邪眼の姫の物語単語

ジャガンノヒメノモノガタリ
5.9千文字の記事
  • 7
  • 0pt
掲示板へ

邪眼の姫の物語とは、混沌Pによるソードワールド2.0/ソード・ワールド2.5原作とした卓ゲM@sterである。

ただし混沌Pの別作品である「ぼくみこっ!」とのクロスオーバー作品としての一面もあるため、東方卓遊戯としての側面もあるほか、アバターもいろいろな作品から引っられているのも特徴。

概要

あらすじ

古代魔法文明時代に邪眼王と呼ばれたバジリクスの魔法王がいた。
そして現代、その魔法王の末裔であり、そのを受け継いだ少女であるユエ(PL:遊佐こずえ)がアイヤールの硝靴領アントーニアに流れてきたところから物語は始まる。

世界観解説

作者創作作品に当たる東方卓遊戯ぼくみこっ!」の本編終了後(20年以上経過)の時間軸がベース

ただし直接の続編である「テンプラ卓」、外伝にあたる「ザ・ラストアドベンチャラー」とは違い、「ぼくみこっ!」のある人物の運命が分岐しているIF世界である。そのため本作主人公であるユエは「ぼくみこっ!」の時間軸には存在していないのが大きな違いである。

※前作関連のネタバレ

ぼくみこっ!」と「邪眼」のな違いは「ぼくみこっ!2ndにおけるセッション2でユッカダイス事故により死亡したかどうかが大きな分岐点となっている。このことでヨームとユッカ、そして当時のヨウム相棒魔剣であったグロウウェポン運命180°変わってしまうことになる。

ユッカ生存した「邪眼」ではヨームはグロウウェポン暴走させることなくそのままとしており、またユッカが亡くなったことが切っ掛けとなった「ぼくみこっ!」におけるヨームとコウメの某シーンも会話の内容が若干変化したと思われる(邪眼のヨームの普段の一人称が『ボク』のままであることから)

なおそのため前作の2ndボスキャラであったオメガポジションは、邪眼の時間軸だと攫われて洗脳改造されたユッカが務めていたとのこと。本作のユッカルーンフォークのような何かに変質しているのはそのによる残滓である。

そのため本作のヨームのであるグロウウェポンめ、覇王アクティブに話すことはあまりないものの、普通に周囲と会話可当然前作のようにヤンデレ化したりもしてない。

ネタバレここまで

本編の50話をもってフェイダン編である第一部(いわゆる前日譚)が終了。

現在平行世界を冒険する第二部(邪眼王の実質的な本編)に突入している。
下記はで訪れた平行世界

お空いた話数は閑話として邪眼での出来事、依頼終了後のアフターのみで話が進んでおり、
新加入キャラ紹介カレイドスコープナイツ日常が描かれている。

本編世界ぼくみこっ!世界はこずきりSW2.0世界は帰郷編
それ以外は時間軸不明か共通世界

52話~63話 こずきりSW2.0セッション3-1~セッション4-5とのコラボ
64話~101
103話~104 魔法文明時代のフェンディルに滞在
106話~148 テンプラ卓第二部のセッション5-1~セッション14~3とのコラボ
154話 邪眼王の隠れ里編
159話~178 アントーニア帰郷~アルフレイ大陸移動などの日常
179話~237話 ヴァイスティ
241話~246話 ミストグレイブ編
253話~260話 ~再び平行世界へ~編
261話~272 ユーリア
279話~299 ペイルローフ編
300話~330 ラストアドベンチャラー編
332話~377 英霊魔神戦線デモズライン
382話~385話 モエ加入編(ルキスラ)
386話~429話 ドラゴンレイド
431話~443 ユーシス魔導
444話~連載中 全統一世界イスカイア編

動画形式

劇場であり、基本的にPLが発言せずに判定とRPだけで勧めていく形式となっている。

細かい動画解説は「ぼくみこっ!」のセッション開始の元である先代巫女と「ぼくみこっ!」「テンプラ卓」の両方でヒロイン役を務めている白坂小梅動画の終わりに解説していくという形式になっている。

また第二部より「こずきりSW2.0」で先行実装していたsoftalkVOICELOIDを用いたゆっくりTRPG形式に変更している。

用語

硝靴領アントーニア

第一部の舞台。数年前にアイヤールで出来たばかりの新領で領レザナードの南東に隣接している。マリーと言うアイヤールの王族直系の人物が名上の領になっているが、実質的には猟兵団のリーダーであるユキヲの領となっている。

硝子の靴猟兵団(グラスヒールイェーガーズ)

第一部でユエが所属することになる、硝靴領アントーニアにおける最大規模の冒険者クラン。ようは人族・蛮族で混成された冒険者のギルド。なお元は領レザナードという「使える者なら、出自は問わずに何でも使う」という土と方針で活動していたため、そのこともあって穢れに対する忌避感を持たない。

リーダーであるユキヲはナイトメアサブリーダーパティハイマンである。蛮族としてバジリスクドレイク(ナイト)、ラルヴァケンタウロスが冒険者として所属してるほか、非戦闘要員だがラミアまで籍を置いている。

なおメンバーであるユエが邪眼になったため、邪眼が元の世界の時に滞在している間はクランの勢自体が倍増することに。

邪眼城

初代邪眼王の遺産で、平行世界する機を持った。第二部以降のユエたちの拠点となる。

邪眼王であるユエとその直属の仲間である者たちが住むと、邪眼の臣下が住む下町に大別されており、臣下が住むことが想定されている下町の規模は一にも匹敵する規模となっている。

後に平行世界で作られた邪眼が大破したを受け、本編の邪眼生活エリアを合併する形で大幅に拡されている。

万華鏡騎士団(カレイドスコープナイツ)

ユエが結成した子供たちがメインとなる冒険者PTで、平行世界を冒険する第二部の要PT。

実質的な体である『硝子の靴猟兵団』と同様に人族・蛮族どころか、ラクシア原産の生き物かどうかも怪しいメンバーの方がむしろ増えてきているため、種族は問わないものの、拠点の関係上、『ユエが全に信頼し、かつ対等と認めた相手』『ユエの平行世界路へ自らの意志で着いていく』の2点を満たさないと加入できない。

また『ユエが信頼している対でも、対がユエを守る・敬うべき存在』と見ている場合は拠点側の制約ではじかれてしまうため、仲間としては扱われなくなる。(ただし臣下・臣民や協者としては扱われるため、の機が開放されてからは、制限つきではあるが拠点にも入れるようになっている)

初期メンバーはユエとユーダチ以外は年齢相応の実しかなく駆け出し同然だったが、バルナッド・・フォアラントと経験を経たことで、戦闘メンバーの大半が英雄に準拠する実を身につけた。以後は新規メンバーでもパワーレベリングであっという間に戦場に立てるようになっている。

華鏡/星華鏡/三千世界華鏡/の邪視

邪眼王と呼ばれるバジリスクのみが持つ特殊な邪眼で、万華鏡のように映る数の結果から自分の望む未来を引き寄せるを持つ。ゲーム的にはダイスの出や結果をワイルドカードのように選択可にするのため、ミスティックとのコンボ悪極まりないことになっている。なお三千世界にまで成長したバジリスク魔物化のを失う(厳密には失われるのではなく、魔物化を発動した時点で世界が崩壊するほど巨体に成長してしまうため、実質的な死にとなる)

フレーバーとしてラクシア世界による強制修正を一切受けないという特徴も持つ。本作ではラクシア平行世界を跨いだ時点で別世界生物は基本的に即死する設定なのだが、邪眼王本人、及び邪眼王の加護を受けている間はを受けずに済む。なお強制修正を防ぐ自体は邪眼独自のものではなく、類似した持ちが他にも確認されているほか、ラクシア外に起を持つ生物を受けない。

なお邪眼があるから王なのではなく、邪眼を扱えるから王であると言及されており、資格き者はその数の未来が移る視界を共有しただけでも発狂することになる。邪眼王が初代からユエまで間がいたのは、の邪眼に対する耐性がなく死産するケースが多発したため。

黎明の三女神

三始の系列ではない最初の三柱の女神す本作独自の本編世界からほぼ1000年後(ラストアドベンチャラーの時間軸)において、三始系列のとは別の形で信仰されており、三始オーナーとも伝わる。三始ではないためプリーストを受けず、同時に信仰される形が一般的になっている。

世界樹の森

ユエが時折で訪れる並行世界の狭間にある間。ただこれはユエの邪眼によるものではなく、「間や時間、世界などにある程度干渉できる程度の能力」があれば訪れること可

なおユエが訪れる資格としては邪眼自体より下述のネットワーク率が高いようで、数ある並行世界の中でもユエがここにきているのは自身の中でも一番特殊であるという意味合いが大きいと思われる。

こずえネットワーク

邪眼王であるユエと異世界のユエがある程度記憶を共有している本作独自の設定。元ネタはミサカネットワーク

おこれは邪眼とは全く関係のないで、平行世界に存在している全てのユエ自身の固有能という扱いになっており、ユエは異世界の自身を含むときの一人称は「わたし」になる。本作においては、混沌P世界遊佐こずえアバターとするキャラは少なくとも記憶全員が共有している。ちなみにこのネットワークにはPLである遊佐こずえ自身も含まれているというSANチェックが必要になる事実があるとかないとか。なお本作のこずえPと双葉杏彼女ネットワークゲストとして招待されかけたのだが、SAN値的な危険を察して断ったらしい。

平行世界

読んで字のごとくだが、ここでは設定補足を述べる。

本作における「ぼくみこっ!」と「邪眼」は極めて近い位置同士にある世界らしく、妖精さんく『片割れ世界全に滅びるほどの厄災が起きた場合、もう片割れ世界も巻き込まれる可性が高い』とのこと。

帝技研

前作「ぼくみこっ!」におけるreadで、前作終了後に称した。本作におけるルキスラで最も危険な何かを突っ込んだ組織の一つ。

本作における妖精さんにも匹敵するトンデモ物を作る狂気・変人天才たちの集団で、どこでもスケートをしたいからといって実際に出来たのは線までを凍らせる戦略兵器級だったりするぐらいにはぶっ飛んでいる。本作における猟兵団のトンデモマギテック武装の一部も技研製である。現所長のサーシャと幹部のミナセは前作にも登場しており、この技研ではぶっちゃければ常識人である。むしろ部下のやる気の方が危険。

なお基本的に反省の二文字がないようなマッドサイエンティストの巣窟だが、「仕様書どおりに問題なく完成したのに、顧客満足度が足りなかった」時はガチ反省会をする模様。

聖女アリス

魔道書片手に病人や怪人を片っ端から治癒していくアリスに付いた羞恥心という名の敬称

また「聖女」の称号とは関係ないが、アリスを選んだ魔道書が10万ガメルの価値があったため、冒険者になる前に大な借を背負ってしまうという運のなさ。別の称号としてヒモ王こと前々作の主人公である「ヨーム・マーチ」の系譜を継ぐものとも間の冒険者や視聴者からも認定されている。「英雄皇帝」と「聖女」である意味バランスが取れているともいえなくもない。

ようせいさん

男の子の方のようせいさん。気まぐれに魔術的なで色々ぶっ飛んだものを作る。とんでもなくチートなもの、全く役に立たないもの、大騒ぎになるような用途不明なものまでと全部気分次第で作るため、悪い存在ではないが、基本的に色々危ない。その性質上、作られるものは一品モノになる。ちなみにまもちき不可だが、フェアリーテイマー技があるなら妖精であることがわかるらしい。

男の子の方ようせいさんは、女の子妖精さんによると元々滅んだある世界からラクシアに流れ着いてきた存在らしいが、ラクシアに来る過程で色々失ったらしい。なお容姿の元ネタも「高度な創作」「貧弱な言」「気まぐれ」「人工的な部分が入った存在では知覚不可」なので、失う以前からこんなものである。

その正体は滅んだ各世界で明確な自を持たないエネルギーの残滓の中でも「人助けをしたい」という想いが集まったもの。エネルギー本体そのものにべれば自体は弱まっているが、元ネタ世界そのものを維持する、または使い方次第で世界を滅ぼすようなエネルギー集合体の残滓だけあって、を結集すればラクシアの存在そのものに喧嘩を売れるぐらいのを秘めている。そしてラクシアに流れ着いた際にアイを触媒として「種族・妖精」として具現化したのは女の子妖精さんと同じである。

妖精さん

女の子の方の妖精さん手助けしたい人のために科学的なで色々開発するが、よく作る過程で爆発する。基本的に必ず役に立つものを作ってくれるが、代わりに男の方のようせいさんほどぶっ飛んだ一品は出来ない。男の子ようせいさん同様にまもちきはできないが、フェアリーテイマー技があるなら妖精であることは看破できる。妖精のはずなのだが、何故かルーンフォークにも知覚できる。なお妖精さん男の子女の子の両方とも硝子の靴猟兵団のメンバーであるアイ、または邪眼のどちらかの下にある場所にしか存在が確認されていないため、ラクシアにおいてはの存在となっている。

女の子の方の妖精さんは、艦これ世界にいる妖精さんと同一存在で、彼女たちが存在した並行世界の一つであった艦これ世界が(提督引退タルにより)滅んだ際にラクシアに流れ着いたとのこと。ラクシアに流れ着いたときに、元が妖精のためか、アイを触媒として具現化した際にラクシアの理により「種族・妖精」に分類された。また元世界艦娘ルーンフォークに近い存在であるためか、ラクシアルーンフォークにも知覚可となっている。

関連動画

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 7
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

邪眼の姫の物語

2 ななしのよっしん
2019/10/10(木) 11:13:38 ID: 26yo5dGSvJ
長くなってきてこのキャラ○○できたような…あれ、みたいな事が増えてるので出典メモしつつキャラ紹介とか追記していこうかな。
あるいは別のwikiとかにあるのだろうか。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
3 ななしのよっしん
2019/10/13(日) 19:17:53 ID: IDrINlQwTU
卓m@s用のPCキャラまとめたwikiはあるけど、
半年ほど更新止まってる上に、基本PCオンリーみたいだし
大分長くなってきて途中参加の視聴者も多いだろうから
きっとみんな喜ぶかと
👍
高評価
0
👎
低評価
0
4 KEROKERO
2020/05/10(日) 18:50:35 ID: QJUeGyvF9+
第弐漆拾陸話よりメモ書き。邪眼城戸籍管理によるなメンバの苗字。と由来?

カレイドスコープナイツ
リタン・トンペー
 (由来:その辺に転がってた麻雀牌)
セプテントリオーネ・フィリアレギ
 (魔法文明で「王女」ただし現代(交易共通?)っぽくしている)
ミニー・クヴァシル
 (ティエラさんと同姓)
ニーナドラゴンハート
 (ジーアちゃんの「ドラゴントゥース」とドラゴンつながりで)
ユーダチ・シグ・ユエ
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
👍
高評価
0
👎
低評価
0
5 KEROKERO
2020/05/10(日) 18:51:37 ID: QJUeGyvF9+
つづき
ラヴィニア一家
 ラヴィニアミストフィールド
 長女:ヒメネー・ミストフィールド
 次女:シノンミストフィールド
 三女アビゲイルミストフィールド
 (由来:の町出身)

●ユエの里の人たち
 スィーリアかれいどあいず・・・じゃない。
 スィーリアカレイドアイズ
 マジナ・カレイドアイズ
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
👍
高評価
0
👎
低評価
0
6 ななしのよっしん
2020/08/26(水) 20:21:14 ID: IDrINlQwTU
なんか冒頭が微妙悪意ある感じになってるね。
ソード・ワールド2.0/2.5に関しては、他のシステムと違い、
リプレイ以外に小説から電ゲームまであるんだから、
何をもってまともなソード・ワールド2.02.5とするのか。
も決められんと思うがな。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
7 ななしのよっしん
2020/10/05(月) 06:13:50 ID: IDrINlQwTU
記事で言い訳とかダサいことすんなよ。
そういう私情は掲示板に書けっつーか、
記述内容に私情が露に混ざってるから悪意あるって表現したの理解できないの?
👍
高評価
0
👎
低評価
0
8 ななしのよっしん
2020/12/05(土) 22:21:00 ID: V6sNL7PrQ2
ボイス付けてくれてるからNicoBoxで出勤のお供に楽しんでます。
邪眼ウィズアナイトメアから最新まで4周くらいしてる。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
9 ななしのよっしん
2022/12/12(月) 16:41:02 ID: jUiMq4aDiH
途中でリタイアしたけど良くも悪くもGMやPLがストッパーとして存在しない作品
ラクシア舞台としたノベルゲーみたいな作品だった
投稿速度速くてボイスまでついてるのはマジで尊敬してます
👍
高評価
0
👎
低評価
0
10 ななしのよっしん
2023/01/14(土) 11:51:28 ID: V6sNL7PrQ2
500話到達おめでとうございます
毎週変わらず楽しませてもらっています。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
11 ななしのよっしん
2023/05/14(日) 14:58:22 ID: +8/AbzZrDr
アイマス動画じゃないから、見るのをためらうんですけど、ニコニコ要素ごちゃまぜ要素を愉しめない人は見ないほうがいいのかな?
👍
高評価
0
👎
低評価
0