関空特快ウイングは、かつて大阪府大阪市城東区と大阪府泉南郡田尻町を結んでいたJR西日本の特別快速列車。
概要
1995年4月20日~1999年5月9日までの間運行されていた。
京橋駅(大阪府)~関西空港駅の間を大阪環状線・阪和線・関西空港線を経由し運行された。
関西圏の定期運行快速列車としては珍しく一部座席指定制を採用していた。
大阪環状線内では大阪駅~天王寺駅を最速で結ぶ列車であった。
なお関空快速へのうれしートの設定は今のところ予定が無い(くろしお・はるかに着席通勤の役割を任せているため)・大阪地下ホーム開業で大阪駅にもはるかが停車するようになり、こちらがくろしおと共に大阪駅~天王寺駅を最速で結ぶ列車となった為、今後関空快速系で関空特快等の速達便を設定する事はほぼ無いと思われる。(ウエスト系もはるかをうまく使うんじゃない?知らんけど)
停車駅
京橋駅(大阪府)・大阪駅・天王寺駅・堺市駅・鳳駅・和泉府中駅・日根野駅・りんくうタウン駅・関西空港駅
使用車両
223系0番台(2500番台は関空特快ウイング運転終了後の紀州路快速運転開始時の運用開始)
運行終了となった経緯
- 誤乗が多発した。
(特に大阪環状線内のみ利用する客からの苦情が多かったらしい。) - 指定席車が固定されていなかった。
(一番後ろの車両。車掌からしたら検札するのが容易だったが、客からしたらややこしい存在であった。) - 指定席を設けたせいで自由席車の混雑度がアップ。しわ寄せがいく格好となった。
- 指定席も自由席も座席形状は一緒であり、指定席料金に見合った差別化が出来ていなかった。
- 運賃的にライバルに対抗出来なかった。
(関空特快ウイングの場合高速バスと違い渋滞にハマることはない一方で、着席保証あり・乗り換え不要な点は高速バスも一緒。それでJR線普通運賃+指定席料金よりも安価な高速バスに客が流れるのは当然であった。)
関連動画
関連項目
- 0
- 0pt