電気グルーヴとは、テクノを主体とした男性音楽グループである。静岡が生んだ暴れん坊。
概要
現在のメンバーは石野卓球(Vo,Syn,エレクトロニクス)、ピエール瀧(Vo,瀧)の2人。キューンアーティスツ所属。 当人たちは自分達を「電気」と略しているし、ファンからもそう呼ばれている。
電気グルーヴの前身はナゴムレコードに所属していたコミックテクノバンド「人生」である。その解散後電気グルーヴを結成、石野、瀧、CMJKのメンバーでメジャーデビュー。最初のシングルはTMNとのコラボレーションで「RHYTHM RED BEAT BLACK/TMN VS 電気GROOVE」としてリリースされた。
ファーストアルバム「FLASH PAPA」リリース後にCMJKが脱退し、新たに砂原良徳(まりん)が加入。その後もシングル・アルバムを精力的にリリースする一方、ラジオ番組「電気グルーヴのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)にレギュラー出演し、石野・瀧の2人による毒舌・ギャグが大人気を博した。コンサートツアーもギャグセンスを活かした奇妙なツアータイトルが付けられる事が多く、漫画キャラのパロディーTシャツ等のグッズも販売されていた。
初期の楽曲ではテクノサウンドに風刺やギャグを織り交ぜたラップを乗せるという作風が多く、ラジオ番組と連動したネタが入る事もあった。しかし1993年にリリースされたアルバム「VITAMIN」以降は、ギャグよりもテクノサウンドを重視した作風に変化していき、インストゥルメンタル曲も多く含まれるようになった。
1997年にリリースしたシングル「Shangri-La」はストリングスをフィーチャーしたラブソングという、これまでのテクノ+ギャグ路線とは異なる曲調であり、テレビCMでも流れた影響もあり大ヒットを記録した。同時期に発売された「A (エース)」も過去最高の売り上げを記録し、一般にも広く知られるようになった。このあまりの変わりように驚いた伊集院光が制作意図を尋ねたところ瀧は『ドリカムとか聴いてるやつらが買ったら笑うからw』と答えたとか。また、以上のように曲は非常にキャッチーな仕上がりであるが、ライブでの演奏スタイルは歌詞のカンペを仕込んだニワトリの標本を振り回しながら歌うというもので、相変わらずであった。
2001年に電気グルーヴは活動休止を宣言したが、2004年にベストアルバムを発売し活動を再開。2007年に発表したシングル「少年ヤング」から本格的に新曲リリースも再開し、2008年にはシングル「モノノケダンス」、アルバム「J-POP」「YELLOW」をリリース、2009年には結成20周年記念アルバム「20」、シングル「The Words」「Upside Down」をリリースするなど、2000年代前半までの沈黙を取り戻すように活動を活発化させている。
最近製作されたPVでは、1980年代に流行したファッションや小ネタをはさんでリアルに描写した「少年ヤング」、昭和アニメ風カオスPVの「カフェ・ド・鬼(顔と科学)」、ギターに魅せられた一人の男の夢と挫折をコミカルに描いた「弾けないギターを弾くんだぜ」、奇妙な妖怪達が登場する紙人形劇「モノノケダンス」、珍奇な歌詞をそのまま漫画化した「電気グルーヴ20周年のうた」などが話題となっている。
「カフェ・ド・鬼(顔と科学)」「弾けないギターを弾くんだぜ」「モノノケダンス」は親友でもある漫画家・天久聖一がイラストやアニメーションを手掛けている。
影響
- 1991年~1994年に放送された「電気グルーヴのオールナイトニッポン」で破天荒でブラックなトークを展開。そのトークは番組に時々乱入していた伊集院光のトークに多大な影響を与えた。また、卓球が気に入った曲を流す「今週のお薦め」のコーナーが発展する形で、コンピレーションアルバム「テクノ専門学校」シリーズをリリースすることとなる。
- 一時的に沈降していた日本のテクノシーンに尽力し、石野卓球プロデュースで日本最大の屋内レイヴイベント「WIRE」を開催した。(1999年~)
- アルバム『DRAGON』収録の、ライブのフィナーレを飾る定番の曲『虹』が、2006年放映のロボアニメ「交響詩篇エウレカセブン」の最終回に挿入歌として使われ、好評を博す。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
組織・人物
- 人生(前身バンド。卓球がリーダー、瀧も「畳三郎」名義で在籍)
- 砂原良徳(元メンバー。現在でも親交がある)
- 田中秀幸(アートディレクションを担当。ピエール瀧とともに映像ユニット「プリンストンガ」も結成している)
- 伊集院光(若手時代にラジオ番組を通して親友となった。最大の理解者の一人でもある)
- スチャダラパー(「電気グルーヴ×スチャダラパー」にて競演。余談だが、「HAPPY BIRTHDAY」("VITAMIN"収録)の曲中にてスチャの「Trio The Caps」のサンプリングが使われている)
- YMO(Yellow Magic Orchestra メンバーが強く影響を受けたバンドの一つ)
- Flipper's Guitar(メンバーが強く影響を受けたバンドの一つ。)
- Cornelius(小山田圭吾。元Flipper's Guitar。電気グルーヴを「違う学校にいる同学年の友人のようなもの」と評する。電気グルーブの解散危機を救う。)
タイアップ関連
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読み:デンキグルーヴ
初版作成日: 08/07/06 13:57 ◆ 最終更新日: 12/03/10 02:24
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