鋼鉄の白兎騎士団単語

ハガネノシロウサギ
1.1千文字の記事
  • 1
  • 0pt
掲示板へ

鋼鉄の白兎騎士団(はがねのしろうさぎ)とは、株式会社エンターブレイン発行、ファミ通文庫レーベルで出版される小説ライトノベルである。全10巻と短篇集1巻で構成される。著者は舞阪イラスト伊藤ベンが担当している。ジャンル乙女ファンタジー戦記モノ。なお、続編に当たる『ガブリエラ戦記』(全6巻、完結)についても本記事にて解説する。

小説作品一覧

概要

世界エスペリテ・ウモルに存在するパスティア大陸。その地に存在するうら若き乙女のみで構成された、『守護アルアラネの加護をいただく少女騎士団』、その兎耳を模した白銀の形から、人呼んで『鋼鉄の白兎騎士団(はがねのしろうさぎ)』。その白兎たる若き戦乙女たちの活躍を描く、美麗プリキラ最強乙女戦記小説シリーズ

物語主人公ブリエラ・リビエラ・スンナが騎士団長として、敵国との一大会戦に臨む……という場面から始まる。そこからの回想として、ガブリエラ団長就任までの数々の試練、難事、闘争、策謀、入浴によって物語は進行してゆく。

要な登場人物の大半が女性であり、しかも騎士団員にいたっては全員若い乙女という、特定の嗜好の読者を選ぶ作品のように思えるが、中世期特有の裸への恥らいのさ、それに加え騎士団内の戦乙女達に女子高校的なあげっぴろげな気があることや、特定人物以外の百合恋愛描写がほぼ絶なため、肌の露出の多いイラスト立つにも関わらずあんまりエロくないというある意味稀有な作品である。そのため表買いすると内容とのギャップに驚かされる可性がある。

作品全体を通して、ガブリエラの奇抜な機略によって事態がひっくり返され、彼女の類まれなる策士としての成長と、彼女の意思に反して果てしなく高まっていく悪名を楽しむ戦記・軍記作品となっている。

ガブリエラ戦記

『鋼鉄の白兎騎士団』が10巻で完結した後スタートした第二章に当たる作品。なお、イラストレーターは交代し、優木きらが担当している。全6巻で本編終了後、2013年2月下旬発売の短編集1冊をもって完結予定。

紆余曲折を経て白兎騎士団長となったガブリエラの、就任後にとうとう勃発した同士の全面戦争。ガブリエラの策略は、大にどこまで通じるのか。そして彼女い評判の高まりはどこに辿りつくのか。パスティア大陸の覇をかけた戦い、白兎騎士団存続の戦いが始まる。

関連商品

鋼鉄の白兎騎士団

鋼鉄の暗黒兎騎士(「白兎」短編集)

ガブリエラ戦記

 

 白兎騎士団の大団円(「ガブリエラ戦記」短編集)

 

関連コミュニティ

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 1
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

鋼鉄の白兎騎士団

1 ななしのよっしん
2012/03/02(金) 02:37:20 ID: o0sZKH3kH7
正直アニメ化か何かの為に伊藤ベンさん降ろしたとしか思えない位
雰囲気違いすぎるわ…
👍
高評価
0
👎
低評価
0
2 ななしのよっしん
2016/03/29(火) 03:13:30 ID: vVpWgQnPvc
スニーカー文庫だったかスーパーダッシュ文庫でこの作者が書いてた王子探しのやつが好きだったな、ストーリーはともかくファンタジー世界感や個性的なキャラが好きだった
👍
高評価
0
👎
低評価
0
3 ななしのよっしん
2020/01/19(日) 10:49:56 ID: kpWhlp84v9
今更ながらガブリエラ戦記の3巻まで読み進めてるんだけど、「鋼鉄の白兎騎士団」の1〜6巻まではめちゃくちゃ面かった。

世界観とかキャラは魅的だし、ガブリエラの立てる作戦も楽しめた。ストーリーもお様の乱とかすごいいし、新加入なんか最高に盛り上がってるのに、そこから落ちていくのはあんまりだと思ったw
アンがカッシゥスと話すシーンがないどころか、どう落とし前つけて白兎復帰するかもハッキリしないまま戻ってくるのはものすごく違和感あった。
あと10巻なんか大事なシーンばっかなのに描写が希薄過ぎたり理があって、買っちゃったガブリエラ戦記ごと古紙回収出そうかと思ったレベルだわ。理やり詰め込んだのは、大人の事情なのかなぁ。
ガブリエラ戦記に入ってからは普通に戦記物としては読めるけど、世界観やキャラから魅を感じなくなってしまった。

最後まで読み切るつもりではいるけど、なんだか舞阪先生が途中で飽きちゃったような印は否めない。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
4 ななしのよっしん
2022/09/18(日) 23:08:19 ID: v/78eonX1J
奇抜なガブさんの戦術は面いんだけど白兎の団員達のが高過ぎて、戦術なんていらんのじゃないかと思える
地の文でいくら兵差があって勝てないと説明されてる場面でも、実際の戦闘作戦行動の描写を見る限り、奇策なしでも普通に勝てそうとしか感じない
ぶっちゃけメンバー集めて敵の本拠地に乗りこんでお偉いさんを暗殺するか、兵糧を全部台なしにしてやるかのパターンだけで、全ての戦いに最小の被害勝利できそう
👍
高評価
0
👎
低評価
0