鍵山雛の野望とはニコニコ歴史戦略ゲーの一つで、「信長の野望・革新PK」に様々な作品のキャラクターを登録したプレイ動画である。通称は「ひなやぼ」
2008年9月に第1章が投稿され、2012年12月31日と2013年1月1日の最終章前編後編で完結した。
概要
タイトルから分かるように、主人公は東方Projectの鍵山雛、および彼女が所属する徳川家当主徳川家康。シナリオは群雄集結で、プレイヤー勢力は徳川家。プレイ動画+紙芝居のスタンダードな方式で作成されている。難易度は中級だが、この動画のCPUは神がかっていることでも有名。
舞台背景と史実武将について
登録キャラクター達が本物の戦国時代に迷い込んだというわけではなく、戦国武将たちすら何らかの力により戦国時代を模した世界に召喚されたという設定になっている。そのため、戦国武将たちには皆本来の歴史通り生きて死んだ記憶があり、前世の因縁をそのまま引き継いでいるものたちも多い。また、うp主の好きな史実武将も強化されている。
登録武将について
総勢180名あまり。登録武将は基本的に高性能を誇っており、東方Projectからは基本的に4面以降のキャラ(例外あり)をはじめとして、アニメ・ラノベ・ギャルゲ・ゲームなど多数の作品から参戦している。新たな作品の面子が判明するたびにうp主の引き出しの多さに驚きの言葉が寄せられる。ただし、死者が出ても復活はない。ゲーム内で討ち死にしたものはそのまま死んだものとしてゲームは続いていく。中には5人も6人も武将を殺しまくるキャラもいる一方で、一度も紙芝居にも登場しないまま死亡し『最初からいなかったことに』されてしまったキャラも存在している。
覚醒イベント
この動画の特徴の一つに「覚醒イベント」がある。これは、一部の武将がある条件を成立させると能力が上がるイベントである。史実・登録の両方に用意されている。
このイベントによる能力上昇は、基本的に限界値を超えて上昇する。また、プレイヤー勢力以外の武将が覚醒した場合は敵軍補正として上昇値が2倍になる。この覚醒によって、通常100付近を最高値とするステータスが200を越えるものも存在が可能になる。なお、この覚醒は謎の技術による自動発動であり、うp主自身にもいつ覚醒するか正確なところまではわからないらしい。
覚醒イベントでは能力上昇、適正上昇、固有戦法追加の他に特殊能力付与がある。これは文字通り一部の覚醒武将に特殊能力が追加されるというものであり、どれもかなり強力なものになっている。その分特殊能力持ちの武将数は少なく、覚醒条件も厳しくなっている。
また、同一勢力内で特定多数の武将が覚醒すると『役』と呼ばれるボーナスがつく。このボーナスでさらに能力の上昇や特殊能力の強化が期待できる。なお、『役』によるステータス上昇には敵軍補正はつかない。
神CPU
通常のコーエー作品の敵思考能力は低く、プレイヤーからするといかにも倒してくれという行動をとることが多い。
しかし、このシリーズでは敵勢力が毎回毎回まるでプレイヤーが操作しているようなタイミングで絶妙の動きをするため、横合いから思い切りぶん殴られることや、見事な肩透かしを食らわされることが頻発する。
特に飛びぬけて凄まじい超展開を起こされた時は『CPU暴走』のタグが付く。詳細は当該記事にて。
完結後の展開について
動画更新中も新規参入作品や新システムを導入したバージョンのテストプレイが別データで続けられていたが、本編完結と同日に投稿された『あとがき』動画にて続編の制作が発表された。
続編の『真・鍵山雛の野望』は2013年8月2日に始動。新要素や新規参入作品が大量に追加され、またしても目が離せない戦国の物語が幕を開けた。
関連動画
ついつい見てしまう飛ばせないことに定評のあるOP。また、その中で登場する多数のキャラクター・作品にも注目。これだけ登場してもまだOPに登場していないキャラがいることを考えると武将の新規登録数がどれほどかよくわかる。Nice OP.
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
関連リンク
より詳しい情報は下記wikiの「鍵山雛の野望解説」を参照するとわかりやすい
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