この概要っ!
2019年2月7日、YouTubeにて金八先生 体罰集なる動画が投稿された。
内容はタイトルの通り、武田鉄矢演じる坂本金八が生徒に体罰(ビンタ)を行うシーンが53秒にわたって収録されている。
「金八先生 体罰集」というシンプルでシュールなタイトルだが、動画内容も「金八先生 体罰集」の通り、前後のシーンを除いてひたすら金八先生による体罰が行われるカットだけが53秒にわたって流れる誰得なものである。
投稿者曰く、「金八先生の体罰にはだいたい死が絡んでいる」らしい。(動画説明文より)
2019年7月末ごろからYouTubeの関連動画欄に表示されるようになり、8月中旬からはTwitterを中心に「タイトルが面白い」と話題を呼んだ。
ニコニコでは魔法先生ネギま!のハッピー☆マテリアルと合わせた金八先生体罰集!を皮切りにMAD動画が少しずつ作られている。
各シーンの体罰に至るまでの経緯
ここでは「第1シーズンの1話」を「1-1」というように表記する。体罰を太字、死に関することを赤字で示す。
1-1「3年B組金八先生」
河川敷で男子生徒にビンタをするシーン。よく見ると当たっていない。
第1話で、金八はいきなり生徒の家出騒動に巻き込まれてしまう。
目立たない生徒、吉村孝(小山渚)から「さようなら」という電話を受けた
2-22「父の死と高校進学」
翌日、3Bの受験生は見事全員合格を果たす。そして午後二時半からは博子の父親の告別式がいとなまれる。
夜になって、金八のもとへ電話が入る。博子が姿を消したというのだ。近所の大人も同級生も必死の捜索を続ける中、博子は嫌がる妹の手を引き荒川へ身を投げようとしていた。妹の悲鳴を聞いて駆けつけた金八が平手打ちで眼を覚まさせると、我に返る博子。通夜の晩、悲しさのあまり母親がつい「子供達さえいなかったら、私もすぐにお父ちゃんのところへ行きたい」と嘆いてしまったのを耳にしてショックを受けたというのだった。
2-24「卒業式前の暴力(2)」
荒谷二中では加藤優(直江喜一)ら不良たちが教師陣に謝罪を要求。尻馬に乗って暴れる生徒も現れ、校内は大混乱に陥っていた。駆けつけた金八(武田鉄矢)は二中側が既に警察に通報したことを知り、「担任に説得もさせないうちに無茶苦茶な!」と憤る。事態は切迫していた。
(中略)
これ以上は待てないと実力行使に出ようとする警察、騒ぎを大きくしないでと懇願する君塚(赤木春恵)。…そのとき、スピーカから「謝ります」という校長の声が。加藤たちはついに謝罪を勝ち取ったのだ。しかし、全校生徒の喝采の中を引き上げる加藤らの前に、無情にも警察が待ち構える。加藤や松浦悟(沖田浩之)は取り押さえられ手錠をはめられ、金八やクラスメイトたちの前で護送車に乗せられてゆくのだった。
(中略)
やがて釈放された加藤と松浦に、金八は愛の鞭を見舞う。「貴様たちは、俺の生徒だ。忘れんなよ」。その言葉に、二人はとめどなく涙が溢れるのだった。
スペシャル4「イジメられっ子金八先生」
首吊り自殺をしようとしていた生徒をビンタするシーン。生徒が倒れるとき、ビール瓶のケースに顔をぶつけている。
そんなとき、金八のクラスの市田正(斉藤喜之)がいじめに遭い、父(山田吾一)が怒鳴り込んできた。いじめの主犯格は中井政敏(岡本健一)だが、今度は正の代わりに元3Bの山本まどか(福家美峰)の弟の大輔(竹内章祝)をいじめ始めた。
それを注意した北沢由美子(斉藤あや子)にもいじめが飛び火し、由美子から教育110番にかかった悩み相談を君塚(赤木春恵)が聞いたことから金八にも事実が伝わる。大輔の自殺を間一髪止めた金八だが、「先生の言うことを聞く奴なんかいないよ」と言われ、自分の無力さを知り涙する。
5-11「金八涙の体罰…3B騒然辞表提出」
教卓を動かした後、5人を連続してビンタし、「健次郎…」と微笑みかけた直後に健次郎をビンタするシーン。
新学期になり、市村篤(内田祐介)が登校してきた。懸案の恥ずかしい秘密も金八の口からあっけらかんと語られたことで肩の荷が下りたのだ。一方、健次郎は花子との初詣を奪われた怒りが収まらず、ちょうど3Bに来ていた大西にケンカを売ってクラスを混乱させるようヒノケイらをけしかける。次々に浴びせ掛けられる非礼な態度に腹を立てた大西は、塩沢好太(森雄介)の「死ね!」という言葉でついに激怒。礼儀が分からなければ死んで教えてやろうと迫ると、好太は大西を突き飛ばしてしまう。大西は頭を強く打ちつけぐったりと倒れ、動転した好太は屋上から身を投げようとしてその寸前で確保される。
金八は健次郎の仕業だとはじめから分かっていた。それでも犯人探しをしなかったのは、一人一人に3B全体の問題だと捉えて欲しかったからだ。しかし生徒らは「いのち愛しむ」の言葉からも洋造の事故からも何も学ばず、再び事件を起こしてしまった…。金八は黒板に大きく「約束」と書き、人と人とが信頼し合うには約束を守るという前提がある、だから就任時に誓った「人の心を踏み潰す生徒がいればぶん殴る」という約束を今から果たすと言う。5人の代表者、そして健次郎を平手打ちにした金八は、体罰の責任を取り辞表を提出するのだった。
6-18「直と政則(1)」
編集部を出た政則は表で張り込みを続け、ついに記事中の写真の男・安岡(三戸部貴彦)がやってくるのを発見する。安岡は逃走を図るが追い詰められると逆上。すると政則は自ら安岡の構えるナイフ目掛けて突進していく。刃は身体を外れたが、自分の命と引き換えに安岡をもう一度刑務所送りにしようとしたのだ。駆けつけた金八は軽々しく命を捨てようとした政則の頬を張り、「お前は一人じゃない。必ず守ってやるから信じてくれ」と言って肩を強く抱くのだった。
結論
なお、教員による体罰は現行の学校教育法では認められていない。
関連動画っ!
関連リンクっ!
- 金八先生 体罰集(YouTube)
- 『3年B組金八先生』金八の体罰シーン(Yahoo!知恵袋)
動画の体罰のシーンが全て載っており、おそらくこの情報を参考にして「金八先生 体罰集」が作られたと推測される
関連項目ーっ!
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