鉱とは、鉱石のことである。
漢字として
鉱
- Unicode
- U+9271
- JIS X 0213
- 1-25-59
- 部首
- 金部
- 画数
- 13画
鑛
- Unicode
- U+945B
- JIS X 0213
- 1-79-42
- 部首
- 金部
- 画数
- 23画
- 意味
- 旧字は鑛。
- 原鉱石、精錬していない鉱石、という意味がある。
- 〔説文解字〕には磺が載っていて、〔説文解字・巻九〕に「銅鐵の樸石なり」とある。
- 字形
- 形声で声符は広(廣)。
- 〔説文〕に礦の古文として卝が載っていて、卝が鉱石の象形であるとする説もある。
- 音訓
- 音読みはコウ、訓読みは、あらがね。〔説文〕に「讀みて穬の若くす」とある。
- 規格・区分
- 鉱は常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。 1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 鑛は常用漢字表に参考字体として載っている。JIS X 0213第二水準。
- 語彙
- 鉱業・鉱滓・鉱山・鉱床・鉱石・鉱脈
異体字
磺
- Unicode
- U+78FA
- JIS X 0213
- 2-82-56
- 部首
- 石部
- 画数
- 17画
礦
- Unicode
- U+7926
- JIS X 0213
- 1-66-72
- 部首
- 石部
- 画数
- 20画
- 磺は、〔説文〕の本字。JIS X 0213第四水準。形声で声符は黃。また硫黄のこともいう。
- 卝は、〔説文〕にある古文。〔周礼・地官司徒〕に卝人の記述がある。
- 丱は、〔正韻〕に卝と同じとあるが、これは総角を表す字。
- 礦は、〔集韻〕に磺と同じとある異体字。JIS X 0213第二水準。
- 𥐫は、〔集韻〕に「磺、或ひは𥐫に作る」とある異体字。
- 𥒩は、〔漢語大辞典・異体字表〕にある礦の異体字。〔篇海類編〕に「音、礦。金銀の璞なり」とある。
- 𨥑は、〔集韻〕に礦と同じとある異体字。
- 𨥥は、〔広韻〕にある鑛の古文。
- 𨨭は、〔漢語大辞典・異体字表〕にある礦の異体字。〔篇海類編〕に「音、礦。金銀銅鐵の璞なり」とある。
- 礦の簡体字は矿。
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