陛とは、宮殿の階段のことである。
漢字として
陛
- Unicode
- U+965B
- JIS X 0213
- 1-42-37
- 部首
- ⻖部
- 画数
- 9画
- 意味
- 階段、天子のいる場所の階段、天子のいる場所の階段の脇に並ぶ、階級、という意味がある。〔説文解字・巻十四〕には「高きに升(のぼ)るの階(きざはし)なり」、〔玉篇〕には「天子の階なり」とある。
- 字形
- 形声で声符は坒。坒は地上階に人が並ぶという字である。
- 音訓
- 音読みはヘイ(漢音、呉音)、訓読みは、きざはし。名のりにきざ・のぼる・のり・はし・よりがある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校6年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 陛衛・陛下・陛賀・陛覲・陛戟・陛見・陛楯・陛対・陛陛・陛列
異体字
- 㙄は、〔集韻〕にある異体字。
- 𨻘、𨹼は、〔篇海〕にある異体字。
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