藤真紀	遊戯のガールフレンド。本作ではアニメを意識してか魔法使い族のデッキを使用しているが、アニメで活躍した《マハー・ヴァイロ》の存在故か、ほぼ【装備ビート】と化したデッキもある。
インセクター羽蛾	高乃麗	虫野郎。_一応大規模公式大会を制したことのあるデュエリスト。本作オリジナルキャラクター達の通り名はこいつの影響を受けているような気がする。いつも通り【昆虫族】を使用。
マリク・イシュタール	岩永哲也	バトルシティで遊戯達と戦った男。同大会終了後なので顔芸はいない今はもう大人しい。戦術の根幹である《ラーの翼神竜》をストーリー進行度の関係上所持していないため、他のゲームのリシド達に倣ってか、本作では【墓守】を使用。
↓以下、条件を満たすと現れる隠しキャラクター（ネタバレ反転）↓
獏良了	松本梨香	条件を満たすと出現。戦えるのは闇バクラのみであり、倒すことで新しい大会「？？？」が解禁される。
遊城十代	KENN	「？？？」にのみ登場する歴代主人公勢。デッキ構成やデザインから、2期～3期あたりの十代と推測される。融合軸【E‣HERO】を使用しているが、《E‣HERO ネオス》も単体で投入している。
不動遊星	宮下雄也	「？？？」にのみ登場する歴代主人公勢。【シンクロン】を使用。スピードルールという制約上、投入されているギミックは少なく、エクストラデッキも《ジャンク・ウォリアー》と《スターダスト・ドラゴン》のみだが、耐久力が高いカードが多く採用されている。
九十九遊馬	畠中祐	「？？？」にのみ登場する歴代主人公勢。今回は【ガガガ】要素が多い一方、投入されているXモンスターは幅が少ない。それでも油断すると《CNo.39 希望皇ホープレイ》による1ターンキルを決めてくる。
榊遊矢	小野賢章	「？？？」にのみ登場する歴代主人公勢。《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》以外のモンスターはアニメや漫画で使用していない。除去・手札交換・展開と隙が全くなく殺意に溢れるが、台詞はエンタメ仕様。エンタメとは一体・・・。