といったように、「不倫行為自体」および「その対象になった男」の双方を指して用いられうる言葉である。どちらかと言えば2.の「対象の男」を指して使う用法の方が一般的であるようだ。
「間男」と表記されることが多いが、「密男」と書いて「まおとこ」と読む表記もある。
概要
元々は「女性が姦通相手を見繕う行為」を指した言葉で「間男(まお)にする」といった使われたがされていた。この場合の「間」は「居間」などと同じ意味合いで、つまり「家族以外の男を部屋に招きいれる」という意味であった。現在では正式な夫婦以外に対しても使用されることもある。
女性である「妻」の婚外交渉に際して言う事が多い。これは人類においては異性愛者が多数派であるため、「男を相手に姦通する者」の大多数が女性であるためだ。ただし、「夫がバイセクシャルであり、男相手に婚外交渉をした」とか、「男性同性愛者カップルの片方が別の男性と浮気をした」などの例外もありうるであろう。
上記2.の用法では、「姦夫」(かんぷ)、「間夫」(まぶ)、「女敵 / 妻敵」(めがたき)、「密夫」(みっぷ)などの類義語もある。
「情夫」(じょうふ)も同じ意味で使われることがあるが、この「情夫」は「情を通じた男」というのみであって、特に浮気という訳ではないただの「肉体関係のある恋人」や「内縁の夫」を指すこともある。
これの女版、すなわち「女を相手として浮気すること」および「その浮気相手の女」を指す「間女」(まおんな)という言葉も存在してはいる。だが、なぜか「間男」という言葉と比べるとあまりメジャーではない。
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