遂に七つの千年アイテムを手に入れた武藤遊戯とアテム。
エジプトの冥界の神殿にて、最後の試練「戦いの儀」が執り行われる。
しかし、千年アイテム封印の為には、誰かがアテムと決闘し勝利せねばならない。
それは同時に、アテムとの永遠の決別を意味していた・・・
だが、当のアテムは及び腰!
遊戯はここぞとばかりにアテムを爆☆殺しようと闘志を滾らせる!
さらに城之内、海馬、マリクも儀式に乱入し、
史上空前、最強最悪、全力全壊の大乱闘が始まる―――!!
概要
遊戯王なのはMADシリーズとは、セリル氏によるアニメ「遊戯王」をベースとしたMADシリーズである。
遊戯やアテムら、「遊☆戯☆王」のキャラクターが、様々なアニメーション作品のキャラクターをカードとして扱い、最強の座を争う。
中でも、「魔法少女リリカルなのは」シリーズのキャラクターが多く登場するため、「遊戯王なのはMAD」の呼称が用いられるようになった。
(とりわけ「高町なのは」は「WDMG」として登場し、作品中でも破格の強さを誇っている)
他にも、Fate/stay night、ポケットモンスター、スクライド、勇者王ガオガイガー(本編未登場)等の作品がカードとして参戦し、激しいバトルを繰り広げている。
定評
- 破格の性能に定評のあるカード群
WDMG、BKMGらの「リリカルモンスター」を始め、遊戯王OCGでは絶対に有り得ない様な「壊れ性能」のカードがこれでもかと登場する。
攻撃力10000オーバーは当たり前、鉄壁の破壊耐性や、極悪の直接攻撃効果等、キャラクターに応じた様々な効果を持つ。
OCGでは通常モンスター最強の攻撃力を誇る「青眼の白龍」でさえも、壁(ザコ)、お遊び(ネタ)扱いされるほどである。 - フリーダムさに定評のある展開
基本的に「俺ルール」で決闘が進行する。
ルールに則る事より、魅せデュエルが基本とされている。ちなみにオーバーキルはもっと基本である。
また、スペルスピード等とは独立した、独自の効果優先システムを採用している。
遊戯曰く、「決闘者として、当たり前の事だけどね☆」 - 熱さに定評のある戦闘シーン、BGM
戦闘シーンでは、厳選されたBGMを背景に強大なモンスター達が鮮やかな戦闘を繰り広げる。
さらに遊戯王ならではの魔法、罠、モンスター効果のチェーン合戦は、見る者の心を掴んで離さない。
魅せデュエルが基本なので、「スペルスピード云々」「ダメージステップ云々」とKONMAI語で突っ込みを入れるのは無粋というものである。 - 意味不明のクオリティに定評があるOP、CM
動画の序盤のオープニングムービーや、中盤に挿入されるコマーシャルのクオリティが非常に高い。
パロディ風味な本編との気合の入れ方のギャップに驚き、「意味不明のクオリティ」とまで言われる事もある。
中でもコマーシャルの丁寧な作りは必見。まさに公式殺し。
各種問題点
非常に人気の高い作品ゆえに、様々な問題点も浮上してきている。
- 権利者削除
本編、OP含め様々なアニメ作品、つまり著作物を利用しているため、権利者削除の懸念は常に付きまとう。
実際に中篇が一度権利者削除され、また、2011年3月25日において、シリーズの半分近くが一斉削除の憂き目にあった。そして、2011年7月8日ミラーを除く全ての本家動画が削除される事となった。
(詳しくは『遊戯王MAD削除事件』の記事の方で)
セリル氏は作品中に、登場した作品の関連商品のコマーシャルを挿入する等の対策を採ってはいるが、あくまで非公認のため、権利者がどのような対応を取るかはそれぞれの権利者に委ねられている。 - コメントのマナー低下
シリーズの知名度が高くなり、作品の名が知れ渡ると共に顕在化してきた問題。
いわゆる「荒らし」の様な、悪意あるコメントのみならず、脊髄反射的なコメントやニコニコ動画に不慣れな者によるコメントが殺到し、コメントの質を低下させている。
(私見:多数の作品を用いる事で各作品のファンも取り込めるが、同時にアンチ層も呼び込みやすいのではないだろうか)
sm6356405において、遂に作者自身が「NG設定推奨」との意思表示をした。
ストーリー
第一部(AIBOvs王様・社長・凡骨・顔芸)
ATMの魂を(爆殺し)冥界に還すため、戦いを挑むAIBO(と社長ら3人)。
極限のサバイバル、生き残るのは誰だ。
第二部(再戦!遊戯・獏良VS社長・凡骨)
前回のリベンジを挑む社長と凡骨、そして乱入するバクラ。
社骨コンビとチーム三千年のタッグデュエルが始まる。
登場したカード群
遊戯王なのはMADシリーズ コミュニティ
第三者によるリメイク
度重なる権利者削除によって再戦シリーズの製作は中断されたが、中華圏の艾尔十六氏によって再戦シリーズのリメイク動画がビリビリ動画にアップされている。
「とある魔術の禁書目録」シリーズや「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの参戦、ミュウツーのメガシンカなど時代に合わせた形にリメイクされており、動画も日本語音声+中国語字幕(カードテキストの説明は中国語)となっているため日本のファンも理解でき、なおかつオリジナルのクオリティを保持した楽しめるものとなっている。
動画については無断転載が禁止されているため、ビリビリ動画での視聴(登録は不要)を推奨するものとする。
外部リンク
関連項目
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