『雲の遺跡』(くものいせき)とは、yanagiPのニコニコ投稿5作品目、初のVOCALOIDオリジナル曲である。初音ミク、MEIKO、鏡音リン・レンを起用して制作されている。
概要
『雲の遺跡』は、2007年11月27日のミクver.が初登場。コンセプトについて
「キー高いのは上野洋子さんあたりをイメージということでどうかひとつ。作風はZABADAKの影響がモロに出てる」
と主コメで語っている。
壮大な、民族調の良曲として注目されたが、初版のものはいささか発声や発音に軽い部分、オケとのバランスどりなどに課題が残った。このため07年12月3日、修正版が発表された。
修正版によって、課題となっていた部分の克服に成功したyanagiPは、有力VOCALOIDプロデューサーとして認知されてゆく。
07年12月29日にはミクのVSQをレン用に転用・再調整(事実上の「作り直し」と考えて良いかもしれない)したレンver.を発表し、ミク・MEIKOのver.を抑えて一番の人気作品となっている。
原曲
雲の遺跡原曲 3ver.
初版(左)と修正版(右)
鏡音レン版
EXIT TUNES PRESENTS Vocalostar feat.初音ミクの13曲目に収録されている。
セルフアレンジ
原曲動画投稿から5年の歳月を経て、遂に発表されたMEIKO版。
MEIKOコンピCD「暁-AKA-TSUKI-」への参加に際しボーカルはもとよりオケ・コーラスに至るまでMEIKOの声質に合わせて全て一から作り直された専用アレンジである。
ミク版・レン版でもお馴染みの袖フィルターは健在。→神って言わせろ。
歌詞
光があふれる緑の大地 駆け巡るけものたち
微風踊る蒼い空 流れ行く白い軌跡
迷い込んだ両の手に 包み込む森の唄
黄昏にささやき 返るは遠いこだま
透き通った明かりが 振りそそぐ月の丘
草の香り 見上げる星の空
数多の頂越え 永久の谷の向こう側
はるか続く黄金色の地平
風の娘達の声 かすか響く子守唄
朝焼けに浮かぶ 雲の遺跡
時の鼓動 頬をよせて
震える手のひらに 届いた月のひかり
目を覚ました星のささやき
深き森にさまよい 銀の草原を越え
旅の果てに眠る星空
命の花輝き ただよう虫のざわめき
月の影に浮かぶ 雲の遺跡
数多の頂越え 永久の谷の向こう側
はるか続く黄金色の地平
風の娘達の声 かすか響く子守唄
朝焼けに浮かぶ 雲の遺跡
いにしえの園 光を越え―――作者HPより
関連動画
歌ってみた
VOCALOID・UTAUカバー
PV・MAD等
VOCALOID-PV
ゲーム系MAD
アイドルマスター
Project DIVA
合わせてみた
ニコカラ
その他
マイリスト
P自身の支援。歌ってみたもの、VOCALOID-PV等を収録している。
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関連項目
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