2012年衆議院議員選挙 獲得議席0記念 |
降伏実現党(こうふくじつげんとう)とは、幸福実現党を揶揄した表現であり蔑称である。
以下の記事はネタを多分に含みます。
降伏実現党(こうふくじつげんとう)とは、コメディ集団である。オフィシャルスポンサーは消費者金融計画的利用推進協会である。
概要
大川隆法が企画・考案した台本を元にコントを繰り広げる集団。そのコントのスケールは大きく、日本全土を舞台に数週間から数ヶ月、場合によっては数年に渡って行われる。集団名から察する通り、全てのコントのオチは「降伏する」。これだったら「久本雅美の大天才サーカス」を見た方がずっと楽しい(かもしれない)。
コント概要
覆面を被った謎の男“ぶっだ”(大川隆法)が作った新しい憲法草案「しん・にほんこくけんぽう」を日本で採用すべく仲間を選挙に 立候補させ、与党を目指す。しかし「しん・にほんこくけんぽう」に納得がいかない国民(主人公)全員が“ぶっだ”の仲間に投票をせず、最終的には“ぶっだ”は降 伏するという茶番劇。
脚本は大川隆法。映画「20世紀少年」の第1章をテレビで見て考えついた作品である。現段階では降伏実現党のネタはこれだけである。
第0回公演 2009年東京都議会議員選挙 (2009年7月)
この公演では第1回公演へ繋がる「プロローグ」的存在の公演であり、ネタのほとんどが第1回公演と同じである為見なくてもいいが、プロローグなので第0回公演を見れば第1回公演の面白さが増す。普段の公演と若干異なる。
予約チケットは約1千万人が手にしたが、当日の観客は数千人であった。
概要
コントはいつものコントを演じる。しかし大川隆法演じる“ぶっだ”は出演せず、劇作家として勤めた。“ぶっだ”の中の人は大川きょう子。結果として都議会議員選挙では誰一人“ぶっだ”の仲間は当選せず、“ぶっだ”は降伏した。
第1回公演 2009年衆議院議員選挙 (2009年8月)
本公演となった今回は公演会場を日本全土に広げ、予約チケットは10倍の約1億人が手にする。しかし観客は数十万人程度である。
概要
コントはいつものコントを演じる。前回登場しなかった大川隆法が“ぶっだ”の中の人として途中から登場。それまで中の人であった大川きょう子は覆面を脱ぎ、幸の薄い笑顔を振りまく存在になる。例によって誰一人“ぶっだ”の仲間は当選せず、当然“ぶっだ”は当選せず、そして降伏する。
ハプニング
衆議院選挙公示直前になって突如、言い出しっぺの大川が「(投票日に)当選結果よりも24時間テレビが見たい。」という個人的な理由で出馬を断念。すなわち、“ぶっだ”は何も始まってもいないにも関わらず降伏したのである。(=終劇)
突如卸された幕に観客の一部からブーイングが飛んだが、急遽差し替えでアニメ映画「太陽の法」が上映されブーイングは止み、皆スタンディングオーベーションとなった。
しかし終わったかのように見えた今回の公演はアニメ映画上映後、再び大川演ずる“ぶっだ”が再登場した。大川曰く、「スタッフとのちょっとした手違い。私は立候補します。」的な発言。コントはそのまま続けられた。
第2回公演 2012年 衆議院議員選挙&東京都知事選挙 (2012年12月)
3年ぶりの公演になった今回は、日本全土を公演会場とした”通常公演”と、東京都を公演会場とした”特別公演”の2本立てで行われた。(元々は特別公演のみが行われる予定であったが、大人の事情により急遽通常公演の開催が決定した)東京都民であれば、2本まとめて見ればより楽しめること請け合いである。
予約チケットは通常公演で約1億人、特別講演で約1千万人が手にしたが、当日の観客はそれぞれ十数万人、1万人程度であった。
概要
コントは3年前のものとは構成は若干異なるものの、基本的な流れは第1回公演と同じものである。
特別公演においては、ミュージシャンであり政治活動家であるトクマ氏が出演することが決定。トクマは9月に尖閣諸島に上陸したことでニュースに取り上げられ、ネット上で話題となった人物である。「9・18、尖閣に上陸した男、トクm(ry」というPR広告が都内のあちこちに掲示される事態となり、多くの都民に何らかの形で影響を与えたのは間違いないであろう。
当然ながら、衆議院議員選挙・都知事選挙ともに誰一人“ぶっだ”の仲間は当選せず、“ぶっだ”は降伏した。
問題点
あまりにも出来の悪いコントだが、観客はある種の依存症を持っているため何度も公演を見てしまう傾向がある。それが何の依存症なのかは定かではない。ある人曰く、「えーと私の3番目の懸念としてですね、ここに出しましたけど、カルト憲法なのかと。」と発言している。
関連動画
関連項目
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